スポンサーサイト - --.--.-- --,--:--
新しい記事を書く事で広告が消せます。
木のベルを持つピッコロトランペット2 - 2013.09.20 Fri,13:39
木のベルを持つピッコロトランペット、そしてアンドレ・アンリ氏とのprofile写真撮影 - 2013.09.14 Sat,23:41
昨日は友人のトランペットの発表会手伝ってたが肝は撮影(爆) - 2013.02.12 Tue,02:14
雷製造器と風神マシーン - 2013.01.11 Fri,10:01

もちろん、売っているものではなく、(たぶん)新日本フィルハーモニーの自作です。
雷が落ちるときに叩かれます。
雷鳴はティンパニーや大太鼓もこれに重なるし、稲妻にはピッコロ・フルートもピカってます。
こっちは、ウィンド・マシンで、回転することによって布がある部分と擦れて、ヒューヒューと風の音を出します。
回転する速度を変化させることにより、風の表情が豊かになります。
もちろん、決まった音符の長さに従って演奏する訳ではありません。
完全に「生のサウンド・エフェクト」です。
手作り感満載で良いですね。
両方とも頂上に主人公が登ったあと、下りで出会う嵐の場面で使われます。

まるで吹奏楽かと思うようにフルートも6人(基本は4人で2人はオプション。電気的に増幅できなかった時代、とにかく強い音が欲しかったシュトラウスは、人海戦術を考えた)いるし、オーボエも5人。
ホルンに至っては9人(そのうち4人はワーグナーチューバという変わった楽器を吹く)と、舞台裏に十数人。
ハープも二台でまったく同じ事を重ねて増幅、スコアを見ると、4台でもいいぞ、と書いてある。
そのくせ、チェレスタは重ねろとかいてなくて独りだが、お陰でまったく聞こえない(爆)
あと牧場のそばを通るとき、牛の首に着いているカウベルも鳴りますし、パイプオルガンも色んな場面で加勢します。
コンサートの案内は、ここ。
どうやら、この大曲、今週は読売日本交響楽団も演奏したようで、大量に必要なホルン奏者のエキストラの確保が大変だったようです。

