また一日中Vl.の伴奏をする季節になりました。(再投稿) - 2009.07.27 Mon,12:13
たぶん今年で21年目かそこらになる牧野Vl.教室の発表会が、近づいてきました。
なかなか大きなホールを土日や祝日に申し込むことが難しく一昨年同様、今年も夏休みの平日開催と言うことになってしまいました。
7/28(火) 神奈川県立音楽堂 10:30開演 終演は17時くらい?(今度訊いておきます)
入場無料です。
たかが子供の発表会と侮るなかれ。
子供たちの感動的な演奏は、僕にとっては一年のうち、もっともアドレナリンの出る一日なのです。
出演者全員(60曲ちかい)の伴奏をします。
概要は昨年の記事にあります。
7月はミュージカルの仕事の真っ最中ですが、この日はちょうど休演日だったのでよかった。(^^)v
けれども、musicalは前日も公演があるし、翌日も二回公演なので二次会まで行って飲むことはできないだろうな、、。
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ほほう - 2009.07.27 Mon,11:05
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すべては芝居のためにあるわけで、、、 - 2009.07.26 Sun,10:23

22日まで東京でリハーサルをしていたOrchestraは23日に名古屋に移動、舞台稽古、そして初日を迎えたわけだが、自分は、渋谷でSunday in the Park with Georgeを弾いているので、初めて弾くわけではないにせよ、環境に全く未経験で合流する不安を感じながら、早朝に名古屋入りをしてピットに行ってみた。
装置や、手前に映っている字幕操作スタッフのパソコンをみると懐かしくもあり、今回はあらかじめ芝居の流れを見学して臨んだわけではないので、完全なぶっつけ本番のスリル。
しかも全員、指揮者が今日変わることは昨日に通達されたらしく、動揺していた。
いつもこういうとき思うけど、アシスタント・コンダクターもあらかじめ自分の指揮を演奏者の前で見せないでやるわけで、やはりこういう言葉はキザには見えるけど、プロの現場だなと思う。

なにせ、譜面灯が鍵盤に届いてない(爆)
黒鍵はほとんど見えなくて白鍵の先端二センチくらい
しかも、指揮者もほとんど日常の僕らのスタイルからすると闇に溶けている状態。
だから、本番になって気づいたけど、白い服を着て振っているんだとわかった。
以前はこんな暗かったっけ、、、。
きっとピットの深さの問題なのだろうから東京ではまた環境が違うと思いたい。
でも日本で制作されるMusicalだったら、音楽家から絶対にクレームがつくね。
周りを見回しても結構ヴァイオリンの人の譜面の下の方はけっこう闇に溶けている感じだし。
でも、何よりも舞台効果の妨げにならないように配慮されているので、弾きやすさはある意味二の次で、受け入れるしかないな。
レギュラーの指揮者のドナルド・チャン氏(前回の記事では1000回以上と書いたけど2000回以上の間違いだった)のアシスタントのシルヴァンの指揮はとても的確で見やすかった。
前にも書いたかもしれないけど、このカンパニーはそれぞれの楽器の横に他の楽器の音はモニター・スピーカーを通して、返ってないから離れたところにいる楽器の音はほとんど聞こえてない。
棒とそばにいるドラムスとベースが頼り。
しかも、指揮とか役者が入れ替わってもほとんどタイミングややり方に変化がないからこういうぶっつけでも安心して臨めるのだ。
日本で経験しているミュージカルの日常とは本当に違う。
でも、これほど歴史のある作品だからこういうことになるんだろうなとは思う。

