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明日は彼とトランペット協会の演奏会に出演します。
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楽器の王様 - 2013.02.16 Sat,21:17
昨日の演奏会は日経新聞の読者の為のものだった。
シベリウスのフィンランディアと、ブルッフのg-mollのViolin Concerto(Vn. 南 紫音さん)そしてサン=サンーンスの交響曲第三番「オルガン付き」(Org. 室住素子さん)
そのピアノを弾くことは告知していたが、リハーサル前にオルガンを撮ってみた。
あ、指揮者は川瀬健太郎さんという若い人でした。
ちょっと横顔がサッカーの香川真司選手に似てた(爆)けど、爽やかな音楽でした。
posted by (C)belokamensky
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雷製造器と風神マシーン - 2013.01.11 Fri,10:01

もちろん、売っているものではなく、(たぶん)新日本フィルハーモニーの自作です。
雷が落ちるときに叩かれます。
雷鳴はティンパニーや大太鼓もこれに重なるし、稲妻にはピッコロ・フルートもピカってます。
こっちは、ウィンド・マシンで、回転することによって布がある部分と擦れて、ヒューヒューと風の音を出します。
回転する速度を変化させることにより、風の表情が豊かになります。
もちろん、決まった音符の長さに従って演奏する訳ではありません。
完全に「生のサウンド・エフェクト」です。
手作り感満載で良いですね。
両方とも頂上に主人公が登ったあと、下りで出会う嵐の場面で使われます。

まるで吹奏楽かと思うようにフルートも6人(基本は4人で2人はオプション。電気的に増幅できなかった時代、とにかく強い音が欲しかったシュトラウスは、人海戦術を考えた)いるし、オーボエも5人。
ホルンに至っては9人(そのうち4人はワーグナーチューバという変わった楽器を吹く)と、舞台裏に十数人。
ハープも二台でまったく同じ事を重ねて増幅、スコアを見ると、4台でもいいぞ、と書いてある。
そのくせ、チェレスタは重ねろとかいてなくて独りだが、お陰でまったく聞こえない(爆)
あと牧場のそばを通るとき、牛の首に着いているカウベルも鳴りますし、パイプオルガンも色んな場面で加勢します。
コンサートの案内は、ここ。
どうやら、この大曲、今週は読売日本交響楽団も演奏したようで、大量に必要なホルン奏者のエキストラの確保が大変だったようです。