故に、通常指揮者から見て右側で弾いているチェロやコントラバスが左側に、そして、チェレスタ、ハープが右側に居る(ホルンもオケによって位置は違うが普段新日本フィルハーモニーは左で吹いているから、右側に居るのは珍しい)のでとても慣れない位置で弾いています。
そうそう、僕は、ハープの横で、滝の場面だけ弾いていると前の記事で書いてしまったけど、嵐の後にもちょっとしぶきを立てています。わずか4小節(爆)
聴き取れる人が居たら大したものだ。
あと、弾く当人にも過酷な試練なのがこの曲のパッセージ。
リヒャルト・シュトラウス独特の「調性があるのだが、何処に行くか分からない転調がめまぐるしくあって」初見で弾くにはちょっとやっかいなパッセージ。
それを、周り中が大音響の中で弾くとどうなるか。
「全然自分の弾いている音が聞こえない状態」で弾いているので(爆)、何を弾いているのかも判らなくなりそうという、ピアノでもたまにあるのだけど、これがorchestraで鍵盤を弾く難しさで譜面上の難易度とはちょっと違う部分だ。
きっと、前で弾いているヴァイオリンの人の方が良く聞こえているだろう(爆)
それよりも、自分としては、もう一つの
ヤナーチェク作曲(マッケラス編) 歌劇『利口な女狐の物語』組曲
というのが面白いと思います。
一曲だけ元々のオペラのアリアを伴奏したことがあるけど、こんなに繊細で面白いけど知られてない曲もないよな、という感じです。
こっちは音は少ないけど、チェレスタは聞こえる箇所がある(爆)
ハックブレット(Hackbrett)という楽器に初めて遭遇しました - 2012.12.15 Sat,20:00
投稿したのは、12/7なので、文頭の「昨日」というのは、12/6の事でした。
昨日、今日、明日本番の午後のオーケストラのリハーサルの後、NHKのFMのラジオドラマの収録のに行ったら、オーケストラの演奏会ではたまに見かけるツィンバロム(Cimbalom)に似て居る親戚の楽器、ハックブレットという楽器に遭遇しました。
独特の形状の撥で叩きます。
もちろん、この向きで叩いたりはしないはずです(爆)
90度起こして角のところで弾くと思います。
両側で音色が違うのは、写真をclickして大きくすると詳細がわかりますが、片一方には皮のように見える物が張ってありますね。
そっちだとちょっとソフトになって良く聴くCimbalomの様な(それだって違う素材の撥を変える事があるかもしれないけど強引に言えば古い時代のハンマーが皮の時代のpiano)音に近いことになって、皮の張ってない方で弾くとbaroqueの鍵盤楽器、Cembaloみたいな音がすることになります。
Cimbalomと同じような実に神秘的な音がしました。
その楽器の興味のある方は、以下の日取りのNHK FMの番組をお聴き下さい。
(ハープもチェレスタもクロタルというアンティック・シンバルもあったから楽器に詳しくない人はどれがこの楽器か判らないかも知れないな。)
弾いている動画も撮ったので、貼り付けようとおもったけど、演奏されていたのは、小川美香子さんというこの楽器のスペシャリストなので、楽器についての説明やそこでは彼女の演奏する動画も観られると思うので、彼女のblog(http://ameblo.jp/mikakoogawa/)に行って下さい。
(そのページにある動画は、GuitarとのDuoですよ、念のため(爆))
こういう楽器を打弦楽器と言います。
良く、Pianoの事を「弦が張ってあるから弦楽器の一種」という人を見かけますが、あれは間違い。
「弦楽器」と言うのは、通常、ヴァイオリンやチェロの様に弓で弾いたり、ギターやベースの様に指ではじいて弾くグループの事を言います。
Pianoの親戚は、打弦楽器です。
ばちで叩くけど、その叩く物が、皮だったり、金属だったり、木をくりぬいたものとかではなく、弦を叩く楽器ですから、マリンバや木琴と同じく音階を弾けます。
ちょうどそういう種類の楽器をまとめて表示しているページを見つけたので参照して下さい。
http://saisaibatake.ame-zaiku.com/gakki/jiten_dagengakki.html
そういう分類だと、ギターは、撥弦楽器、弓で弾く楽器を、擦弦楽器 (さつげんがっき)と分ける場合もあるね。
そういえば、学生の頃、大学の演劇専攻の研究室に、なぜか楊琴があって、その音色に惚れて、それを使って劇音楽を録音した記憶がある。(調律もわからないので、そのままの状態で僕が弾いた(爆))
その撥は竹製だったなあ。
あれどうなっているんだろう。
でもHarpも含めて弦が鳴る楽器を総称して弦鳴楽器と分類する場合もあるけど、ギターとピアノを同じグループにする意味も解らないが、、(爆)
そういう分け方をしているページも見つけました。
普段見かけない楽器も多いので参照すると良いでしょう。
そこには、去年紹介した、ニッケルハルパもありました。
たしかにニッケルハルパは、ヴァイオリンとピアノの合いの子みたいだったからなあ、、
分類って難しいのかも。
音楽の先生は子供に教えるとき、こういう楽器のグループを定義するのが難しいね。
でも、通常弦楽器と行ったら、前述の様に分けるのが自然だと思うし、Pianoは鍵盤楽器と言えば良いと思う。
たしかに、チンバロムとPianoは親戚だけど、ジャンルがあまりに違うし、PianoやOrgan、CembaloやCelesta、そして電子楽器で鍵盤が着いている物は近しいという意味で同じグループにすれば良いのだと思いますが。
楽器の事は関係ないけど、分類学というのがあるくらいだし、何かを論じるときには分類がちゃんとしてないと話が進まないことが多い。
話は飛ぶが、その分類がどうも出来ない奴がたまに居るからやっかいになるんだ。
我らが山猫合奏団は、音楽団体なのか演劇団体なのか定義できにくいのと同じで(爆)
噴飯百科のこのblogの貴重なネタが一つ増えた事を喜びます。
作曲は最近良く使って下さる菅野由弘さんです。
いつも沢山の鍵盤楽器を乗り換える事になる菅野作品ですが、今回は、たった三つ(爆)(Piano,Celesta,Elec.Piano)で済みました。(曲の途中で抜き足差し足で乗り換えるというものはあったが)
現在放送中のAMのラジオドラマと同じ作曲家です。
今回はかなり雰囲気の違う音楽でした。
そうそう、曲の終わりで、ハックブレットさんは、Pianoの様なペダルは着いてないので、音を消すことが叶いません。
指でハープの様に手の平で消音しようと思えばできるかもしれないが、そうすると凄く不自然に音が切れるので、基本的に音は止めません。
故に、曲終わりではあの楽器の余韻が無くなるまで誰も動けませんでした(爆)
きっと、音響さんの方で音をfade outしたのだと思います。
以下の放送(ということはAMラジオドラマもそうか)は、「らじる★らじる」というネット放送でも聞くことが出来るそうですね。
http://www3.nhk.or.jp/netradio/
『家の終わりに』
【放送日】
2012年12月15日(土曜日)22:00-22:50@NHK FMラジオ
番組紹介は、このページにあります。(放送日が過ぎるとこのlinkは意味を成さなくなります。)
色、艶、metallicな感じが気に入りました - 2012.10.15 Mon,11:45
こっちは、metallicな質感が気に入りました。
両方の写真ともclickして大きくして見た方が僕の気持ちが少し理解できると思います。
両方とも、この写真の数分前、“Guitarの街”御茶ノ水の駅のそば、楽器店がひしめく(ひしめく、って犇めくって書くんだ!初めて知ったぞ。牛舎に沢山牛が居る状況なのか、(爆)噴飯大百科としては、意外と知らない漢字の読み書きのコレクションがまた一つ増えた(爆))界隈で撮りました。
こきりこ(ささら)は108枚で出来ているって初めて知りました。 - 2011.08.19 Fri,17:31
Nyckelharpa@Sweden大使館,2011/06/11 - 2011.07.27 Wed,15:32

