RolandのFP-7Fはとても弾きやすかった - 2011.04.14 Thu,03:10
DomingoのConcertの二日目の今日は初日と違って88鍵のdigital pianoをRoland社から借りました。
本当はRD700というStage Pianoの名器や、究極のStage PIanoのV-Piano(今もっとも欲しい楽器)を借りたかったけど前者は在庫がなくて、後者はElec.Pianoの音色がもともと着いてないという理由で、これになりましたが、意外とというと失礼なのですが、素晴らしいレスポンスですごく初日より楽に弾けました。
初日はpianoというよりはKeyboardである、61鍵の自分のXP30という昔のオルガンタッチのものでしたから。

この楽器はもちろん二つの音色をsplit(分割)することができて、一曲Celestaに乗り換えなければいけないものがあったのだけど、celestaは遙か彼方のHarpの横にあるし、それならと、右手の高い音域をそれにして下をPianoにするセッティングを一つ作り、ある曲はそれで臨みました。
一緒にKeyboard Amplifierも借りましたがすごくいい音でした。
やっぱり僕が持って居る小さいものは自分のMonitorに使うべきだね。低音の存在感が全然違う。

今回は使わなかったけど、面白いのが、もちろんMIDIのdataも再生しながら演奏することができるのだけど、Audio Fileも再生できる機能がついているということだ。
最近はすごいね。
だから、Classic系の僕としては、生のStrings QuartetやTrioの演奏をあらかじめ録音しておけばPianoのQuintetやQuartetをそれをカラオケにして演奏できるのだ(爆)
MIDI dataのカラオケより絶対にすごそうだ。
もちろんmicrophoneも入るし、この楽器自体にspeakerがついてるから弾き語りも同じ所から音がでる。
象牙の鍵盤みたいな手触りもとてもGoodでした。
最近のRolandの技術は、強弱を付けたときにその段階がたしかにMIDIのお約束で128段階しかないのだけど、その階段が無段階に聞こえる様に工夫されているから昔の電子楽器を弾くときに生のPianoとの違いに腹を立てるという感じではなくなっています。
Split pointの境目の強弱で弾くと、PPでなめらかにlegatoしているのにあるKeyだけ突出して大きい音が出てしまう、ということが時々ありましたがV-Pianoではそれが完全に解消されているし良いamplifierとの組み合わせであれば、酷い生楽器より気持ちよく弾ける事は間違いない。
昨年演奏していたMusicalのSHE LOVES MEや、Guys and Dollsみたいな仕事は、弾きながらbandに合図する役だったので、音楽監督も僕には他の音色に切り替えて演奏するということを求めなかったからPianoの音一つだったわけで、今思えば、V-Pianoで弾くべきだった。再演があったら絶対にそうする。
でもこのFP-7Fでも十分気持ちよく弾けるとは思うなあ。
これはリーズナブルだし今こういう楽器を買おうと思っている人にはお勧めですよ。
家での使用を第一に考えるならスピーカーがあるしね。

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