故に、通常指揮者から見て右側で弾いているチェロやコントラバスが左側に、そして、チェレスタ、ハープが右側に居る(ホルンもオケによって位置は違うが普段新日本フィルハーモニーは左で吹いているから、右側に居るのは珍しい)のでとても慣れない位置で弾いています。
そうそう、僕は、ハープの横で、滝の場面だけ弾いていると前の記事で書いてしまったけど、嵐の後にもちょっとしぶきを立てています。わずか4小節(爆)
聴き取れる人が居たら大したものだ。
あと、弾く当人にも過酷な試練なのがこの曲のパッセージ。
リヒャルト・シュトラウス独特の「調性があるのだが、何処に行くか分からない転調がめまぐるしくあって」初見で弾くにはちょっとやっかいなパッセージ。
それを、周り中が大音響の中で弾くとどうなるか。
「全然自分の弾いている音が聞こえない状態」で弾いているので(爆)、何を弾いているのかも判らなくなりそうという、ピアノでもたまにあるのだけど、これがorchestraで鍵盤を弾く難しさで譜面上の難易度とはちょっと違う部分だ。
きっと、前で弾いているヴァイオリンの人の方が良く聞こえているだろう(爆)
それよりも、自分としては、もう一つの
ヤナーチェク作曲(マッケラス編) 歌劇『利口な女狐の物語』組曲
というのが面白いと思います。
一曲だけ元々のオペラのアリアを伴奏したことがあるけど、こんなに繊細で面白いけど知られてない曲もないよな、という感じです。
こっちは音は少ないけど、チェレスタは聞こえる箇所がある(爆)
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ハックブレット(Hackbrett)という楽器に初めて遭遇しました - 2012.12.15 Sat,20:00
投稿したのは、12/7なので、文頭の「昨日」というのは、12/6の事でした。
昨日、今日、明日本番の午後のオーケストラのリハーサルの後、NHKのFMのラジオドラマの収録のに行ったら、オーケストラの演奏会ではたまに見かけるツィンバロム(Cimbalom)に似て居る親戚の楽器、ハックブレットという楽器に遭遇しました。
独特の形状の撥で叩きます。
もちろん、この向きで叩いたりはしないはずです(爆)
90度起こして角のところで弾くと思います。
両側で音色が違うのは、写真をclickして大きくすると詳細がわかりますが、片一方には皮のように見える物が張ってありますね。
そっちだとちょっとソフトになって良く聴くCimbalomの様な(それだって違う素材の撥を変える事があるかもしれないけど強引に言えば古い時代のハンマーが皮の時代のpiano)音に近いことになって、皮の張ってない方で弾くとbaroqueの鍵盤楽器、Cembaloみたいな音がすることになります。
Cimbalomと同じような実に神秘的な音がしました。
その楽器の興味のある方は、以下の日取りのNHK FMの番組をお聴き下さい。
(ハープもチェレスタもクロタルというアンティック・シンバルもあったから楽器に詳しくない人はどれがこの楽器か判らないかも知れないな。)
弾いている動画も撮ったので、貼り付けようとおもったけど、演奏されていたのは、小川美香子さんというこの楽器のスペシャリストなので、楽器についての説明やそこでは彼女の演奏する動画も観られると思うので、彼女のblog(http://ameblo.jp/mikakoogawa/)に行って下さい。
(そのページにある動画は、GuitarとのDuoですよ、念のため(爆))
こういう楽器を打弦楽器と言います。
良く、Pianoの事を「弦が張ってあるから弦楽器の一種」という人を見かけますが、あれは間違い。
「弦楽器」と言うのは、通常、ヴァイオリンやチェロの様に弓で弾いたり、ギターやベースの様に指ではじいて弾くグループの事を言います。
Pianoの親戚は、打弦楽器です。
ばちで叩くけど、その叩く物が、皮だったり、金属だったり、木をくりぬいたものとかではなく、弦を叩く楽器ですから、マリンバや木琴と同じく音階を弾けます。
ちょうどそういう種類の楽器をまとめて表示しているページを見つけたので参照して下さい。
http://saisaibatake.ame-zaiku.com/gakki/jiten_dagengakki.html
そういう分類だと、ギターは、撥弦楽器、弓で弾く楽器を、擦弦楽器 (さつげんがっき)と分ける場合もあるね。
そういえば、学生の頃、大学の演劇専攻の研究室に、なぜか楊琴があって、その音色に惚れて、それを使って劇音楽を録音した記憶がある。(調律もわからないので、そのままの状態で僕が弾いた(爆))
その撥は竹製だったなあ。
あれどうなっているんだろう。
でもHarpも含めて弦が鳴る楽器を総称して弦鳴楽器と分類する場合もあるけど、ギターとピアノを同じグループにする意味も解らないが、、(爆)
そういう分け方をしているページも見つけました。
普段見かけない楽器も多いので参照すると良いでしょう。
そこには、去年紹介した、ニッケルハルパもありました。
たしかにニッケルハルパは、ヴァイオリンとピアノの合いの子みたいだったからなあ、、
分類って難しいのかも。
音楽の先生は子供に教えるとき、こういう楽器のグループを定義するのが難しいね。
でも、通常弦楽器と行ったら、前述の様に分けるのが自然だと思うし、Pianoは鍵盤楽器と言えば良いと思う。
たしかに、チンバロムとPianoは親戚だけど、ジャンルがあまりに違うし、PianoやOrgan、CembaloやCelesta、そして電子楽器で鍵盤が着いている物は近しいという意味で同じグループにすれば良いのだと思いますが。
楽器の事は関係ないけど、分類学というのがあるくらいだし、何かを論じるときには分類がちゃんとしてないと話が進まないことが多い。
話は飛ぶが、その分類がどうも出来ない奴がたまに居るからやっかいになるんだ。
我らが山猫合奏団は、音楽団体なのか演劇団体なのか定義できにくいのと同じで(爆)
噴飯百科のこのblogの貴重なネタが一つ増えた事を喜びます。
作曲は最近良く使って下さる菅野由弘さんです。
いつも沢山の鍵盤楽器を乗り換える事になる菅野作品ですが、今回は、たった三つ(爆)(Piano,Celesta,Elec.Piano)で済みました。(曲の途中で抜き足差し足で乗り換えるというものはあったが)
現在放送中のAMのラジオドラマと同じ作曲家です。
今回はかなり雰囲気の違う音楽でした。
そうそう、曲の終わりで、ハックブレットさんは、Pianoの様なペダルは着いてないので、音を消すことが叶いません。
指でハープの様に手の平で消音しようと思えばできるかもしれないが、そうすると凄く不自然に音が切れるので、基本的に音は止めません。
故に、曲終わりではあの楽器の余韻が無くなるまで誰も動けませんでした(爆)
きっと、音響さんの方で音をfade outしたのだと思います。
以下の放送(ということはAMラジオドラマもそうか)は、「らじる★らじる」というネット放送でも聞くことが出来るそうですね。
http://www3.nhk.or.jp/netradio/
『家の終わりに』
【放送日】
2012年12月15日(土曜日)22:00-22:50@NHK FMラジオ
番組紹介は、このページにあります。(放送日が過ぎるとこのlinkは意味を成さなくなります。)
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開館前のプリモ芸術工房に今居ます - 2012.10.31 Wed,18:43
新しくオープンする小さなホールで、“セロ弾きのゴーシュ”を演奏するのです。
目出度いことに、メンバーの1人、チェリストであり、“セロ弾きのゴーシュ”のゴーシュ役をも演じている、大島純氏が、ホールのオーナー、そしてプロデューサーとしてもデビューする記念すべき日でもあります。
東京は、目黒区の洗足駅前(目黒線の改札を出たらすぐに見える)に開館する、その名も、
プリモ芸術工房(http://primoart.jp/)という所に来ています。(リアルタイム更新(爆))
そして一番大事な備え付けのPianoは、彼の重要な共演者でもあり、僕も新日本フィルハーモニーなどで、良く共演する、Pianistの、加納麻衣子さん所有の、ちょうど今年で100歳を迎えるNEW YORK STEINWAYが置いてあります。

