“セロ弾きのゴーシュ”もiTunes Storeで配信開始されました。 - 2008.01.26 Sat,00:11

録音は、2007年の12/20に東京の門仲天井ホールで、僕が主宰する、山猫合奏団(大島純,高山正樹,楠定憲,白石准)の演奏によるライブ録音されたものです。
チェリストの大島純氏の依嘱により、2005年に作曲されました。
当初は語り手が一人で、すべてのテキストと台詞を朗読していました、今回のヴァージョンは2008年版といえる変更が為された「チェリストがゴーシュを演奏と同時に騙り、その他に語り手二人+Piano」というものです。
この作品に基づく音楽作品はたくさんありますが、なかなか「下手だ」といわれるゴーシュの演奏が本当に下手なものはあまり耳にしませんが、この作品の演出ではプライドを捨ててもらって(爆)、「役者」として、「本格的に下手」に弾いてもらうことに初演から二年の歳月をかけ、ついに成功しました(爆)。
チェロの演奏とゴーシュの台詞は、大島純(おおしまじゅん)
語り手と、オーケストラの「ヴァイオリンの一番の人」は、楠定憲(くすさだのり)。
最初の晩にやってくる三毛猫をはじめとするゴーシュの家に夜な夜なやってくる登場人物と、町の音楽会の司会者は、高山正樹(たかやままさき)。
ピアノと活動写真館の楽長(指揮者)、野ねずみの子、は作曲した白石准(しらいしじゅん)です。
これは単なる朗読劇ではなく、音楽と賢治のテキストが有機的に結びついたものです。
編成としては語り手一人とチェロとピアノの三人でも演奏してきましたが、この編成をこれから基本的なものとして演奏していこうと思っています。
この記事を見た人は早速ここからご試聴(各トラックは30秒ほど試聴できます)の上お気に召しましたらご購入の手続きをされてダウンロードし、コンピュータやiPodなどでお聴きください。
WEBぶらあぼにも紹介が載っていますのでご参照ください。
CDも近々制作するらしいですから、そっちの方が良い人はもう少しお待ちください。
このすてきなジャケット、およびロゴのデザインは、宇夫方隆士さんの手によるものです。
配信開始されましたが、なぜかジャンルがサウンドトラックになっています(爆)
修正を依頼しましたがどうなることやら、、
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● COMMENT ●
tokoさんありがとうございました。
とても よかったです
今 試聴してきました。
あのときの情景が思い浮かべられるので なお一層感動しました。
音源だけで聞くのも良いと思います。子ども達にも分かってもらえると思います。
i tuneは苦手なので CDが出るのを楽しみにしています。
よかったよかった

僕もそう思います。
初日が近いベガーズ・オペラの練習で不在だったので明日に聴くことになりますが、これも楽しみです。
音楽ファンじゃない人にも“セロ弾きのゴーシュ”を聴いてもらいたいとは思ってます。
おめでとう
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1000枚単位でプレスするので、どう考えてもそんなに売れるはずがないので、どうするんだという感じですが、出さないつもりはないので、気長にお待ちください。
でも、怖がらないで、iTunesも挑戦されることを期待します