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    期限付き移籍@Westside Story2009来日公演 - 2009.07.21 Tue,23:59

    以前この記事で告知したとおり、WSS2009RH今日は、写真のように50周年記念公演としてもうすぐ開幕する来日公演の"Westside Story"のオーケストラのリハーサルに行ってきました。

    たまたま、今上演中で参加している"Sunday in the Park with George"が休演日だったので、誰にも迷惑かけることなく(爆)出かけました。

    編曲は、前回2006年でやったヴァージョンとほとんど同じで、役割も、写真に映っているアシスタント・コンダクターのSylvain Bousquet氏が通常弾いているピアノパートを彼が振る7/25の昼公演@名古屋と東京では、7/30と8/5の東京公演を僕が弾きます。

    不思議なもので、このメンバー(一部のプレイヤーはブロードウェイからワールドツアーに帯同している人たちで他は日本人)はもともと演奏能力が高いとはいえ、何度もこの作品をやっていることもあるだろう経験値からして、最初ほとんどノンストップでさあっと一度終幕まで通したとき、もうこれでそのまま明日から本番でいいじゃんって感じでした。
    (もちろんその後、指揮者による指示でよりすばらしく活き活きしてきたけど)

    毎回つきあうたび(僕にとっては1996年と2006だけだけど、それ以外にもたくさん乗っている人たちは居る)に本当にこの作品は古典というか完全にレパートリーになっていて、何十年も前だったら曲によっては何回もやり直さないと合わないことがあったろうに、もうみんな涼しい顔してノリノリで弾く時代なんだなと、最初は弾かないで見学していたのでそんなことを感じていました。

    今じゃ子供たちのオーケストラでストラヴィンスキーの春の祭典なんか演奏しちゃう時代だから、あたりまえなんだろうけど、去年のCHICAGOもそうだったけど、初めて来日するアメリカのミュージシャンたちは日本人の技術の高さに驚いてくれるね。

    昨日までは、自分がレギュラーのプレイヤーで代役の人がリハーサルの時に不安な面持ちで横で見学していたのですが、今日は逆の立場。

    でも、この曲は自分の中でももっとも長くつきあっている作品とも言えるので、二日だけ参加して、間が空いて、その間には別の演奏をして、いざ週末に本番というのは、緊張はするけど、見学の後、交代して貰って弾いてしまうと、なにか「思い出す感覚」というのがあって、稽古場に現れたときと去るときで雲泥の気分の差で安心して(油断するなよ)帰る事ができました。

    そういう点では、現在弾いている"Sunday in the Park with George"はとにかく弾いたことのある日本人自体極端に少ない(今回が初演だと思ったらどうやらかつて上演されているらしい)し、音符自体めちゃくちゃ難しいしトリッキーだから、レギュラーで弾いていても慣れるのに最近までかかったから、それの代役をしてくれている野間美希さんというピアニストのプレッシャーは相当なものだと思います。

    週末は"ハンナのかばん"を弾いていたわけで、この一ヶ月は三本の芝居と三種類のコンサートを経験できて、恐ろしく脳を活性化させてもらっている気がします。

    明日は午後から僕にとっての最後のリハーサル(オーケストラの皆さんは23日に名古屋に入り舞台稽古、24日に初日を迎えます)をして、夜はまたPARCO劇場でソンドハイムのミュージカルを弾きますから、ある意味Westside Storyは作詩がソンドハイムだし、7/30と8/5もソンドハイム・Dayになります。

    WSS1996指揮のドナルド・チャン氏と1996年に撮った写真がでてきた(爆)

    Jun&Donaldそしてこれが今日だ。
    二人とも頭が白くなっちゃった(爆)
    でも彼の棒は本当に大好き。
    別の記事でも書いたけど、この作品をもう千数百回振っていて今回ももちろん暗譜で振るんだろうけど、いつ見ても新鮮。
    この作品、そしてミュージカルという仕事の世界で出会った僕にとって最高の指揮者。
    笑顔のアイコンタクトでみんなにオーラを振りまく指揮者はなかなか多くはないのです。