これはSwedenのDanceとニッケルハルパ(Nyckelharpa)という民族楽器のconcertと、僕が良く世話になっているサイガバレエと八王子車人形(この二つを引き合わせた仲人は僕であります)による源氏物語の一場面の二つの演目でした。
サイガバレエの舞いについては僕が沖縄から帰ってきてから(8/5以降)投稿するとして、この記事ではDanceも良かったけど、やっぱり普段なかなかみられないNyckelharpaというViolinとPianoが合わさったような楽器を紹介したいと思います。
この写真で演奏されているのは、Swedenの領事さんの娘さん、Louise Bylund(ルイーズ・ビュールント)さんです。
NyckelharpaについてはWikipediaにもありますが、この楽器はLouiseさんが左利きであるため図鑑でみる写真とは裏返しになっているように見えています。
四本の弦と共鳴させるための弦が下に見えます。
Guitarの様にフレットはありませんが、その分横に突き出たタンジェントというキーボードみたいなところを押すと出したい音の高さが規定されるようです。
その部品は上下二階建ての様になっています。

弦の根元です。


形や奏法はだいぶ違うけど、fiddleの親戚とも言えるでしょうね。
外側から見ると底はこうなってます。


大使館のこの場所が吹き抜けていて天井が高く良く響いたせいもありますが、実に柔らかい音がしました。
Melodyだけなのですが、十分にDanceの音楽になっています。
この民族衣装の色やデザインで、何処の地方の出身者か、一発で判るそうですし、女性でリボンをしている人は(Louiseさんはしてますね)未婚だと言うことです。
さて、、
Cimbassoが居た - 2011.04.14 Thu,02:33

