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“どんぐりと山猫”の最新版の整理をしました - 2011.10.21 Fri,21:32

写真のmeercatが、なにかいじくっている様に、最新版の譜面の誤植や曖昧なところ、書き直した方がもっと直感的に分かりやすくなるところ、そして演奏家達が書き込んだ客観的な補足事項などを、Scoreに反映する作業をこの数日間、合間を見てやってました。
このblogを見て居るほとんど人には、全くどうでも良いことを綴る事をお許しください。
しかし同業者で同じ事に悩んでいる人がもし一人でも居たら、これは有用なideaかもしれないからです。
今までPiano独奏版のその曲や
Celloとのversion、
そしてMulti Reedとのversion、
そしてかつてのEnsemble版と、
全部違うfileを生成していて、そのたびに変更や削除、追加、拍子記号の変更などがあると、それぞれのfileにまったく整合性が無くなっていました。
だから、僕のMac内には無数とはいわないけど、おびただしい数の“どんぐりと山猫”の譜面fileが存在して居ています。
やっぱり僕の書いた“セロ弾きのゴーシュ”のゴーシュを演奏し演じているcellistの大島純氏には常日頃、良く言われている事があります。
もし僕が亡くなった後、この様な状態で何種類も同じ曲の譜面を残すと、残された演奏家が何を頼りに演奏すべきか余計な混乱を生じさせるので、それだけは回避するように、ということです。
そりゃもっともだ。
どの譜面が、authenticなversionであるか、他人が判断するのがとても難しくなっていることは事実です。
単純にFileの新しいもので判断してもらうというよりは、この数日で気づいたアイデアがありました。
僕が使っている譜面作成ソフトのFinaleは、数年前のversionから、ScoreとPart譜が連携するようになりました。
かつては、Part譜ごとに新たなFileを生成する必要がありました。
故にその度に違う編成だったEnsenble版や、一度きりのOrchestra版は、総譜から書き直したというよりは、そのPart譜を必要に応じて書き換えるという、作業をしていたので、現実的には完成したScoreの無いものが多く、その時に演奏した内容が譜面として俯瞰できる状態で存在しては居ませんでした。
それを解消するために、今回の木管五重奏+Piano版はきちんとScoreとして書き上げたのですが、この状態を最終的な木管五重奏版のScoreとするのではなく、今回の編成のScoreも現在はScoreと同じ事になりますが、Part譜として一個造り、Celloや他の楽器、そしてPianoの独奏のversionでさえも、このScoreに新たに五線譜を追加し、一つのFileに纏めてしまおうと考えました。
ゆえにScoreにはレイアウトを調整する必要もなく、Pianoのpartも独奏版、も今回のものもCello版なども、数種類同時に存在することになります。
で、独奏版は、独奏Pianoと語りだけのPart譜として出力し、Cello版はそれ用に書かれたPiano partと語りと一緒に出力すれば良いことになるのです。
こうすれば、全体の小節数やダイナミックスや表情記号が変わった場合も即座にすべてのversionに反映することになるし、基本的に語り手のpartはすべてのversionで同じ部分を使うから、もしそこに変更があっても複数のfileの整合性を確認する必要がなくなります。
これは手書きならあり得ない状態です。
だからScoreは実用的には全く用をなさない状態になります。
たぶんPianoのpartが3種類以上、6段で表記されることになるでしょう。
すべてのversionがpart譜として存在することになります。
実に良い思いつきだけど、それを作り上げるのはこれからなので、copy & pasteするにしても、ある意味相当な量の作業になります。
たとえば、versionに寄って、小節数も違うし、ある部分の拍子も、この30年間の間にはかなり変わってきているので、全体をCopyしてPasteするという単純な訳には行かないのです。
しかし今後新たな編成に挑戦するときも、手間が0から始める事を考えたら半分どころかものすごく初歩的な作業が省略されるので、この思いつきは自分で唸ってしまいました(爆)
これで長年譜面folderの中を見るたびにため息をついていた「どれが残すべきfileか判らない」という事から解放されることになります。
同じ名前のpart譜があったら、日付だけで古いものを捨てれば良いと思いがちだけど、同じfileで実はbassoonと言うファイルが内容的にはclarinetだったりしてちゃんとその度に名前付けをきちんとしてなかった僕が悪いのですが、うかつに捨てられないfileだらけなのです(爆)
話は変わりますが、このmeercatは何かを掘り出しているのか、これから掘って何かを隠そうとしているのか、単に掘るのが習性なのか、なんなのでしょうね。
この人は、この人と共に、羽村の動物公園の住人でした。
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ミーアキャットって結構小さいんだね@富士サファリパークに行ってきました。Vol.2 - 2010.10.04 Mon,20:57
しかるに、題名の@以降のVol.1は前述のCheetahの記事のことです。

出た、得技の立ち姿。
でも緊張感が無いから、後ろ足は背伸びせず全部着いてるね。

最近アニマルプラネットとか映画でも有名になったこのMeerkatですが、実際に見るまではこんなに小さいとは思ってませんでした。

朝日を浴びて爽やかに、、、あ、ジャズの名曲は、「朝日の様に爽やかに」だった(爆)


こっちは背伸びしてる。
穴を掘っている人、見張っている人。

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