日常的に手をあまり見ないで弾くんだけど、やっぱりぶっつけ本番である心理が働くと、はずしたくないから手が移動するとき慎重になって見てしまうととんでもないところに手が行っていることがある。
やっぱり普段通りのやり方で弾くべきだ。
そうだ、Sunday in the Park with Georgeに戻ったときに譜面灯を鍵盤を照らさないようにして弾くことにしよう。
でも自分の音も場合によっては自分の楽器のすぐ左にある台詞や歌を客席に流すためのスピーカーの音量に負けて良く聞こえないから実に不安になる。
こういうのはとにかく慣れるしかないし、照明スタッフ(もちろん日本人の)は僕の気持ちを察してもう一つ手元灯りをつけようとしてくれたのだが、上手く設置する場所が見つからないし、この環境でシルヴァンはいつも弾いているわけで、まあ、彼は何百回も弾いているとはいえ、それで出来ないとだめじゃんとおもい、このままやることにした。
あと残されたチャンスは二回だけ。
でも、プログラムの記載をみてびっくり。
僕のパートが「稽古ピアノ」になっているぞ(爆)
どういうことかよく分かりません。
しかも、ピアノを誰が弾いているか書いてない(爆)
シルヴァンはアシスタント・コンダクターとしか書いてないから普段ピアノを弾いているのに、どうして、ピアノと書かないのかな。
また今日はSunday in the Park with Georgeに復帰。
そうそう、昨日Pitで舞台上の声を聴いていて、今回のキャストはすごく良い気がしました。
歌も上手いし英語の滑舌も良いし、ダンスは見えないから分からないけど、すごくエネルギーを感じます。
やっぱり舞台上で「良い声」が飛び交うのは気持ちいい。
一人でも多く観てもらいたいです。
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Sunday in the Park with Georgeの楽士たち - 2009.07.24 Fri,11:04
今は時間がないので、それぞれの人物像へのコメントはそのうち加筆しようと思っています。
演奏場所は、オーケストラピットではなく、舞台上手奥の空間で弾いています。
プログラムには各パート二人ずつ書かれていることがほとんどだけれども、それは、レギュラーと代役が併記されているので、同時に演奏して居るのは指揮者を除いて7人です。
たまたま昨日、一昨日は全員レギュラー・プレイヤーだったので、撮ってみました。







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2009施食会コンサート@両輪山龍谷寺両輪閣ホール(再投稿) - 2009.07.24 Fri,00:24
http://lince.jp/lince/oldnews/osegaki.html
昨年に続き、龍谷寺の、施食会という大きな催しにお手伝いに行くことになりました。
今回は、J.P.S.のコンサートでもおなじみの東京交響楽団の首席イングリッシュ・ホルン奏者の篠崎隆さんです。
これはセレモニーが始まる前の前座みたいなものですから、時間も短いし無料でどなたもお聴きになれます。
龍谷寺へのアクセスはこのページをご覧ください。
通常ですとお車でも気楽に来られるのですが、この日はたくさんのお坊さんと檀家さんのお車で駐車場はあっという間に一杯になると考えられますので、関係者以外の方は公共交通機関をご利用ください。
檀家さんやお寺にいらっしゃった方ににお渡ししているチラシとはデザインが違いますが(爆)、ちょっとヴァーチャルに広告をつくってみました。
クリックすると大きくなります。
外国だったらこういう風になるかな。


このほかにも、、、
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チューバと低音サクソルン - 2009.07.23 Thu,00:19

でも一概にTubaと言ってもそのシステムや種類は素人の予想を上回って色々あるみたいです。
これはpistonだけどrotaryのやつもあるし。
そのうちまた詳しく紹介したいと思います。

管の巻き方が逆で面白かったのでかつて、僕の主宰していた“みんなの音楽会”(いまは寺子屋音楽会と名称が変わった)で、アマチュアのチューバ吹きとサクソルン吹き(というかもともとバストロンボーンだった知り合い)が参加したときに撮しました。
巻き方だけじゃなくて、Pistonの着いている位置も全然違うね。
どっちかというろEuphoniumっぽい感じがするね。
これらの楽器については、ウィキペディアの該当記事を参照するとうんちくを知ることができます。
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期限付き移籍@Westside Story2009来日公演 - 2009.07.21 Tue,23:59

