つい入っちゃいました(爆) - 2012.10.02 Tue,14:33

残念ながら、浴槽(この字に「ゆぶね」とふりがながふってありました。)の後ろの壁には「富士山の絵」は無く、なにも書いてない壁だった事と、脱衣場に瓶の「フルーツ牛乳とコーヒー牛乳、そしてパンピー(若い人は知らんだろう、昭和30〜40年代の銭湯には必ずあった、角張った瓶入りのオレンジ味のジュースだ)」が無かった事、そしてサウナが完備(別料金で200円だった)以外は、郷愁に浸れる、しかしながら、地元の人にとっては、「リアルに存在して居る大事な場所」な感じが良かった。
男湯と女湯の間にかつてあった「番台」は、思春期の男の子の、この世でもっとも憧れの場所でありましたが(爆)、ここは、最近の健康ランドと同じで、玄関を入ってすぐのところで料金を払うシステムになっていました。
料金は、400円。
昔と比べたらそりゃ高いけど、健康ランドより凄く安い。
脱衣所には、ああ、懐かしい、定番の、
アナログな体重計がありました。
何十年ものなんだろう。


こんな感じに見えます。
銭湯と言えば、下駄箱から引き戸を開けて中に入るとすぐ、番台と脱衣場だったから、有名なフォークソングの「神田川」(知らない若い人の為に、歌詞はここ)じゃないが、両親と行くと、早く出た方が外で待っていて湯冷めしちゃうような風情だったのに、今は健康ランドと同じく、男女ともこの部屋で待ち合わせをする事ができるんですね。
かつてはここもこんな部屋はなかったのだろうな。

風呂を出た後、黄昏の頃を撮りました。
子供の頃の気分にもなれたし、なんか、板橋界隈は東京生まれの僕としても墨田や上野近辺の街と違って全く縁がない場所なので、凄く腹が減ったし、商店街をぷらぷら歩いて何か食ってから帰ろうと思い立ちました。
それはまた、別記事で。
そうそう、前回この銭湯の先にあるファミリー・マートで買い物をしたとき、電子マネーカードのWAONの残高が足りなかったので、1000円チャージしてそのまま買い物をしたら、それを読み取る機械の所に置いたまま帰ってしまいました。
翌日近所のスーパーに行って払おうとしたら無いことに気づき、レシートから、コンビニに電話したら、ちゃんと回収してあるとのこと。
昨日、無事回収し、それで買い物もできましたし、店員のおばあちゃんが、僕が前回チャージしたことも覚えていてくれていて、なんか、こういうお店でなにげない会話(この後、すごく昭和の香りのする洋食屋でハンバーグを食ったときも)が出来るのが、今時の都会じゃなくて良いなあと思いました。
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