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プリンターよ地獄へ落ちろ! - 2010.05.10 Mon,22:45
(白黒のドキュメントである譜面を出力しているのにシアンがねえといわれてプリンタがストライキしてやがる)
http://theoatmeal.com/comics/printers
Go to Hellと罵ってみたら、Printers were sent from Hellだってさ(爆)
本当に思い当たることしきり。
実際レックスマークのプリンタ一時3000円で買ったけど、インクを買い足そうとしたら、本体より高いからそのままプリンター捨てた(爆)
長い間カラーインクを使わないとカートリッジに不具合が起きそうになるのは判るけど、どうして白黒しか出力してないのにこんなに早くカラーインクが無くなるか、本当に詐欺な設計だと思うよ、糞~~~~~~~~~~~
今はCANONで、性能には申し分ないんだけどね。
事業仕分けするなら、このプリンターの「慣習」を改め、カラーインクを搭載しない白黒専門の高速インクジェットプリンター出したら環境にも優しいし経費も安くなるのに、、、。
写真は良く撮すけど、紙に出力したのはこの10年間トータルで100枚も無いかも知れません。
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Hi! - 2010.05.10 Mon,18:46

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直立猫人(再投稿) - 2010.05.08 Sat,21:17
しかし、何が気になってるのだろう。
いつの間にかオリジナルは削除されていたので、
その動画にまた上手い具合にレタッチしたものを発見。
オリジナルを見てない人の為に書くと、この猫は本当に立っているのです。
衣装やサーベルなどは後でレタッチしたものです。(右側のギタリストも)
http://www.youtube.com/watch?v=gZy2I8csVQU
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新宿西口の「顔」 - 2010.05.07 Fri,11:35
ニューヨークタイムズにCHICAGOの日本公演について関連記事発見@CHICAGOこぼれ話23 - 2010.05.07 Fri,08:58
懸念して前回の記事には公開しなかったけど、ジェニファーはそこにあるとおり、ハニャック@芝居の中で唯一「英語」を話せなくてハンガリー語で訴えるハンガリー人を演じます。
http://www.nytimes.com/2010/05/01/theater/01wright.html?ref=theater
アムラもこのムービーの時点では、たまたまだろうけど「私に罪はない」が「私に妻はない」になってますね。(爆)
発音ってちょっとした違いで意味が変わっちゃう言葉があるから難しいね。
僕らが銃のつもりで「ガン」といっても、彼らにはGunには聞こえないらしいし、先日のジェニファーと合わせていたときも、「可愛いベイビー」が「怖いいベイビー」に聞こえたので意味が正反対になることを伝えたら大受けでした(爆)
昨日(5/5)初めてアムラの歌も聴きましたが、歌はもとより、発音も実に明快ですばらしかったです。
どんどん慣れてきたらまるで洋画を吹き替えで観ている状態が舞台で観ることができるのでしょう。
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いい、うまく落ちた - 2010.05.06 Thu,10:48



まさにゴーシュの弓が躍動している。
舞台袖からスタッフが撮りました。
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アルテリッカしんゆり2010に山猫合奏団が“セロ弾きのゴーシュ”で挑みました - 2010.05.05 Wed,08:26

山猫合奏団の公式ページにも告知がされていますが、昨日無事終了したので感謝いたしましす。
早い時刻の公演だったので写真を撮ったりする暇がなくそのうちなんらかの画像がオフィシャルなところから来ると思うのでそのときまた記事にしようと思います。

懸案だったラ・フォンテーヌの三つの寓話も予想外に歌なしでも成立していたようで、ほっとしました。
この記事の画像にあるような“セロ弾きのゴーシュ”や“どんぐりと山猫”の広告を仮想空間で楽しみたい人は、専用ブログへどうぞ
もちろん、このジョーク画像のおじいさんが掲げているのはCDの値段です。
名称:山猫合奏団“セロ弾きのゴーシュ”
日時:2009/5/4(火祝)11:00 開演
場所:昭和音大北校舎第一スタジオ(小田急線 新百合丘駅 北口スグ)
