根津美術館に初めて行ったら、、 - 2012.11.04 Sun,07:12
会場は、自分もかつて弾いた事がある、横浜山手の西洋館エリスマン邸の設計でも有名な建築家レイモンド作の和洋折衷型住居跡のM.F.Y.サロンでした。
その演奏にはもの凄く感動し、自分が山猫合奏団の作曲でずっと考えている事にも繋がる発見があったのですが、そのことはまたいずれ別記事で。
そのM.F.Yサロンは、根津美術館の庭園の隣にあるのだが、肝心の根津美術館には東京生まれのくせに今まで一度も行ったことはなかったのです。
会場に着くにはちょっと早い時刻だったので、時間つぶしに入ってみました。
そしたら、あまりの庭園のでかさにびっくり。
結局小一時間の滞在中、メインの建物中の美術品を見る事は無く(爆)、庭園で過ごしただけで終わってしまった。
その中の一枚がこれ。
やはり、時間つぶしに来るなんて失礼な場所でしたね(爆)、気合いを入れて来るべき場所でした。
でも、実は、100枚以上撮ったのですが、撮ったSIGMA-DP2Merrillというのcameraは非常にデリケートな造りで、撮影技術を要求するので、これもシビアに見るとピンぼけなのですが、一番マシということで、投稿しますが、残念ながら他の写真は露出がおかしかったりほとんどピンぼけで全滅でした(泣)
だから、この写真は、百何十分の一の一枚になります。
でも写真というのは、ある意味「選別の芸術」だから、捨てられる写真が多いのは当然でしょうね。
報道写真でも芸術写真でもプロの人は、一枚新聞や雑誌や展覧会に出すために、その影で何百枚、もしかしたら同じモティーフで何千枚も捨てられる写真があるのかもしれないのだろうから。
サッカーの試合で、沢山の「ながーいレンズ」を付けたカメラマンの集団をよく見ますが、90分の試合の中で、何枚撮っているのか知らないけど、どう考えてももの凄い連写で撮っているから夥しい数なんだろうけど、ニュースになるのは数枚だけだもんね。
撮るのも大変だけど、選ぶ人(別の専門の人かも知れないけど)も締め切りのある時間内で、それは大変なんだろう。
また自分のやっていることにこじつけて書くけど、作曲も、演奏も芝居もダンスの練習も、本番で使う手段に至るまでの試行錯誤というのは、一秒で通り過ぎてしまう箇所に時と場合によっては、もの凄く時間が掛かっている事もあるわけで、手段は違うけど同じだね。
やっぱり三脚はこういう場所では迷惑掛かるから使わない方が良いけど、持ってた(じゃないか!)一脚は使うべきでした。
撮った直後cameraの液晶画面に映っているものを一々拡大してたら、ただでさえこのcameraの電池の持ちは悪いので(100枚撮れないのです(爆))細かく見てなかったが帰って自分のMacbookで見て愕然としました(爆)
手振れしないで頑張ったつもりでもやっぱり夕方のちょっと暗い光でかつ、木漏れ日の差す茂みの中が多い日本庭園では撮影はとても難しかった。
庭園にあるだけの仏像の数々や、京都に行かずとも「わびさび」を感じる苔生した(をを!こけむした、とはこう書くのか)建物があちこちに点在し、これは、また行くしかないと思いました。
M.F.Y.サロンの窓からも、この庭園が「借景」(Wikipedia)として演出されるように窓があると聞いたことがあるし。
もちろん、建物の中にあるものにももう一度お目見えしないと。
ロビーに置いてある仏像だけでも圧倒されましたが、開演時刻が迫ったので泣く泣く美術館を出ました。
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