    マイケル・メザ96年から仲良しのトランペットのマイケル氏。話しかけてくるときはいつもベートーヴェンを弾いてくれといって、弾いてあげると異常に喜ぶ(爆)
    ラッパの音は最高に元気が良いけど、別れの時が来ると実に涙もろくてすぐ泣いてくれる。

    ジェイソン@Bass2006年の時から共演したBassのジェイソン氏、リハーサル中はしょっちゅうこっちをみて笑いながら弾いてくれる。
    後で紹介するアシスタント・コンダクターのシルヴァン氏と子供のようにはしゃぎながら弾いている。
    こんなに長い間同じ作品を弾き続けているのにどうしてこう楽しそうにできるのかな、、。
    と考えたら、もちろんツアーで移動のたびに周りのプレイヤーが変わるからその初日だったし、いろいろな感想があったのだろうね。
    この楽しく弾くということについては僕にも自信があるので(爆)、Sunday in the Park with Georgeに復帰したときは真似しよう。

    そういえば、また話が飛躍するが、Sunday in the Park with Georgeの演出家、宮本亜門氏が、オーケストラに向かって、「オーケストラの皆さんは、今回ピットに入ってお客の目の前では弾かないけれども、とにかく楽しく演奏しているところを最後にビデオカメラで客席に映すから服装も色とりどりにして明るくやってください」と言ったことを思い出したので、昨日の公演から自分にカメラが向いた時にカメラ目線で弾いてみたらスタッフに異常に受けた。

    シルヴァン最後に、僕が代役を務めさせて貰う、シルヴァン氏。
    長身で手も指も長いからうらやましいよ。
    前回2006年はロイド・パギア氏で、彼ともすごく仲良くなったけど今回もすぐに友達になれた。
    対面して彼が弾き出し、いろいろしゃべっている間に、「俺、この曲数百回弾いているけど好きなんだよな」と言いだし、前述の様に僕やジェイソンやドラムの人(名前忘れた)と目配せしながら楽しそうに弾いている(譜面あまり見てないし(爆))余裕がうらやましいが、そりゃいくらかつて弾いたとはいえ、三回しか弾かない俺はそんな余裕こいている場合じゃないから、弾いてない時には「マンボ!」と叫んだり、はしゃいで踊ってたけど、楽器の前に行ったらとにかく任務遂行。

    二人のピアノは本当にタイプが違うけど、レヴェルの高いいろいろな人が同じ曲を弾くのを見るのは楽しい。
    彼だけ名古屋に今晩から入って明日はきっとピアノを弾きながら(ないしは棒を振りながら)舞台稽古を進行させるのでしょう。
    週末の名古屋での再会が楽しみです。

    1996は全公演弾いたこともあって、とにかく楽しかったことだけ覚えているし、2006年は正直言うと96年にやったことの自信がある意味邪魔して編曲が違ったことでちょっと面食らっておどおどしていた感想があるけど、今回はこのスケジュールだし練習もほとんど出来ずに臨んだから自信はまるでなかったんだけど、その慎重さが幸いして体の中から思い出すことと前はあわあわしていたところが全部余裕を持って弾くことができることを実感したから楽しい。
    きっと明日はもっと楽しく弾ける。

    なんか長い間同じ作品につきあうことと、最近ものすごく負荷のかかっているコンディションというのは潜在能力を引き出すことにもなるんだなと思って、疲労していると思ったのに、久しぶりに聴いたこの音楽のすばらしさに、疲労は感じなくなり、その渦の中にいる幸せを感じました。

    いろんなパートがそれぞれ大変に難しい作品だけど、今日は見学していて、やっぱりドラムスと別に居るパーカッションの本間麻美さんの乗り換えのものすごさに感心していたら、外人チームも同様に驚いていました。
    様々な楽器を一人で全部やっているんだけど、聴いている人は数人でやっていると思うだろうな。
    wss2009