料金:2,800円 ※全席指定
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明日の山猫合奏団のゴーシュの前には再びラ・フォンテーヌの寓話に挑戦します - 2010.05.03 Mon,23:03
http://juninho.blog16.fc2.com/blog-entry-1154.htmlや、
http://juninho.blog16.fc2.com/blog-entry-1157.htmlの記事に意気込みをもって記した試みを、今回は、オリジナルの歌唱はなしなので、果たして独立したパフォーマンスが上手く成立するか不安でもありますが、数ヶ月ぶりに挑戦します。
それについて明日にたぶんプログラムに載るであろう、この試みについての原稿を追記に紹介しておきます。
興味を持った方は明日会場にお越しください。
まあ、もう修正は間に合わないけど、文字数も制限があるし、この文章は僕が書いた乱文を高山正樹氏が見事に再構成してくれたものなのですが、誤解を招きそうな箇所をまた混乱させるように書き直してみました(爆)
「ピアノの独奏曲より歌曲やソナタの伴奏の方が好きという、おかしなピアニストがここに生まれたのです。」
とあるけど、もちろんこれは、どちらが好きという問題ではなく、
「独奏するのもピアノならではの楽しみではあるが、歌曲の世界、そして詩の朗読や劇音楽の中でピアノを弾く喜びを知ってしまい、ひいては自分でも言葉やストーリーとともにある音楽を作曲しようと思うようになった音楽家がここに生まれたのです。」
という感じのニュアンスです。
器楽とのアンサンブルをする喜びはまたツボが違う事です、この場合。
それは説明なしに明日のチェロとの対決(爆)、に象徴されることでしょう。
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これはMusicalの日本語上演としては歴史的な公演になるかも@CHICAGO 2010 Japan@CHICAGOこぼれ話22 - 2010.05.03 Mon,22:18
ヴェルマ役のアムラさんや、ドラマーのハインリッヒさん、そして、女囚の内の一人を演じるジェニファーさん。
みんなすぐに打ち解けるフレンドリーな人たちでした。
早速ドラムスのハインリッヒと第二ピアノの荻野清子ちゃんと僕とで、序曲とAll that Jazzのシーンから、ダンスの練習に今まではきよちゃんか僕が単独で弾いていたわけだけど、初めてマエストロ上垣聡ちゃんの棒で、本番と同じ場所で弾いた。
この作品はご存じの通り、舞台上にひな祭りの人形状態で常にミュージシャンたちが座っているし、世界共通の装置なので、日本人による初演を経験した僕らは、久しぶりの空間で弾いたわけです。
なんか以前住んでいた場所に戻ってきた感じです。
それまでの練習は、舞台装置の下手側に置いてあった楽器でやっていたから、、。
それに加えてもう二つの事に感じ入りました。
一つは、群舞の中に来日組のメンバーが居ることがなんにも違和感の無いことです。
今までも、Westside Storyの来日公演で、ピットの中にブロードウェイから来ている演奏者と日本在住の人が混じっていることは何度も経験あるし、12ヶ月のニーナ(1987年くらいに青山劇場で上演された、原作は「森は生きている」で、作曲はロシアの作曲家ロディオン・シチェドリンで、今じゃお蔵入りしちゃった作品だけど音楽は最高にすばらしかった。)では、最初から二人ほどアメリカ人のキャストが入っていました。
(ペレストロイカの頃で、日本とアメリカと当時ソ連だったか、のスタッフたちが三国同盟の公演としてやっていたし、仕事でミュージカルに関わった最初の作品)
でも、これは、前回全員日本人で経験した公演の中に、自然にブロードウェイでCHICAGOをやってきたキャストがそのまま入っていることのびっくりするくらいの自然さが、この作品のワールドワイドなファミリーなんだなということを他の作品では感じたことがないので、ちょっと感動しました。
つまりCHICAGOをやったことのある各国のキャストたちは、たとえば、多国籍のごちゃ混ぜ公演が企画されても、細かな違いはあるにせよ、少しの時間で同じ作品のパーツになれるということです。
それと、日本語で歌わなくてはいけないわけで、そのために別のスタジオでジェニファーにアンサンブルパートを歌って貰った時に、またたまげました。
実に美しい日本語の発音で、もう暗譜で歌っているのです。
それは、ほとんど路上でたまに出会う「アーナターハ、カミヲ、シーンジマースカー」といういわゆる日本語ではなく、本当に何を言っているか良く分かるし、歌にも表情があります。