たまたま、今上演中で参加している"Sunday in the Park with George"が休演日だったので、誰にも迷惑かけることなく(爆)出かけました。
編曲は、前回2006年でやったヴァージョンとほとんど同じで、役割も、写真に映っているアシスタント・コンダクターのSylvain Bousquet氏が通常弾いているピアノパートを彼が振る7/25の昼公演@名古屋と東京では、7/30と8/5の東京公演を僕が弾きます。
不思議なもので、このメンバー(一部のプレイヤーはブロードウェイからワールドツアーに帯同している人たちで他は日本人)はもともと演奏能力が高いとはいえ、何度もこの作品をやっていることもあるだろう経験値からして、最初ほとんどノンストップでさあっと一度終幕まで通したとき、もうこれでそのまま明日から本番でいいじゃんって感じでした。
(もちろんその後、指揮者による指示でよりすばらしく活き活きしてきたけど)
毎回つきあうたび(僕にとっては1996年と2006だけだけど、それ以外にもたくさん乗っている人たちは居る)に本当にこの作品は古典というか完全にレパートリーになっていて、何十年も前だったら曲によっては何回もやり直さないと合わないことがあったろうに、もうみんな涼しい顔してノリノリで弾く時代なんだなと、最初は弾かないで見学していたのでそんなことを感じていました。
今じゃ子供たちのオーケストラでストラヴィンスキーの春の祭典なんか演奏しちゃう時代だから、あたりまえなんだろうけど、去年のCHICAGOもそうだったけど、初めて来日するアメリカのミュージシャンたちは日本人の技術の高さに驚いてくれるね。
昨日までは、自分がレギュラーのプレイヤーで代役の人がリハーサルの時に不安な面持ちで横で見学していたのですが、今日は逆の立場。
でも、この曲は自分の中でももっとも長くつきあっている作品とも言えるので、二日だけ参加して、間が空いて、その間には別の演奏をして、いざ週末に本番というのは、緊張はするけど、見学の後、交代して貰って弾いてしまうと、なにか「思い出す感覚」というのがあって、稽古場に現れたときと去るときで雲泥の気分の差で安心して(油断するなよ)帰る事ができました。
そういう点では、現在弾いている"Sunday in the Park with George"はとにかく弾いたことのある日本人自体極端に少ない(今回が初演だと思ったらどうやらかつて上演されているらしい)し、音符自体めちゃくちゃ難しいしトリッキーだから、レギュラーで弾いていても慣れるのに最近までかかったから、それの代役をしてくれている野間美希さんというピアニストのプレッシャーは相当なものだと思います。
週末は"ハンナのかばん"を弾いていたわけで、この一ヶ月は三本の芝居と三種類のコンサートを経験できて、恐ろしく脳を活性化させてもらっている気がします。
明日は午後から僕にとっての最後のリハーサル(オーケストラの皆さんは23日に名古屋に入り舞台稽古、24日に初日を迎えます)をして、夜はまたPARCO劇場でソンドハイムのミュージカルを弾きますから、ある意味Westside Storyは作詩がソンドハイムだし、7/30と8/5もソンドハイム・Dayになります。


二人とも頭が白くなっちゃった(爆)
でも彼の棒は本当に大好き。
別の記事でも書いたけど、この作品をもう千数百回振っていて今回ももちろん暗譜で振るんだろうけど、いつ見ても新鮮。
この作品、そしてミュージカルという仕事の世界で出会った僕にとって最高の指揮者。
笑顔のアイコンタクトでみんなにオーラを振りまく指揮者はなかなか多くはないのです。

ラッパの音は最高に元気が良いけど、別れの時が来ると実に涙もろくてすぐ泣いてくれる。

後で紹介するアシスタント・コンダクターのシルヴァン氏と子供のようにはしゃぎながら弾いている。
こんなに長い間同じ作品を弾き続けているのにどうしてこう楽しそうにできるのかな、、。
と考えたら、もちろんツアーで移動のたびに周りのプレイヤーが変わるからその初日だったし、いろいろな感想があったのだろうね。
この楽しく弾くということについては僕にも自信があるので(爆)、Sunday in the Park with Georgeに復帰したときは真似しよう。
そういえば、また話が飛躍するが、Sunday in the Park with Georgeの演出家、宮本亜門氏が、オーケストラに向かって、「オーケストラの皆さんは、今回ピットに入ってお客の目の前では弾かないけれども、とにかく楽しく演奏しているところを最後にビデオカメラで客席に映すから服装も色とりどりにして明るくやってください」と言ったことを思い出したので、昨日の公演から自分にカメラが向いた時にカメラ目線で弾いてみたらスタッフに異常に受けた。