今日は、ホールのオーナーと楽器のオーナーのお二人立ち会いのもと、試弾させてもらっています。
上の写真にあるMAKERSという表記は、僕は沢山のSteinwayを見てきましたが初めてでした。
音は、あまりNEW YORK製っぽくなく、なんとなくHamburg製っぽい感じがして訊いてみたらどうやら、元々NEW YORK製の楽器をHamburgにもっていってどうのこうの(爆)した楽器らしいです。
楽器の事について少し書くと、実に品の良い音がする楽器で、実に気に入りました。
いろんな音色が作れる、音のパレットの多い楽器だと思いましたし、サロンの大きさにはとても合っているサイズの楽器だとおもいました。
本当にいつも思うけど、新しいサロンとかホールとか、「新品の楽器」を買う事が多いけど、僕が思うに、こういう古くて素晴らしい楽器を入れた方が、個性が出て良いようにいつも強く思います。
100年前の楽器だけど響きは毎回新しい輝きを生み出して聴衆に届いていくはずです。
このホールはきっと、この楽器の個性が「売り」になるホールになると思います。
それと、横断歩道は渡る必要はあるけど、建物は駅の改札の真ん前だから視認性も良い位置に立っているから迷うことも無く、少々の雨なら走れば傘を差さないでもたどり着けるからアクセスも理想的。

