くれぐれも俺を猪だと間違わないで下さい - 2005.12.31 Sat,14:53

確かにここは住宅街だからぶっ放して欲しくないが、こういう看板を出さないとやっちゃうやつがいるということなのかなあ。(爆)
都心から1時間圏内の神奈川県とはいえ、すごいところに住んでいるのかも(爆)
思い起こすに、10年くらい前まで住んでいた東京の町田市の、鶴川の奧にも散歩の途中こういう看板見た記憶がある。
そういえば、津久井湖に繋がっている(水力発電のためだと思う)城山湖という人造湖の周りのハイキングコースには猪注意ってあったもんな。
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そりゃ普通飲料水だとは思わないよ(爆)@トイレシリーズ第一弾 - 2005.12.30 Fri,18:16

言いたいことは分かるよ。
これからは環境問題はとても大事なことですから。
で、でも、このメッセージには、うんこを流す「この水」を飲もうとする人が居るかもしれない!ということを想定しているところが、すごいと思いました。(爆)
僕にとっては想定外の事が、このビルでは実際に間違えて飲んだ人がいたから想定内なのでしょうか。
しかし喜んで携帯のシャッターを押して思った。
このシャッター音を誰か聞きつけてトイレで盗撮していると誤解されたらどうしようと、、、。
ああ、情けない自分。
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腹筋を鍛えよう - 2005.12.30 Fri,18:00

商品は、腹筋を鍛える運動をするベンチの事です。
家のそばのホームセンターでさっき見ました。
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俺の銀行@看板大好きシリーズ4 - 2005.12.30 Fri,09:51

しかし思い起こせば、たしかギャンブル好きのドラムの友人がこういう風に言っていた。
彼は、地方公演の空き時間はたびたび「銀行に行ってくる」と言って数時間帰ってこなかったし、新宿のコマ劇場から新宿駅に行くまでに「銀行に寄って(しまって)5時間もかかった」とわけのわからない話をしていたなあ。(爆)
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すみだトリフォニー小ホールのスタインウェイ - 2005.12.29 Thu,15:01

このピアノは、2005/12/7に行われた演奏会の時に弾いたピアノだ。
だいたいにおいて有名なホールに置いてあるスタインウェイは水準が高く選定した人も一流にちがいないし、一流のピアニストが来て弾くわけだから楽器も育っていくわけで、このページのコンセプトからしたら、ものすごく古いとか、それほど有名なメーカーのものではないけれども良かったとか、自分が普段弾かない楽器を紹介するつもりでいたが、この製造番号のスタインウェイのD型のピアノは、とても印象に残ってびっくりした。
といってもあまたのホールのスタインウェイと違ってどう良かったのかと書くのは実にむつかしい。
音色が綺麗なのは言うまでもなく、反応がとても良く、自分としては「あり得ない繊細さでトレモロを弾く」ことが出来たので、ホールの人に絶賛したら、案の定、大ホールにマルタ・アルヘリッチが来て弾くときに小ホールのこの楽器を選んですごくお気に召したということなので、やっぱりそういう楽器だったのかと思いました。
スタインウェイについては、専門家がいろんなことを言ったり書いたりしていて、その中には、戦後のスタインウェイは戦前のものに比べると劣ると強くいう人もいるが、こういう楽器を弾くと自分としては、いくら調律師の偉い人の意見であっても素直に賛成できないなあ。
やっぱりすごいよ、スタインウェイ。
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脚線美 - 2005.12.29 Thu,12:04

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チキンフード@看板大好きシリーズ3 - 2005.12.28 Wed,17:32

ち、チキンフードって、これじゃ、鶏の餌という意味にならないだろうか、、。
知り合いのヴァイオリン弾きに大和田という名字の人がいるからなおさら面白くて、、、。
近所の鶏肉屋さんなんです。
屋号のつけかたはかなりシュールなんだけど、焼き鳥の味はとても美味しいよ。
買い物に行ったついでによく買う。
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STANDING FOODS@看板大好きシリーズ2 - 2005.12.28 Wed,11:24

STANDING FOODSときた!
名古屋の中日劇場の地下にある「立ち(食い)飲みスタンド」なんだけど、、、。
スタンディング・フードって、、これでは、食い物が立っているような、、(;´_`;)
名古屋に遠征した知り合いの“みわ”さんに、僕のお願いで、このカテゴリのネタとしては最高のものがあったことを思い出し、自分がこの劇場で仕事をしたとき(もうずいぶんここには行ってないし当分行かないとおもったから)の記憶に基づき写真を撮ってきて貰いました。
きっと恥ずかしかったとおもいます。ありがとう。
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ちょっとシュール(爆) - 2005.12.26 Mon,18:45