長身で手も指も長いからうらやましいよ。
前回2006年はロイド・パギア氏で、彼ともすごく仲良くなったけど今回もすぐに友達になれた。
対面して彼が弾き出し、いろいろしゃべっている間に、「俺、この曲数百回弾いているけど好きなんだよな」と言いだし、前述の様に僕やジェイソンやドラムの人(名前忘れた)と目配せしながら楽しそうに弾いている(譜面あまり見てないし(爆))余裕がうらやましいが、そりゃいくらかつて弾いたとはいえ、三回しか弾かない俺はそんな余裕こいている場合じゃないから、弾いてない時には「マンボ!」と叫んだり、はしゃいで踊ってたけど、楽器の前に行ったらとにかく任務遂行。
二人のピアノは本当にタイプが違うけど、レヴェルの高いいろいろな人が同じ曲を弾くのを見るのは楽しい。
彼だけ名古屋に今晩から入って明日はきっとピアノを弾きながら(ないしは棒を振りながら)舞台稽古を進行させるのでしょう。
週末の名古屋での再会が楽しみです。
1996は全公演弾いたこともあって、とにかく楽しかったことだけ覚えているし、2006年は正直言うと96年にやったことの自信がある意味邪魔して編曲が違ったことでちょっと面食らっておどおどしていた感想があるけど、今回はこのスケジュールだし練習もほとんど出来ずに臨んだから自信はまるでなかったんだけど、その慎重さが幸いして体の中から思い出すことと前はあわあわしていたところが全部余裕を持って弾くことができることを実感したから楽しい。
きっと明日はもっと楽しく弾ける。
なんか長い間同じ作品につきあうことと、最近ものすごく負荷のかかっているコンディションというのは潜在能力を引き出すことにもなるんだなと思って、疲労していると思ったのに、久しぶりに聴いたこの音楽のすばらしさに、疲労は感じなくなり、その渦の中にいる幸せを感じました。
いろんなパートがそれぞれ大変に難しい作品だけど、今日は見学していて、やっぱりドラムスと別に居るパーカッションの本間麻美さんの乗り換えのものすごさに感心していたら、外人チームも同様に驚いていました。
様々な楽器を一人で全部やっているんだけど、聴いている人は数人でやっていると思うだろうな。

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ハンナのかばん@劇団コーロ:2009年東京公演、生演奏特別ヴァージョン(再再再再再投稿) - 2009.07.20 Mon,11:35