時間を忘れて様々な曲を弾いています。
会場には天井の低さからは想像できないくらいの豊かな響きがあります。
最高です。
昨日と今日は、カメラ小僧であることを忘れてしまいました。バキッ!!☆/(x_x)
じゃない、pianistであることを思い出しました(爆)
白石准としては、久しぶりに独奏のconcertをしてみたくなりました。
でも、僕を知らない人がこの写真を見たら、ピアノ弾きが座っているのでは無く、清掃に来たようなおじさんに座って貰って写真を撮ったとしか思えないだろうなあ(爆)

前にも別の記事で書いた「譜面台」の話ですが(link先の楽器も同じ時代のNEW YORK製)、古い楽器のこう言った「素通し」の細工は実に演奏者にとって譜面台を降ろしたときと上げたときの差が無くて嬉しいし、楽器の品を感じるね。

最後の写真と、ここからが追記。
帰り際、ホールへの階段の登り口で、記念撮影。
勿論、左側が、pianistの加納麻衣子さん、右側がゴーシュこと、cellistの大島純氏。
この二人で、このホールを運営していくそうです。
頑張れ。
11/17の“セロ弾きのゴーシュ”の宣伝記事に関しては、家に帰ってから書きました。
トラックバックに表示されています。
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6/3に京都会館で行われる「ライブシネマ」(たぶんこのリンクは期間限定です)という、チャップリンの映画を彼の書いた音楽をオーケストラで生演奏するというものである。
かつて、東京で新日本フィルハーモニーもやったのだけど、企画としての意欲はこの催しを先駆的に始めただけあって、すごい意気込みです。
「街の灯」も僕は東京で弾いたけど、ゴングの音とかピストルの音とかサイレントかホイッスルのような、効果音はフィルムのなかにある音を活かして、音楽の部分だけを演奏していたけど、京都市交響楽団を指揮する齊藤一郎氏(この企画はこのオーケストラでは彼がすべて監修している)はすべての音をオーケストラにさせるので、打楽器奏者たちは大変である。
だから、ほとんどの奏者たちはすべてピットにいるけど入りきらない打楽器が舞台上手の花道に、そして舞台下手にピアノとチェレスタとおもちゃのピアノ(自分の所有物)、そして効果音専門の打楽器セクションが配置されている。

プレトークをやったおりに、僕が半分ジョークでこれを会場に持ち込み、「犬の生活」のなかにでてくるラグタイムをチェレスタと一緒に弾いて、齊藤氏がおもしろがって、モダンタイムスのある場面で使うよう要求したのです。
ピアノとチェレスタを乗り換えるのもかなりスリリングだけど、このトイピアノを弾く時は、チェレスタと同時に弾くので、両手を開ききって、しかも左手がメロディ、右手がそれよりも低い音域で伴奏型のフレーズを弾くから手がおかしくなりそうだ(爆)
こいつより上手に弾けないかもしれない。
しかもこの作品はご存知のように非常に「悪魔的な機械の動き」があるので、とにかくめちゃくちゃテンポの速いところが多くてスリル満点だ。
しかも面白いことに、小節数は、通常曲がかわればリセットしてまた「第一小節」から始まるのに、最初から最後まで、通し番号がうってあるので、最後は「3700小節」を少し超えたところで終わる(爆)
いままで、リハーサル中四桁の小節数を指揮者が指示するというのは経験がないような気がするなあ。