なかなか怖くて面白がって撮してみたけど、最近同じ場所に行ったらいつの間にか無くなっていた。
撮った当時は2001年くらいでした。
しかし、誰が、何のためにこんないたずらをしたのかね。
それとどっからこんなものここにもってきたか、、。
この手首だけだとただのマネキンの部分だけど、この「置かれ方」が面白いので、art作品として認定したいと思います。
つまりこうなっていると、「意味をなさない、ただのゴミ」には見えなくて僕の琴線に触れるが故に、素材は金属では無いけど、scrap(arts)というcategoryを作ることにします。
そして、なんか黒と白の色のコントラストもいいし、、、。
え?僕がやったんじゃないですよ。
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パフェ - 2005.12.26 Mon,18:33

98年に大阪で出会ったシュールなパフェ。決して自分で演出したわけでは無い。

になるから不思議だ。

阪急の梅田駅のガードの下にあったぞ。
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昨日初日の演奏が終わりましたが、演奏者は皆さん水準の高い方ばかりで、フィリッパの「そのたびに違う(爆)テンポの違い、間合いの取り方」にしっかり着いてきて下さいました。
歌の伴奏は長年僕はしてきているので、そのたびに違う事をされるのは、「独りでピアノで歌い手に着いていく」上では何も困らないのですが、8人の仲間を引き連れて、予想外なタイミングに対応するのはさすがに大変です。
でも歌い手の気持ちも分からないでもないし、彼女の声はもちろん、美貌に視覚が「やられてしまっているので」(爆)、彼女に対する不満はありません。
本番ではドレスを着ているのでわかりませんが、リハーサルのときに、ミニスカートで登場するとき、その脚の美しさに気絶するかと思いました。(^_-)
なんだか、マエストロ、マエストロ、といわれて本番もトーク中に僕をつれだして、漫才状態になってしまい、終演後それが面白かったらしく「明日も頼むわよ」と言われ、今回は白石准の「語り」は無いはずの仕事なのにどうしてくれる!(謎)と思いました。
昨今世の中をにぎわしているマンションやホテルの構造計算書偽造問題にもちょっと共通することがあるのですが、今回の譜面が最悪です。
何が最悪って、音楽がきちんと演奏されるために必要な、表情記号、ダイナミックス、スラーの類がいっさい無いのですが、まあその位なら職人達はなんとか練習のときになんとかできますが、歌のコンサートの伴奏をするのに、歌詞が書いてない(!)から、練習のストレスはすごかったですし、演奏上の事故がきわめて起きやすいし、起きたときの対応がとてもしにくい状態です。
音楽の中で暗黙の内に共有している最低限の「耐震能力」が暗黙の「法定内」で満たされているとは言いがたい状態です。
しかもピアニストが指揮をすることを前提としているのに、与えられた譜面は、ピアノの「パート譜」、つまりピアノが弾くところしか書いてない状態だったから、他のみなさんがなにをしているかも歌い手が何を歌っているのかも分かりません。
基本的にはピアノ以外のパートの人はそれでよいわけですが、つまりそのまま演奏したら、みんなをまとめている僕が全体像を俯瞰せず演奏することになります。
それはあまりに危険なので、自分はスコア(全部の音が書かれている譜面のこと)で弾くことにしましたが、ピアノのパートと歌のパートがマンションで言ったら3階と7階くらい離れているところに書いてあるから弾きながら歌をみるのはとても難しいし、しかも歌詞がないから微妙なルバートに着けるのをどうすればいいのだということになりますし、譜めくりが4小節ごとに行われるので譜めくりの人がずっと立ちっぱなしで気の毒だ。(爆)まあそれは製本することにより 8小節ごとにめくることに改善できたけど、それでも忙しいことに代わりはない。
なかでももっともやばいのは、シューベルトのアヴェ・マリア。
この曲だけたぶん違うアレンジャーの作品で、どういうわけだか、ピアノとキーボードと歌のたった三人で演奏する曲なのに、スコアがないどころか、メロディーと歌詞のパートが僕のピアノのパート譜には書いてない。
もちろん知らない曲ではないけどピアノのアレンジがオリジナルとは全く違うし、ドイツ語で歌ってないし、めちゃくちゃテンポが伸びたり縮んだりするからもう、すべて動物的な「勘」(爆)で弾くしかない。
それは彼女に責任があるのではなく、音楽を建物にたとえれば、「設計図」である楽譜をちゃんとすれば何とでもなる話です。
これは譜面に明るくない人には分かってもらえないかも知れないけど、音符が書いてあればすぐに読めるとおもうでしょ。違うんですよ。
コンピュータで書かれた譜面にはきちんと推敲しないととんでもなく「読めない音符」が多く出てくるのです。
異名同音といって、文法上、ファの♯で書くべき処をピアノの鍵盤なら同じということでソの♭で書いてあると、実は頭に直感的に和音が浮かばないものなのです。
そういう箇所があちこちにすごく多いので音楽をしながら「流れ」で音をあらかじめならすことがとてもできないから、ストレスがすごい。
現場の「施工」をする人間にとって命綱の譜面がこれほど酷い仕事は経験の無いことではないが、それさえきちんとしていたらもっと楽しんで、楽に、できます。
そういうチェックはなぜ事前にされないのか理解に苦しむし、この編成では彼女も初めて歌う状態なのに、だいたいアレンジャー(だれがしたのか誰も知らない(爆))が立ち会わないのも腹が立つ。
エピソードとすれば、昨日のコンサートでは今までに経験したことのないヤジが僕らの演奏(フィリッパが着替えている間に演奏されたヴァイオリン、チェロ、ピアノによる三重奏)に向けられた。 それは意外なほど聴衆の方に賞賛して頂けて、最初は立ってお辞儀をするつもりもなかったけど、挨拶をしていたら、ブラヴォーの声につづいて文章が舞台に飛んできた。
大意としてはとてもありがたい賞賛の言葉だったのだが、そのうちエスカレートしてきて、分別のある大人なら言ってはいけないこと(だから書かない)まで達し、こっちは感謝の会釈をするしかないが、ああいう褒められ方をしても困ってしまいます。
しかし、マイクを使っていないのにあれほど明確に言葉の内容と声量があった方で、ヤジの内容は困惑するばかり(故に動揺してしまい、次の曲の頭の合図や弾くところを間違えた(爆))だったが、オペラや舞台の役者になればすごいだろうなとか関係ないことを同時に思ってしまった。(爆)
いろんなやばいことは起きているけど、全体をみれば、すばらしい共演者に出会えて楽しい仕事です。
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2003初夏、秋、2004夏、佐渡裕プロデュース“踊ろう歌おうヘンゼルとグレーテル” - 2005.12.23 Fri,12:21