おかげさまで、三回の公演とも予想を超える人数で客席が埋まったようです。
ありがとうございました。
写真は千秋楽終演後、バックステージツアー(この状態はバックではないが)が始まった頃の情景だけど、この位置で弾きました。
ヴァイオリニストの西田氏はちょうどこの裏のステージとピアノの間くらいで弾いていました。
芝居に音楽をつけるという意外と簡単そうに見えるかもしれないけど、実はいろいろタイミングやアジャストに関してはたいそう難儀なジョブにもかかわらず、スケジュールの関係で、音楽班としては、リハーサルは前日の一日だけという綱渡りではありましたが、なんとか芝居を壊すことなくお役に立てたかなという充実感で終わりました。
劇中で二度ピアノと一緒に歌が流れる場面があるのですが、そのうちの一度は歌っている人が舞台上に見えません。
ご覧になった方の中に、ピアノに合わせて舞台袖で歌っていると思われていたので、ここであえて大人げなく(爆)告知しますが、あれは、あらかじめ録音された歌に僕が生演奏でつけて弾いていたのです。
ゆえに、前奏を弾き出した時はメトロノームを見て居るわけでもないので果たして歌が加わった瞬間テンポが合うかどうか、全くのギャンブルだったのですが三回ともまあまあちゃんと合っていたように思いますがいかがだったでしょうか。
打ち上げは初日の土曜日の夜公演の後、吉祥寺の実にディープな「ハーモニカ横丁」の中の美舟というお店でやりました。
千秋楽も飲み会があったようですが、僕は地域のお祭りの警備で二時間従事しなければいけなかったので、参加しませんでした。
この生演奏公演が実現するためには、かなり紆余曲折があったようです。
作曲家の上田亨さんの情熱が後劇団員の方たちを納得させるために二年かかったようです。
僕が普段音楽の生演奏が当たり前のMusicalの世界で芝居に関わることが多いことに比べ、それ以外の音楽が「付帯的」に存在するお芝居の場合、予算を割いてまで生演奏でやることに意義を感じない場合が多いようです。
でも、きっと劇団の人も、この作品を観た人も今回上田さんの書いたすてきな音楽を生で演奏したことの意義を感じてくださったであろうと信じています。
劇団コーロは大阪の劇団です。良い思い出を大阪に持って帰ってもらえたら幸いです。
僕が作曲した“ジョディと子鹿のフラッグと”も、実際にむすび座と生演奏の公演をしたときの役者のテンションは録音された音楽でやっているときと完全に違ったし。芝居(あるいはダンス)と音楽の関係って本当はもっと密なものだと思うのです。
決して聴衆を軽んじるつもりもないけど、やっぱり客席にアピールすることが第一義にあるのではなく、新鮮な風を共演者たちに吹かせてそれによって共演者たちがなにかしらのインスパイアを感じているなと実感する喜びというのは、それが全体としてそれを受け取る聴衆にも化学反応を起こすような気がします。
この喜びは今やっているミュージカルの仕事でも同様だし、僕が20年以上続けていて、7/28日にまた再び訪れるアマチュアの子供たち(大人も居るけど)との共演もその根っこは同じなのです。
音楽をするというのは、相手が音楽家との共演であれ役者やダンサーであれ、それがあるから面白いのであって、こういう面白さに気づかないとするならばもったいないなとはいつも思うのです。
明日はまた渋谷で上演されているSunday in the Park with Georgeに復帰します。
いきなり昼夜二回公演か、、、。orz
でも確かに寝不足だけど、明日のためにリフレッシュする必要があると思って、最初は早く寝ようと思ったけど、昼間に摂ったカフェインが効いてしまい眠れないので、映画のDVDを借りて来て夜遅く見て気分がスッキリした。
題名わすれたけど、戦争映画を撮るのに予算が無くなって、役者はだまされて本当の戦争をしているところに放り込まれるというやつ。たしか「史上最低の作戦」とか書いてあったかな。
内容はおちゃらけているように見えて、Sunday in the Park with GeorgeやCandideと同じように、「自分とはいったいなんなんだ」という問いがテーマのものなのです。
しかしもう二時を遙かにまわってしまったのでいい加減に寝ることにする。
故に、金曜から日曜までSunday in the Park with Georgeの公演は代役の方が弾いていました.
高校時代吉祥寺のそばに通学して以来、もし宝くじが当たったら絶対に日本で一番住みたい場所である、吉祥寺で久しぶりにいろんなものを食って飲んだ三日間でした。
この土地はやっぱり他の場所とは僕にとっては次元の違う愛着があります。
高校卒業時に、生まれて初めてリサイタルをしたのも武蔵野公会堂だし、初めて酒を飲んだのも、ジャズ・クラブのサムタイムだし、初めて牛丼を食ったのもこの土地だったからね。
再投稿の祭には、このストーリーの原作の本を追記に紹介しましたが、僕も当日劇場のロビーで売っていたので買ってみました。
お芝居のこととはちょっと離れるけど、この中に登場する「ふみこさん」がハンナのかばんを通じてハンナについて集めた情報というのは並大抵の労力ではなかったことに感銘しました。
7/18(土)の14時,19時と7/19の14時に東京の吉祥寺にある前進座劇場(こんなところで弾くのは生まれて初めてですし、訪れたのも高校時代、安寿と厨子王のお芝居をここで観て以来だ)で、ホロコーストを題材にした「ハンナのかばん」に生演奏で参加します。
演奏者は二名、ヴァイオリンが、昨年の秋に上演したミュージカル、シカゴで知り合った西田史郎さん、ピアノは僕です。
この音楽については、二年前に記事にしてありますが、ついに生演奏が実現したことになります。
この夏(2009年)の公演でハンナのかばんを生演奏で上演するのは東京公演のみです。
公式サイトの情報を参照してください。
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踊るオウム - 2009.07.19 Sun,08:06
http://www.youtube.com/watch?v=cNAAZ5Nt6pk
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http://ameblo.jp/juninho
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Sunday in the Park with George開幕しました - 2009.07.06 Mon,13:12

