晩餐会
記事の投稿時刻からすると時間軸はかなりさかのぼりますが、去る11/7、新宿にある、ハイアット・リージェンシー東京(ついこの間まではセンチュリーハイアットだった)というホテルで企画された晩餐会に弾きに行ってきました。トランペット奏者の知り合いの大島健太郎君がこのホテルでの仕事を長年してきた関係でこのビッグプロジェクトの仕掛け人になりました。
写真には何気なくオーケストラの後ろの「垂れ幕」が映っていますが、この素材そのものも、オーケストラの響きを吸い取りすぎない素材で、とか色々この日を迎えるまでは試行錯誤や交渉が時に徹夜で行われたようです。
音楽家の言い分をホテル側が聞く耳をもったのも、その日だけ訪れる、たとえそれが有名な音楽家だったとしても果たしてそれがなりたったかと思います。
それは、ずっとホテルで働いてきた大島君であったからこそだと思うし、やはり、いろいろな仕事の現場で、その人の培ってきた信用が花を開くときというのがあるのだと友人として実に頼もしく思ったし、演奏面だけでなく、人を集めることや選曲(料理に合わせて僕にも曲の注文があった)の苦労はなかなか大変だったのだろうとおもいます。
この日のためだけに編成されたオーケストラ、指揮者は何度も共演している矢澤定明氏、メンバーの中には海外で活躍している人を含めなかなかのメンバーがあつまり、それほど大きな編成ではなかったけどすごく良いサウンドをだしていました。
演奏した曲は、メンデルスゾーンのイタリアの一楽章、そしてフィガロの序曲、ジュピターの終楽章でした。
そして僕は晩餐会のオープニングとエンディングでオーケストラが演奏する前と食事中ずっと休みなしに弾き続けていました。
お客さんが入るとき(このときだけはチェロの独奏@新日本フィルハーモニーの弘田徹氏との共演)からお帰りになるまでずっと弾いていたから二時間半から三時間は弾き続けていたことになります。
長時間弾き続けるというのは僕にとってそんなにめずらしいことではないけれども、「休みなしに」ずっと独奏し続けるというのはなかなかないので、譜面も持って行ったもの全部を弾いたわけではないけど、小さなトランク一つ分用意しました(爆)
演奏もタフだったけど譜面を持って行くのもタフな仕事でした(爆)
写真はたまたま僕が休むことができたオーケストラの演奏場面です。
このイヴェントに賭けるホテルの人たちの熱意を感じました。
オーケストラのメンバーとも実に懐かしい知り合いに会えたりして結婚式やパーティー、単なるディナーショウとはちがった、なかなか濃密な時間を過ごしました。
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