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    ● COMMENT ●

    スラングも多いしね

    不良たちの使う英語、それも1950年代のスラングもあちこちにあるみたいですからね。

    確かに同時期にSunday in the Park with Georgeを弾いていると、Westside Storyはオペラだなあと感じます。

    歌で表現しているか、台詞に音楽を載せているか(あるいは音楽に台詞を載せているか)の違いは明白だと思いました。

    ダンスと音楽と劇と・・・

    娘と観にいきました。

    階段を上がっていくと、ホールの扉から、何か不思議な音が洩れてきていました。「あら、オーケストラの人々が練習しているんだわ!」って思って入ったら、オーケストラピットに人だかりがあり、それはピアノとバイオリンの人が、「愛の挨拶」を弾いていているのでした。
    私達の席は、3階からやがて4階になるところでしたので、ピットの様子が良く見えました。生の音が立ち昇ってくるのは、やはりいいです。白石さんの出演の時でなくて、とてもとても残念でした。

    このミュージカルは皆さんが良くご存知なので、あまりつっこんで書けませんが(笑)、生を観たのは2人とも初めて、とても楽しみにしていました。

    まず、ダンスが素晴らしかったですねぇ!バレエを観ているかと思えば、大胆なアクションがあり、興奮しながら観ていました。何でも皆25歳以下らしい!若い!エネルギッシュ!つま先が綺麗で素晴らしい!群舞もいいなー!

    歌!これは聴きなれていたけど、素晴らしい!オペラを聴いているようだった。アニタは歌い 踊り歌い踊り あれって生?ですか?
    娘は、高校生の音楽の時間に、「トゥナイト」をトニー役とマリア役にわかれて自分達で振り付けて歌うテストがあったらしい 。映画も音楽の時間を使って全部観たそうです 。とても懐かしがっていました。
    私の高校生のころには、そんな先生いなかったなー。

    劇 言葉  
    これは、前々日に観た「サンディー イン ザ パーク」の音楽の ソンドハイムが、作詞しているというので、びっくり!!
    で、娘は目があまりよくなくて(裸眼でギリギリ車が運転できる)、字幕が良く見えなかったので、英語で聴こうと頑張ったのですが、「なんか、変な訛りがあって、よくわからなかった」 と悔しがっていました。
    しかし、怪我の功名?で、パンフをみて、スペイン語も混じっていたらしいことが発覚。
    これには、意味があってプエルトリコ移民はスペイン系であるので、劇ではその言葉が使われていたこと   そして、このミュージカルは白人とプエルトリコ移民との対立 人種差別批判をも示唆することがあったことが、わかり 親子で納得していたのでした。
    また、家にCDがあるので、聴いていたら、「歌の一部に古い英語が使われている」と娘。 
    あーこれって古典なのだなー 言葉にも拘っているなー と改めて納得していたのでした。

    娘は、もう一度観たいと言っていますが、娘には これから いっぱい好きな観劇をできるわけです。
    そして、いろいろな経験をしてほしいものだ と母として、感慨を新たにしていました。





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    (新しい記事には極力付けるようにしていますが、全記事検索にはほど遠い状態ではあります。
    少しずつ古い記事にもtagを付けていく所存であります。
    検索しやすいように日本語でtagを付けていましたが、URLにすると、メールなどで、日本語の部分を認識してくれないことが判りましたので、今は日本語で書いた方が良いと思われる地名や固有名詞以外のものは英語に書き直していますが、勿論一辺には出来ないので同じ言葉が日本語と英語で別れているという妙な事になっていますが、追々統一したいと思います。)

    My Works

    iTunes Storeで配信されている、僕の作曲した作品です。
    両方とも宮沢賢治の物語を元に「語りと音楽」による編成で作曲されています。
    “どんぐりと山猫”については、ここ
    “セロ弾きのゴーシュ”についてはここ
    に補足説明があります。
    これらの作品の生演奏のオファーも随時ここで受け付けています。

    二つの作品のうち、“セロ弾きのゴーシュ”はこの真下の欄にあるようにCDとしてもリリースしました。

    お断り

    commentやtrackbackは記事そのものに直接関係ない(記事が取り上げていることに関連があったにせよ)と僕が判断したものは断りなしに削除させていただきますし、頻発する迷惑投稿を拒否するために認証後反映する時もありますのでご容赦。

    PhotoはものによってClickすると写真共有サイトや、そのまま大きいサイズで見ることができます。

    様々なテーマについて投稿することにより将来的には一種の白石准の百科事典のような「作品」に成長していくことを期待しています。

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