僕の作業環境はこんな感じです。
ピアノのペダルの右横にちょっとみえているフットスイッチで右側のキーボードの音色を切り替えます。
キーボードを弾くときにヴォリュームペダルを踏むことは皆無な様にしてあるので、あとチェレスタの音を弾くときとか一部、ダンパーペダルを使うのでそれが見えています。
ときどき、Steinwayのペダルを左足で、そして同時にKeyboardのペダルを右足で踏んで弾く時もあります。
だからピアノのを椅子が左側に寄せて右側の脚が移動するのにキーボードスタンドを蹴らないようにしてあります。
キーボードには譜面台を置いていません。
だからキーボードを弾くときの目線は指揮者(画面でいえばほぼこの写真の真上方向)とピアノのところにある譜面に向いています。
カーテンコールのどこか最後の方の4小節間だけこのバンドの姿が不思議な形で客席に見えるらしいけどまだ弾くのに忙しくていつそうなっているのか知りません。

開演前練習していたりプログラムを読んでいる時間帯のことです。
こんな事は未だかつてなかったけど、今回、服装に関しては、「黒は禁止」ということでした。
その理由は、先に記述したとおり、カーテンコールで客席に見えるときに黒だと溶け込んでしまうからということらしい。
昨日はマチネ(昼公演)の開幕という亜門氏もかつて経験がないと言っていましたがそういえば、僕もそうなので、終演後、さっそくロビーで酒盛りが始まりましたが、バンドはその後階下の居酒屋に繰り出し、事務所主催で一升半の焼酎を摂取し、帰ろうと思ったら、若い人たちが「締めにラーメン」と言いだし、2007年決闘血が高いといわれてからそういう行為を自粛してきた自分でしたが、たまにはいいだろうということで、博多ラーメン屋に行き(珍しく記憶があったぞ)、そして珍しく何も紛失することなく、帰宅しました。
まだ日が沈む前から飲み続けていたので、正気を残したまま帰宅するとは偉いぞ、自分と思いました(違)
昨日は終演直後尿意を催し、客席ロビーにあるトイレに向かおうと舞台袖からドアを開けて出たとたん、亜門氏と僕の共通の大学の同窓生三人に出くわし、びっくりし喜び合いました。
その三人は特に高等部から大学まで亜門氏と一緒だったせいか、作品を見たら彼の人生の投影に見えたような家族的な感慨を語っていました。
ほとんど弾いているところからは観客の反応が分からないので、懐かしい再会は嬉しかった。
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Sunday in the Park with Georgeの視覚効果の仕掛けは相当面白いです(加筆再投稿) - 2009.07.04 Sat,10:32
その時点では自分が全部弾いていたので観ることができなかったけど、その前のリハーサル中には、僕と分担し全公演のうち何割か弾いて貰う、もう一人のピアニストに演奏を頼み、二幕の半分くらいは客席にいて、客の視点で観、聴く事が初めて出来ました。
今回のこの舞台は、視覚的には画家、ジョルジュ・スーラー(実際は、英語読みのジョージと発音される)の話だし、チラシにある有名な“グラン・ジャット 島の日曜の午後”がチラシにもなっているので、当然「眼」に訴える演出がされるんだろうなとは漠然と想像していたけど、やっぱり自分は演出家ではないので、具体的にはなにも思い浮かんではいなかったのは当然です、ストーリーも知らなかったんだから。
しかし、こんなにまで「網膜」、あ、だまされてはいけない、表面的な視覚の悦びではなく、二次元だったものが三次元になったり、そこにいろんな人間の人生が重なり合ってリアリティをうきだたせるイメージなんだな、そう、それを観ている人に楽しませるこんなに凝ったしかけのある作品だとは思わなかった。
だからあんなにシンプルな舞台装置だったんだ。
同様に、ほとんど舞台装置がなかった、CHICAGOのシンプルさとは全然違う。
あっちが黒の上に成り立っているシンプルな世界だったらこっちは、根本が真っ白でなくてはいけない世界観だし、あっちは、バンドが客に見えているということが象徴的に大事だけど、これは音楽がとても大事なんだけど、もしかしたら音質には影響があることは承知の上で、客席から見えないところから音楽が鳴ってくるというのは視覚効果を最大限に強調するためには必然かも、、とはこれを書いていて思えてきた。
さっきまでは、なんで、せっかく生演奏なのに、マイクを通した音しか客席に聞こえないのか、いくらピットの無い劇場とはいえ、あんまりじゃねえか、とずっと劇場にいるときから、弾いている場所で自分が聴いている「生の音」と客席で聞こえてくる音の質感の乖離にいらいらしていたんだけど、やっぱりこうやって文章にしていくあいだに点と点がつながってくることもあるんだな。
