僕の使っている音楽ソフト(ソフトのUpDateのため更新) - 2009.02.25 Wed,10:38
僕の使っている譜面制作ソフト。
1991年以来これ一筋です。
これが使いたくてAppleのMacintoshを買いました。(当時は漢字Talk6.0.7というシステムだったし、Finaleのversionも2.6.1といってソフトの値段自体、いまの三倍近くの、18万円弱くらいもした。(驚)今年が20周年だとすると、まだ世に出て数年目だったんだな。最初はMacintosh専用だったけど、現在ではWindowsでも走る。)
“セロ弾きのゴーシュ”や“注文の多い料理店”、そして“ジョディと子鹿のフラッグと”も、譜面は最初からこれで書いていますし、“どんぐりと山猫”も最初はペンで書いたわけだけど、自筆譜はもう他人にあげてしまって現在の改訂版はこのソフトのデータになってハードディスクの中にある。
最新版はこれです。
以前のヴァージョンを持っていてアップデートに躊躇している人は断然前年度のものより使いやすくなっていると思うのでお奨めです。
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それの入門編はこちら。これでもそこそこの譜面は作れます。
相当凝った譜面を作るのでなければこれで十分です。
(紹介したのは解説本付きのもの。なしのものもちろんあります。)
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ちなみに、“ジョディと子鹿のフラッグと”の音楽(通常は録音で上演されている)は、今はアップルの純正のソフトになった、ロジックというソフトの廉価版で作った。
自分がその時使ったは前のversionの7でした。もちろんこのソフトもプロフェッショナル版が別にあるが、自分にはこれで十分だった。Macの機種によっては最初からインストールされているiLifeの中のGaragebandでもそこそこのことは作れそうなので、最初はそれで試みたけど、やっぱり細かい作業を突き詰めるとそれでは不十分だったのでこれにした。
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あと、ロジックの付属の音源だけでは足りないと思ったので、追加でこれらの音を使っています。
音楽ソフトに明るくない人に説明すると、楽器の音をサンプリングした「音ネタ」を売っているのです。
昔だったら音の入っている「箱」や鍵盤の付いたシンセサイザーを買わないといけなかったけど今はソフトで音を売っているのです。
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あと、ピアノだけの音源も買った。
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でも音をたくさん入れると、あっという間にマシンのハードディスクが一杯になってしまうので、純正の容量だとだめですね。
ソフトから音を鳴らす場合タイムラグがあるから、外部ハードディスクには入れられないから、内蔵を大きくて速いハードディスクに変えたい!
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Mingle練習風景&楽器がたくさん - 2009.02.25 Wed,05:12

写真の左からViolinのKaoさん、僕、そしてMulti Reed奏者の小田島亨さんです。
写真の右半分は楽器屋さんの様ですね。
今回はBass Clarinetを使わないので小田島さんが吹く楽器は10本で収まったということです(爆)
Soprano Sax,Alto Sax,Tenor Sax,Bariton Sax,Flute,Clarinet,Alto Clarinet,Oboe,English Horn,Basson,
しかし普通に考えたら一人の守備範囲ではないでしょうに(爆)
僕の作曲しているシリーズも、ジャンルを特定しにくいものですが、このグループも、なかなか、ボーダーレスのアプローチがあるので、どんな感じのサウンドかというと簡単には説明できません。
ピアソラもあるし、ミュージカルのナンバーもあるし、アイリッシュも、ボサノバ風のものも、なかには、クラシックもあるし、オリジナルもある。
持ち替えるのがおもしろい目的ではなく、音楽をおもしろくするためにいろいろやってみたらこうなったという感じでしょうか。
しかし演奏も大変だけど、楽器の運搬、そしてメインテナンスもさぞかし大変だろうなあ。
ヴァイオリンも、フィドルみたいなものもあるし、譜面があるものもあるし、当たり前ながら、途中でそれから解放されているものもあるし、とにかく多岐にわたっています。
三人ともMacintosh遣いで、かつ、アレンジも三人ともするのですが、全員Finale(別記事参照)使うので実に受け渡し(Online経由、かつ、データを自分で加工できるから)が楽で良いです。
(今回僕は渡された編曲の自分のパートだけいじってる。このユニットのための編曲は次回以降ですね)
Mingleのウェブサイトはこちら。
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なかなか良い音感訓練のソフト見つけた,EarMaster - 2009.02.19 Thu,10:25
そういう人たちを見ていて、楽譜とピアノの鍵盤と必死に戦ってるだけではなにか足りないなとずっと思っていた。
でもその何かというのは、「恋をしろ」とか「心を込めて」とか言う言葉でごまかすアドヴァイスもあるんだろうけど、そんなのなんの解決の糸口にもならないとわかっているから、もっと総合的な音楽の訓練をしたらわかるだろうなあとは思うことは良くあるけど、実際趣味でやっている人に、「鍵盤をさわらないで練習する意味」というのを理解させるのはそれはもっと難しい。
ピアノを習いに来ているのであって、「おもしろそうに見えない理屈や耳の訓練」までしている必要を感じないと多くの場合思っているから。
だってプロになるわけじゃないしって言うに決まってる、、、。
でも、もっと上手に弾けたら良いなとは誰でも思っているわけで、そのへんの「ショートカット」、近道を毎日練習するわけでもない状態で「楽に」身につける方法を教えて欲しいと思っている。
そりゃそうだ。
でも、そんな方法があるなら、俺が習ってもっと上手くなりたい(爆)
で、ピアノのフィジカルな練習とは別に、音を聴いて、それを認識する能力をもっと身につけたいと思っている人や、専門的な領域までやったはずだけど、そういう能力に自信のない人には、なかなか便利な教材を見つけた。
EarMasterという製品だ。
日本名は、耳のチカラとパッケージには書いてある。
ヨーロッパのある国では国の教育機関のお墨付きを頂いているらしいほど、細かいカリキュラムがある。
クラシックコースとジャズコースにも別れていて実際難易度は初級からそこそこ僕だって即答するのが難しく間違えちゃう(爆)レヴェルまである。
自分で買ってみて何人かの人にLessonで使ってみた。
当たり前に聞こえているだろうと思うことが意外とそうでもないことがわかり、その部分の聴力のピントみたいな部分が鍛えられれば、実際に自分で楽器や歌を歌ってもらうときの助けにはかなりなるような気がした。
アプリケーションの値段としては、べらぼうな高さではないが、決して安いとも言えないけど、これだけのLessonを教室や個人の先生にお願いして習うことを考えたら一日10分ずつくらいでも自分の好きな時間に(音はでるから場合によってはイヤフォンをした方がいいかもしれない)できるのはゲーム感覚で楽しくできるし安いものだと思う。
ものによって数は違うが、たとえば15問あって、その回答率がある程度クリアできているなら、次のLessonに行っても良いと言われるし、それ以下だと、もう一度戻ることを薦められたり結構親切(爆)
もちろん自発的にもう一度同じ問題だって挑戦できる。
それと、聞き取り(最初は音程などの認識の際、二通りの音程が様々な形で出てくるが、二択を選ぶだけ)の問題では、何度も問題を聞き直せるし、結果が音符と鍵盤上のグラフィックでも出て、正解とたとえば、間違えたらその比較も一望できる。
EarMaster、ピアノとか歌とか関係なく、おすすめです。
WindowsでもMacでも両方ともに対応しています。
![]() | 耳のチカラ EarMaster 5 Pro Hybrid (2008/12/12) Array 商品詳細を見る |
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