これは、もちろんホールの出来る前の事業で、将来(当時)出来るホールのオペラ公演としてのこけら落としにヘンゼルとグレーテルをやることを決めていた佐渡裕氏が、できるだけ、オペラというものを身近なものに大人にも、そして特に子供にも感じてもらうため、オペラから有名な曲を四曲ほど抜粋し、一時間弱のストーリーにまとめ上げ、上演されたものである。
楽器の編成も見てのとおりの編成で、ヘンゼル(太田郁子氏@2003年,西村薫氏@2004年)とグレーテル(高橋桂氏)と魔女(牧野庸子氏)と、オペラには登場しない進行役の女の子(演出、振り付けも担当した、伊藤敬子氏)、美術は、高濱浩子氏によって(すべて本公演とは違う人によって演じられた)、歌を一緒に覚えたり替え歌にしたり、踊るところでは一緒に踊ったり、魔女は子供にキャンディーを配ったりして、小さい会場で1シーズンごと8回から10回位ずつ(一日二回公演)兵庫県を中心に、一度は徳島県まで足を伸ばして上演したものである。
上の左の写真は、演奏に参加した音楽家である。左からホルンの水無瀬一成氏、ピアノ・コンダクターの白石准、フルートの木ノ脇道元氏、チェロの木村政雄氏、クラリネットの上田希氏(彼女は本公演でもバス・クラリネットを演奏していた)、ヴァイオリンの井上隆平氏である。
このメンバーは2004年版のメンバーで、2003年は若干メンバーが違ったが、彼らを含め、実に仲良く、そして水準の高い演奏をしてくれていた。

内容は、上演の前に会場のロビーや外で、魔女のメイクコーナーやかつて東京の日生劇場で行われた、オペラの上演写真の展示などがされていた。
そして、右の写真にあるように、楽器紹介を兼ねたミニ・コンサートを開場後行ってきた。
それぞれが名人なので子供相手だけではなく、大人も堪能する独奏を聴かせてくれていました。