これこそ点描に通じるといったら無理矢理な感じがするけど(爆)
話を元に戻そう。
映画の特殊撮影を楽しむというのとはちょっと違うけど、舞台なのに映画を観ているような錯覚、やっぱりこれが舞台で起きていることが面白いといえばよいのか、とにかく観にいらっしゃってその部分も含めて楽しむに限ります。
かつて、高校生の頃(70年台半ば)いろんな「実験映画」(寺山修司さんの「演劇的にアヴァンギャルドなもの、たとえば、「青少年の為の映画入門」と題されて、三つのスクリーンがあって、両側の画面にはなにが映っていたか、もしかしたら寺山修司さんの小学校の通信簿だったかなあ、あとは忘れた、、、そして真ん中には、スキンヘッドの全裸の少年が現れてカメラに向かって放尿するだけ(爆)、とか、別の作品では売春婦みたいな女性が二人観客を画面の中から挑発していたら一人の観客が僕のそばの客席から画面に向かって歩いていくとそのうち画面にひっぱりこまれて画面のなかに現れて身ぐるみ剥がれて真っ裸でまた画面の中から飛び出てくる、、、とか、逆にグラフィック・アーティスト出身の監督のものだと、ストーリーはなく、とにかく眼がチカチカするような感じの、動く「模様」みたいなものがずっと続くものなど、、、)を観て歩いた時期があった(そういえば、当時西武劇場と言っていたこの劇場でもそういうイヴェントで観に来てたんだ)から手法の「新しさ」とかに面白がっているというより、そのころの「アヴァンギャルドなとんがりかた」とはちがって、なんというか「普通に」商業演劇でも素材の一つとしてそういう手法が溶け込んでいることに隔世の感を感じるのです。
でも今回の舞台装置の中にある絵の制作にはすごい苦労が隠されているのだろうね。
自分の仕事としては、かなりピアノ単独の状態から間髪を入れず、ピアノとキーボードを左右の手で同時に演奏することに移動しながら早い曲の譜面から眼がそれない状態で棒を見ながら周りの音を聴いてアンサンブルすることにも慣れてきたので、今日のゲネ・プロでたぶん初日を迎える自信を確実にすることができそうです。
それはそうと、数日前にも感極まって涙してしまったことを書いたが、もう何が起こるか分かっているのに同じ場所でまた涙を抑えることができなかった。
その瞬間、客席は暗かったし、周りに人がいないところで涙をぬぐえてよかったと思いつつ、やっぱり長い間練習してきたセクションとは違い、まだこの作品に知り合ったばかりだとはいえ、またもや涙腺が緩んでしまう心理っていったい自分がどうしたんだろうと思って、楽器のところに戻ったら何人か同じ事を言ってきた。
ということは、みんなそれぞれの私生活に投影しがちで(爆)、なんか思い当たるふしか、心の中の理想を見たのか、どうかわからんけど、これはやっぱりこの手の仕事をしている輩にとっては、低くない確率で心の琴線に触れる内容なのかもしれません。
さすがに弾いているときには大丈夫になったけど、観たらだめだ(爆)
画家の人生なんて知らないわけで、そのリアリティとかが真に迫っているとかいうんじゃないところなんだけど、なんかいろんな場面が重なったあと出てくるある台詞がツボなんですね(爆)
もちろん今回の仕事に関わって居る人全員泣いているわけじゃないから(爆)、これから観る人(音楽家であれそうでなくたって)にとってはもちろん泣けなくても恥じることはないし、ましてや僕に、年取ったから涙腺弱くなったんじゃないの?と言いたくなったとしても、自分の人生に作品を投影して涙するくらいの権利は俺にもあるわけだから、聞く耳を持ちません(爆)。
そんなことより、観にいらっしゃる方は、もしかしたら、
"グランジャット島の日曜の午後"という絵を今一度よ~く、このページや、画集などでじっくり観てから劇場にいらっしゃると、より楽しめるかもしれません。
関連する作品と本作の習作もそこにあるから見比べると興味深いね。
スーラーに着いては、このページに情報があります。
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滑車君 - 2009.07.02 Thu,22:22

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珍客6 カミキリムシ - 2009.07.02 Thu,07:54
「ゴマダラカミキリ」という種類みたいです。

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