Tromboneをひん曲げたようになっていて、スライドの代わりにロータリーが着いているこの変わった形の楽器は、
Cimbasso(チンバッソ)といいます。
netで調べてみると、詳しいblogがありましたので参照してください。
そうです、昨日はstage上手(じょうず、ではなく、かみて、英語だとStage Left側)のContrabassとEnglish Hornの間で、ちょうどTubaの斜め前あたりで弾いていました。
どうしてかというと、僕が弾く曲の中で、Bésame muchoがあるのだけど、そのアレンジがBassと一緒に動いているところがほとんどなので離れていない方が良い気がしたからです。
案の定この位置だと本当にやりやすかった。
かつてこの記事にあるシエナとのツアーの時も、On the Townはその位置でわざと弾いたことあった。
蛇足だけど、そのconcertの時は、三回出て弾いたのだが、Prelude, Fnugg and Riffsの時はsoloistだったから中央で、Westside StoryのSymphonic Danceの時は下手で弾いたのだ(爆)
ただ、管弦楽や吹奏楽のKeyboardというのは、右手が、Xylophoneと一緒で左手がTubaやContrabassと一緒という事があったりして、どっちかのそばで弾くとどっちかとは離れておかしくなるということがあるので、一概に何時もここで弾けば楽かというとそういうわけでもないが、今回は右手で高音部の楽器とシビアなアンサンブルを撮らなければいけないところはほとんど無かったのでこれが正解だった。

Bass Trumpet って初めて見た - 2010.02.22 Mon,22:33

昨日知り合いのトランペット奏者たちと会う機会があり、そこで見かけました。
トランペットと名前は付いているけど、演奏する人はトロンボーンの奏者です。
まあ、ポストホルンという楽器をホルン奏者じゃなくて、トランペット奏者が演奏する様なもので、やっぱりマウスピースの大きさで、奏者が決まるので、名前で決まるということじゃないわけね。
ロータリーのシステムの楽器だったけど指を動かすところは通常のラッパの三本じゃなくて、四本だね。

やっぱり重くて異常に疲れるそうです。
トロンボーンだったら、楽器の重さが手だけでなく肩にも分散するからいいけど、これはサックスのようにストラップがあるわけじゃなし、バス・クラリネットやバリトン・サックスの様に、床に自重がかかるようなシステムでもないから全部手で支えていなきゃいけないみたいで大変そうでした。

お話によるとテナー・トロンボーンのものと同じそうです。
ただ、この楽器はとてもピッチが悪いらしく気の毒でした(爆)
しかも重いとくりゃ、散々ですね。
トロンボーンといえばスライドがあるわけだけど、トランペットもスライドのあるやつが逆にあったりするから、楽器のなかには変わり種の面白いものもあるね。
フルートと一言で言ったっていろいろあるわけで - 2009.08.07 Fri,09:34

これを撮したのはずいぶん昔なので、あまり良く分からないけど、メッキもゴールドだったりシルバーだったりその種類はたくさん。

もちろん、バス・フルートとかコントラバス・フルートとかもっとでかいのもありますよ。アルトだって管が折り返しているやつも良く見ますね。

たまたまこの日は四人とも持っていて本当に種類がちがうのが良く分かった。

最近だったらもっと解像度の良い写真でアップできたけど、まあご容赦。
チューバと低音サクソルン - 2009.07.23 Thu,00:19

でも一概にTubaと言ってもそのシステムや種類は素人の予想を上回って色々あるみたいです。
これはpistonだけどrotaryのやつもあるし。
そのうちまた詳しく紹介したいと思います。

管の巻き方が逆で面白かったのでかつて、僕の主宰していた“みんなの音楽会”(いまは寺子屋音楽会と名称が変わった)で、アマチュアのチューバ吹きとサクソルン吹き(というかもともとバストロンボーンだった知り合い)が参加したときに撮しました。
巻き方だけじゃなくて、Pistonの着いている位置も全然違うね。
どっちかというろEuphoniumっぽい感じがするね。
これらの楽器については、ウィキペディアの該当記事を参照するとうんちくを知ることができます。