はたして、このプレ事業を鑑賞した子供達がどのくらい本公演に来てくれたか分からないけど、こういう地味な事業の積み重ねで、大きなオペラ公演がたんなる「その日だけ」の成功ではなく、真の意味で、ホールや、演奏会が聴衆に果たす役割が、局所的な催しではなく、街全体がそれを「共有」する有り様になることを予感した本公演であったようで、これからも新しい形での事業の推進を願ってやみません。
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- ★2005/9/24ジャン・コクトー展@大丸ミュージアムKOBE(大丸神戸店) (2005/09/24)
- ★2005/9/18ジャン・コクトー展@大丸ミュージアムKOBE(大丸神戸店) (2005/09/18)
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2005/12/23~5オペラ“ヘンゼルとグレーテル”佐渡裕プロデュース - 2005.12.21 Wed,20:35
まさか本公演の稽古ピアノまでするとは思ってなかった。
やった仕事は、オペラの世界ではコレペティトルという役名だが、自分としてはミュージカルのリハーサルピアノは何回かやったし、オペラのアリアをコンサートでピアノで弾いたりオーケストラの一員として弾くという仕事は数多くやってきたが、オペラの公演のリハーサルに関わるのは初めての経験だったので、敢えて稽古ピアノということで記す。
実際にオーケストラが演奏する状態になるまで、歌手達のリハーサル時にそのかわりをピアノでつとめました。
本番ではもともと鍵盤のパートはないし、演奏には参加しません。
今回副指揮についたのは、2001年に東京を中心に行われたミュージカル“キャンディード”の時に出会った、矢澤氏、永野氏だったので懐かしかった。
矢澤氏とは今年の初夏、ウィーンに行ったわけで今年は、二度も長期間の仕事を一緒にしたことになる。
キャストの中には、初めての人ももちろんいらしたが、別の機会に共演したことのある人もいて、新しい出会いと再会を喜んだ相手もいて楽しかったです。
この投稿時点では、本番の日が訪れてはいないが過去形で書いたのは、先日19日をもって自分の仕事は終了したからである。
いろいろ忙しかったので佐渡裕氏とは話す時間があまりなかったが、この公演の事を含め、劇場の責任者でもある彼から、いろんな夢を聞かされたなかで、今後もこの劇場を中心に白石准が出来うる新しいことを彼と実行すること(事業が実際に動き出したときに具体的に内容を開示しよう)を頼まれたのでとても心意気を感じて帰ってくることが出来た。
新しいオーケストラは全員三十代半ばより若い人たちで構成され、国籍も様々(半分くらいは日本人ではなかった。)、たしか在籍は3年間だったかな、そういう試みは他のどこでもないわけで、既製のオーケストラを基準に考えた視点からはいろんな批判もあるだろうが、僕はこの「制限」の中だからこそ生まれてくるエネルギーを感じ、まだ荒削りなところはあるとは思うが、素晴らしい可能性を実感してきました。3年後の成長も楽しみだし、またほとんどメンバーが替わって違うサウンドになる(それをやっかむ人がいるとは思うが)のもまた新鮮じゃないかと思います。
そのほかにも、劇場を「本拠地」とするオーケストラは最近、僕が一番世話になる新日本フィルハーモニーやオーケストラ・アンサンブル金沢など、いくつかでてきたけど、劇場がオーケストラを持つという、たぶん西洋では当たり前の事だけど日本ではなかなかなかったこと(初めてかどうかは詳しくは知らないが)と、子供達のオーケストラもあるし、それを含んだ教育的な色々な試み、そして地元への結びつき(アウトリーチ活動)などなど、様々な情報発信を佐渡裕氏がやり始めたことに末席で関われたこと、しかもこのオペラのカンパニーとしては、二年前のプレ事業から参加したことは誇りに思いました。
二日間の舞台稽古を見てどんどん、すべてのセクションのテンションが高まってきたし、成功を祈るだけです。
余談ですが、昨日帰ろうとしたら、いきなり、開演のベルを劇場の装備されているものではなく、ヘンゼルとグレーテルが踊る曲の一節をチェレスタで弾いて録音してくれと、いきなり言われ、もともと本番では演奏しないし、本番を前に帰っちゃう(爆)し、カンパニーのみんなへの置きみやげにはちょうどよいなとも思いながら、録音させてもらいました。
ゆえに僕の事を知っている人で公演に来る人は40秒弱、僕の演奏を開演直前に聴くことが出来ます。(爆)
そうそう、余談その2。
大がかりなオペラやミュージカル、バレエの公演は助成があったにせよ、かなりチケット代は高くなるものだけど、今回の公演は最高に高くても6500円だし、安いのは2000円の席もあるし、マネージメントをしているセクションは大変なご苦労があるとは思いますが、「気軽にオペラを見る」という意味に於いては画期的な事だと思いました。
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2005/11/19ホテル立山へのび~た15(最終回) - 2005.12.20 Tue,22:45

ついにこの旅も最終章を迎えた。
前日の厳しい気候の状況とはうってかわって実にさわやかである。

滝に感動したことはあるが、ダムの放水の迫力で感動したのは初めてだ。
この下手な写真で見るより何倍も迫力があります。

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2005/11/19ホテル立山へのび~た14 - 2005.12.15 Thu,11:04


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