今現在チャップリンの11の作品の譜面が再構成されているということですが、自分自身も四つ目の作品になります。
どうせなら、全部網羅したい。
齋藤氏のリハーサルでは、毎回演奏者全員で映画を鑑賞してから本番に臨むらしい。
新日本フィルハーモニーでやった時はそういう配慮がなかったから、自分が弾いているところがどういう場面なのかわからないで弾いていたことが多かったので、明日のリハーサルはまず午前中に鑑賞してから午後にまた音を出すらしいので、譜面を再び見る時に違って見えることでしょう。
その方が弾いている時に観たくなってしまう誘惑に勝てるしね(爆)
でもこんな角度じゃ観たくてもまともに見えない。
ただでさえ、指揮者がとても遠くて、しかも暗い。
この前まで弾いていたジキル&ハイドでは、目の前に指揮者がいたことを考えるとこんどは一番遠いところで弾くので、離れている楽器との時差が今日もあったので本番までには慣れないといけない。
蛇足だけど、チャップリンの作品の中には制作当時、演奏されていた音楽は「既成の曲」の寄せ集めだったものもあり、公開されてから20年後に新たに作曲されたものとかもあるらしい。
ということは日本の活動写真館、つまり、僕にはとても縁のある“セロ弾きのゴーシュ”の登場人物たちは、常に同じ曲を違う映画でも使い回していたこともあるわけだ。
逃走場面ではオッフェンバックの「天国と地獄」とかね、。
だから、映画館によっては同じ映画なのに違う音楽で上映されていたということもあり得る訳で、どこでも観ても映画は舞台劇とは違って同じ、というわけではなかったらしい。
それが無声映画の魅力でもあったのだろう。
活動弁士はたぶん日本だけの風習でこれも義太夫やそれに連なる日本の芸能の遺伝子の末に存在した(今もいらっしゃるから、現在進行形ではある)独自のものなのだ。
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jeu de timbresは鉄琴じゃなかった - 2006.09.06 Wed,00:53
チェレスタ(celesta)の構造はこの記事に紹介してあるので参照して欲しいが、今回チェレスタに並んで演奏されたジュ・ドゥ・タンブル(jeu de timbres)という楽器は外見はチェレスタにそっくりで、違いはその音域が少ないだけで、叩くハンマーの形状が違うだけだと思っていたけど、良くみたら(糞、写真を取り損ねた)鉄琴のような「板」ではなく、縦に立った小さいパイプ状の金属を、しかも下から(つまりチェレスタとは逆、チェレスタは上から打っていたね。ということは方向的にはピアノと同じ)打っている。
想像通り打つ素材そのものは金属だったけど。
プロのオーケストラであってもこの楽器を所有しているところは少ないはず。
今回演奏した新日本フィルハーモニーもほかの団体から借りていた。
メーカーだって製造したところで使う曲はチェレスタでさえそう多くないのにこれだと、たぶん有名どころでは数えられるしかないだろう。
この曲はorchestraの名曲としてファンも多いし、演奏頻度も多いけど、生で客席に居たら鍵盤奏者を観察すると良いです。
同じ事をやっているのが二人いるわけではなく、それぞれ「別の」楽器で違う場所で弾いているということがもしかしたら判るかも知れません。
話題からそれるけど、珍しい楽器でいえば、このダフニスとクロエでは、ウィンド・マシンというものが駆使される。
リヒャルト・シュトラウスのアルペン交響曲でも使われるその楽器はまるでラジオドラマの効果音の道具を持ち出したような、「打楽器」というには無理のあるどのジャンルにも属さないものでしょう。
そういう意味でもこの曲はCDで聴くよりは実際に聴いた方が面白いと思いました。
何回もこのオーケストラで弾きましたが、その度にフルートの独奏をする白尾さんという首席奏者は本当にすばらしい。
毎回聴いているとぞくぞくします。
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★2005/9/5新日本フィルハーモニーサントリー定期第404回 - 2006.09.03 Sun,06:28