まあ彼女が何の役を歌うかとかはもしかしたらまだ公開しちゃいけないかもしれないのと、2ショット写真も撮って、彼女はブログに公開しても良いよとは言ってくれたけど制作サイドには訊いてないので細かいところはお茶を濁しますが、ブロードウェイの現役のキャストの中に去年は、フレッド・ケイスリー役で大澄賢也さんが英語の台詞を喋りながら舞台に立っていたのを観て興奮したのと反対だけど同じことが日本語で、来月は日本で観ることができるのです。
前述の12ヶ月のニーナでの記憶がかなり薄らいでいるけど、アメリカ人のキャストの歌や台詞はそのときももしかしたら日本語だったかもしれないけど、今回のことは最初に書いたようにそれとは違い、もうスタンダードな作品としてCHICAGOがワールドワイドなファミリーなんだなということを再実感した今日は初日でした。
装置の裏に様々な国の関わった人たちの落書きがあったことを思い出します。
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なぜゴーシュは最後、かっこうだけにメッセージを送ったのか - 2010.05.03 Mon,08:57
“セロ弾きのゴーシュ”も、最後の一文は“オツベルと象”ほど謎めいて終わるわけじゃないけど、文法上はなにも変ではないのだが、何故かっこうで、何に怒ったのではないと言っているのかよく考えると解るようで判らない台詞だ。
そのばんおそく、ゴーシュはじぶんのうちへ帰ってきました。
そしてまた水をがぶがぶのみました。それからまどをあけて、いつかかっこうのとんでいった遠くの空をながめながら、
「ああかっこう。あのときはすまなかったなあ。おれはおこったんじゃなかったんだ。」といいました。
なぜいろんな動物たちに出会ったのに最後かっこうだけにこんな言葉を吐いたのか、世に出ている様々な賢治の解釈本を一切読んでいない(爆)僕はずっと解こうともしなかった謎で、謎は謎のままでもいいやと放置して来たのです。
なぜなら、賢治が“注文の多い料理店”の初版にたしか、「なぜこういうことになっているか作者の自分もわからないことがある」みたいなことを書いてくれているので、すべてに意味を見いだすことより大事なことがあると思っていたからです。
でも2005年に書いて以降、初めてかっこうについて「思っちゃったんだからしょうがない」(爆笑問題のラジオ番組が好きで同名のコーナーがあるのだ)ことがある。
賢治の小説を全部読んだ訳じゃないけど、彼の小説にはたびたび、ナルニア国ものがたりの様にものを言う動物が出てくる。
しかし、“注文の多い料理店”の生意気な紳士たちの連れてきた大きな犬たちは、現実世界のそれと同じく、喋らない。
まあ、犬がしゃべっているストーリーはもしかしたらあるのかもしれないが僕は今のところ賢治の作品のなかでは知らない。
同じストーリーの中で、山猫やその子分たちは奸計をめぐらし喋っているのにもかかわらずだ。
さて、ゴーシュの登場人物は順番に、猫、かっこう、狸の子供、野ねずみの母子なんだが、よく読むとかっこう以外の動物たちは、みんなゴーシュと別れるときまで異界の住民よろしく、会話が続いている。
かっこうの時(猫も微妙にそうなのだが)は、ぎりぎりまでもう一度演奏する折衝で会話がなりたっているのに、「おまえを朝飯にして食ってしまうぞ」の一言以降は、完全に異界の住人から現実世界で部屋に間違えて入ってきたおびえた野鳥と人間の関係になってしまった。もう、夜が明けたとたん魔法は消えたように、言葉は一切喋らない。
ここに最後の台詞に、かっこうにだけ声をかけている必然性というかポイントがある気がする。
じゃあ、猫はというと、たしかに舌でマッチを擦り、それ以降あれほど高慢に振る舞っていた彼が一目散に逃げていくというのもそれと似た状況で、それに対してゴーシュは、アンコールの演奏でかなり猫のことを思い出しているわけで、アンコールや演奏会終了後には、たぬきのことも野ねずみのこともあまり思い出している風もない。
異界からの深夜の訪問者のうち、狸の子供以降は最終的にはほとんど怒ってない。
四晩のプロセスの中で、やはりかっこうと狸の子供の間にはなにかしらゴーシュの心理に変化が起きている。
で、猫にたいしては最後まで罵倒していたけれども、かっこうについては、これ以上怪我をしないように自分の家の窓を破壊してまでそとに逃がした経緯があり、そこで、かっこうに怒ったのではなく、自分がドレミファだと思っていた価値観が、かっこうの歌う奇天烈な「ドレミファ」に最初は一笑に付していていたはずが、途中からシンパシーを感じたのに、それを最終的には自分が頑なに認めようとしなかったことについてのいらだちだったことに気づいたのかなという気がします。
猫に対しては最後まで馬鹿呼ばわりで別れたままじゃ、猫が浮かばれないので(爆)、僕は印度の虎狩の完全版をアンコールで弾く時、中間部で猫の哀愁を(虎だけど)切々と歌う状態にしてみたのです(爆)
それがゴーシュの猫に対するちょっとした謝罪と感謝の気持ちかな。
すげえこじつけだ(爆)
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