チェレスタ再び
2006-01-21
今日は京都で京都市交響楽団の演奏会でチェレスタを弾いた。たまたま調整を昨日お願いしたので、友人でもある森田ピアノの森田歩氏が仕事をしているところを撮らせてもらった。
普通はなかなか中身を見ることもできないので、良い機会だから公開しよう。
動画ではないのでわかりにくいが、ピアノとは違って、必ずしも鍵盤の並び順にハンマーは並んでいない。
どういうことかというと、二つの隣り合わせの鍵盤を押すと、ハンマーもその隣が動くわけではない。鉄琴を並べているので、ピアノに於ける弦の幅とは違いスペースが必要だ。
ゆえにピアノのように、鍵盤の延長線上に弦が並ぶ(ピアノも厳密に言うとそうではなかったりするが)ようにはいかず、上下に鉄琴が格納されている。
ゆえにある鍵盤を弾くと上のハンマーが動いたりその隣を弾くと今度は下のハンマーが動いたり、あちこちに飛ぶので弾きながら耳を澄ますと、実に位相が変化しステレオで右から左から立体的に聞こえる楽器なのだ。
もちろん客席で聴く分にはそんな位相は分からないけど(爆)
あと、見れば分かるとおりピアノのように、鍵盤からハンマーまでの構造が複雑ではなく、必要以上の強さで弾いたまま鍵盤を押さえていると、ハンマーが鉄琴にくっついてしまうから、ピアノの弾き方をそのまましてしまうと駄目だ。
(ヤマハのそれはピアノと同じアクションにしているからそれが「チェレスタ」だと思っている人は多分この元々のチェレスタという楽器には相当不満に思うだろう)
今日使った楽器はドイツのシュトゥットガルトのシードマイヤー社製のもの。
なかなか湿気に敏感らしくハンマーと鉄琴の接近(の距離)が僕が京都に来る数日前に調整して頂いたものと実際に自分が弾いたときと違ったらしく、秋の空の様な女性風な(意味不明)楽器でした。
奮闘中の森田歩氏。小さい写真はクリックすると大きくなります。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://juninho.blog16.fc2.com/tb.php/71-559dfdc1
★2006/1/20京都市交響楽団定期演奏会
自分は神奈川に住んでいるのに、光栄にもたびたび呼んでもらっている京都市交響楽団の演奏会としては、たぶん今回が企画としては、6回目の出演になるが、定期演奏会に出るのは初めてである。今日は井上道義氏の棒で、ロシア

★来る2009年7/5(日)より、8/9(日)まで東京渋谷のPARCO劇場で上演される宮本亜門演出でソンドハイム作曲の作品、