やっぱりなんやかんや言ってこの曲は本当に美しい。
鍵盤楽器は、チェレスタとジュ・ドゥ・タンブル。
写真の右側が前者、左側の小さい方が後者。
自分は今まで数回弾いたのは後者の方だけど今回はチェレスタ。
弾くところは本当に少ないから半分はお客の気分。
気持ちよくて毎日練習でこの音の渦のなかにいることが幸せだ。
ジュ・ドゥ・タンブルはたぶんチェレスタより前から存在する楽器かも
しれない。
モーツァルトの魔笛にでてくるパッセージはこれで弾いてたのだと思う。
グロッケンシュピール(鉄琴)を鍵盤で弾くと思えばよろしい。だから
キラキラした音がでる。
チェレスタは同じ鉄琴を打つ材料がピアノのハンマーの様に柔らかいか
ら音色が全然ちがう。(チャイコフスキーの胡桃割り人形の金平糖の踊りまで待たないとこの楽器はでてこない)
しかもこの曲のなかでだいたいは同時に演奏してないのだが一カ所だけ
盛り上がるところで同時になるから二人奏者が必要なのだ。
前にも書いたけどラヴェルはたぶんこんなに暇に書いたのはこれらの楽
器は打楽器奏者が演奏するように考えていたのだろう。
オーケストラの音楽にあまり普段触れることのない人はこれから入門す
るのが最適だと思う。
しかもCDではなく生演奏で聴くのが一番だ。
バレエのための音楽なので、楽器の出す音で様々な具体的な自然の中の
音を味わうことや理屈抜きに音の渦のなかに溺れて快感を得ることがこ
んなにも楽にできる音楽も珍しいと思う。
今回指揮者のアルミンク氏は、さかんに「ドイツ風な音を出さないでフ
ランス風の色彩感のある音をだしてくれ」と要求する。
それは主に音の立ち上がり方への注文だ。
もっとふわっと立ち上がって欲しいということみたいだ。
そういえば、ストラヴィンスキーやドビュッシーの管弦楽曲(協奏曲で
はなく)には素材としてピアノが入ることがたびたびあるが、ラヴェル
のそれは絶対にピアノはないね。
鍵盤を使うときはチェレスタだね。
そこに彼の色彩感が現れてるね。
ピアノ曲をたくさんかいているけどそういうときはピアノの裏に管弦楽の色彩があって管弦楽のときはピアノを使わないのだ。
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Toy PianoでConcertoを弾きにテレビに出た - 2006.03.01 Wed,08:35

プロデューサーから電話で誘われたとき、「どこが隠し芸なんだ」と抗議したけど、この日の収録のネタが少なかったらしいので、強引に引っ張り出されました(爆)。
当時は僕がたびたび出演させてもらった、司会が黛敏郎さんの頃のシリーズではなく、その後のもので、司会は武田鉄矢さんだった頃です。
このトイピアノは友人から借りたものなんだけど、珍しくグランドピアノ型ではなく、縦型、いわゆるアップライト型で、しかも鍵盤上の蓋がついているものでした。
その蓋が問題で、チャイコフスキーの冒頭の雄大な和音を弾くたびに振動で手の上に落ちてくるので、その度に蓋を元に戻すアクションが共演者や客席の笑いを誘ってました。
そういえば、どうせなら恰好までふざけようと、モーツァルトみたいな鬘を借りて、燕尾服で金色の大きな座布団に座って弾いた記憶があります。
自分の持ち物にもアメリカで買った縦型のものがあるのですが、それには蓋がついてないし、音域があまりに少なくこのネタには無理だったので借りました。
ということはそこそこ音域があったのです。
この縦型の玩具ピアノはオーケストラをバックに実に音も良く鳴ってくれました。
この写真は収録後、渋谷公会堂の楽屋で東京交響楽団のメンバーとふざけているときのものだけど、周りの人たちはみんなこれを欲しがったものです。
この時を遡ること10年くらい前に、この持ち主(ソプラノ歌手だった)とフルート奏者でコンサートをやったとき、なんかバロックより前の、実にシンプルな曲を演奏するときこのピアノで伴奏したときがありました。(爆)
もちろんジョークではあったけど、なんとも言えない可愛い雰囲気があって、評判は良かったです。
この楽器は国産のおもちゃだったけど、すごく良くできているなと感心しました。
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