Toy piano in the park - 2011.10.01 Sat,00:24
別の記事にもこのpianoの写真が少々超現実的に出ているが、この日は独りでProfile用の写真を、ここ、片倉城跡公園の本丸や二の丸の広場に撮りに来ていたのだ。

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久しぶりに牛窓シーサイドホールのピアノの写真を出しましょう(笑) - 2011.07.10 Sun,00:04

鉄骨の裏側に浮いた活字がちょっと見えますが、STEINWAYと刻印されています。
あの位置にはハンブルク製には無かったように思いますが、、、どうなんだろう。
あとダンパー(弦の上のかまぼこみたいに見えるやつ)のつや消し具合がいいですね。
そう、このピアノのボディの表面は黒い艶消しなんです。
昔はハンブルク製も艶消しでしたが、今は普通の楽器と同じく光沢です。
艶消しは個性的だったし、協奏曲を弾くとき後ろのオーケストラの奏者が照明が反射してまぶしくないので重宝されたものなのですが、、、
その伝統はニューヨーク製に残っているのが嬉しいです。
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Newyork Steinwayのupright piano@サイガバレエ - 2011.06.12 Sun,10:26

主催は、青少年音楽協会とあって、そこは、第二次大戦後にまったく音楽に触れる機会のなかった日本の子供たちのためにアメリカ人の故カニンガムさんが長い間お金を出して活動していた団体なのですが、ほとんどの雑務はサイガバレエがやっているのです。
故カニンガムさんは、写真の雑賀淑子さんと、とても深くおつきあいされていて、そのご縁で僕も彼女の前で何度も弾いたし、軽井沢のハーモニーハウスの開所式でも弾いたし、僕が良く世話になる新日本フィルハーモニーもよく彼女の催しで弾いていました。
それで、6/7に所用のついでに飯田橋にある稽古場をふらっと訪れたら、なんと、僕がたぶん1987年頃だったか、この稽古場(床が昔の桜の木で出来ていてすごく響きがいいのです。)で、バルセロナの作曲家、Federico Mompouの作品を独奏した思い出の、進駐軍のキャンプにあったNewyork SteinwayのUpright Pianoが、修理から戻ってきてあったのです。
びっくりしたことに、塗装まできれいになって、もちろん中身は新しいアクションになっていますから、ほぼ新品同様です。
もちろん、修理したのは、僕の調律を長年している新井吉一さんです。撮している自分の顔が映るくらいに、ぴかぴかだ(爆)

そして日本の駐留軍のキャンプにやってきて、下手をすると、ビールがこぼれたかもしれないぐらいの野蛮な状態で三十年前に僕がこのバレエ団にお世話になる事になった時から「古色蒼然」として稽古場に鎮座していました。
そのいきさつはこのサイトを1997年に興した頃に書いたものが残っています。
このピアノは、だから日本で言えば、郷愁の昭和の真ん中より前のものかもしれません。
勿論僕よりだいぶ年上です。
Pianoは手入れさえ良ければ(ものが良ければというのもあるが)100年以上持つはずです。
この稽古場には国産のピアノは合わない(爆)、やっぱりこのPianoがあることに意味を感じます。
このblogにはPianoというcategoryがあって、僕が出会った思い出深い楽器を紹介していてそこに分類してもよかったけど、追記に面白い「昭和の残骸」があるので、このcategoryにしました。
一番最初の写真にあるベンチも高さは変えられないけど、30年前から僕がしっている椅子です。
頑丈な作りで未だにびくともしない。
蓋もこの写真の様に、洒落た閉まり方をします。
雑賀先生は、このPianoのお披露目concetは是非白石准で、と言ってくれていますので、近々またここで懐かしい空気の中で独奏会をすることになると思います。
しかしながら、
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牛窓シーサイドホールのSteinway Pianoのご紹介 - 2011.04.24 Sun,10:44

スタインウェイ社はドイツのハンブルグとアメリカのニューヨーク製の二つのモデルがあることをご存じない方が結構多いのですが、実は、特に日本のコンサートホールにあるほとんどのスタインウェイは、ハンブルグのスタインウェイのピアノです。
白石准に限らず多くのピアニストがそのハンブルグ製のピアノに親しんでいますが、有名な、かの巨匠、ホロヴィッツが使っていたピアノはニューヨーク製でした。
スタインウェイはもともとドイツの楽器っぽく思われていますが、たしかに祖先は、シュタインヴェックという今も現存するドイツのピアノメーカー(今はグロトリアン・シュタインヴェックです。)ですが、その発音と、この蓋に刻まれている& sonsが示すように、息子達がニューヨークで会社を興したのが、今のスタインウェイ社の始まりです。
そのいきさつに着いては、該当のウィキペディアをご参照ください。
それで、里帰りというか後で出来たのがハンブルクの会社です。
で、日本にどのくらいニューヨーク製のコンサートグランドがあるかと云いますと、5台と聴いたことがありますが、個人輸入のものを含めるとそれは全く正確な数字ではないはずですが、極端に少ないという意味では何百台あるか分からないハンブルク製とは違って珍しいということには違いがありません。
詳しくは書きませんが、ハンブルク製も素晴らしい楽器で僕も大好きですが、同じ名前のメーカーのピアノといえども、ニューヨーク製のこれはとても個性の違う楽器なのであります。

本当はハンブルク製の写真もここに出せばよいのですが、それは追々。
このピアノの譜面台は、格納されているときは、「前に」倒れています。

これがニューヨーク製の特徴です。
ハンブルク製の譜面台はヤマハやカワイと同じく、格納時には後ろに倒れていて譜面を立てるときは前に起こし、そしてそれを支えるつっかえ棒が後ろにありその立てかける位置によって角度を変えられます。
ですから、格納されたまま譜面台を立てると、結構奥に譜面が行ってしまうので、前に引き出さないと近眼の人には遠過ぎます(笑)
あと、ペダルの所に見える金属の当て板みたいなのも、たしかハンブルク製にはなかったやに思います。
今度ちゃんと確認しておきます。

ちなみに、通常お家や学校の音楽室にあるグランドピアノの多くが、その長さが165cmから180cmの物が一番多いわけで、274cmというのが如何に長いかが良く分かります。

個人で持って居る小さめのホールとしてはこれ以上贅沢な条件はないでしょう。
このピアノから様々なプレイヤーによって、牛窓の方々に感動をあたえるシーンが増えることを祈るばかりです。
なお、写真はclickすると少し大きくなります。
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自分で触れた楽器ではないけど - 2005.07.16 Sat,15:58

それまで中身がなんだか誰も疑問に思わなかったのかなあ。それが不思議でたまらん。
動かそうにも重そうだし、かつ、中から音がしただろうに。(爆)
神戸に行ったら見てみたいな。綺麗な楽器だね。
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Steinwayのスクエアピアノ - 2005.07.15 Fri,19:02

時々地方に「巡業」にいってるみたいだね、調べてないけどスタインウェイジャパンのサイトに紹介されているかも知れません。
自分がこういう形の楽器を知ったのは1980年代半ばだったと思うが、東京青山のKAWAI楽器のピアノフロアで、スクエアピアノフェアみたいなのをやっていた時だった。
あれは空前絶後の催しだったと思う。
ディスプレイされていたこんな珍しい楽器が数台じゃなかった記憶がある。
その時に、初めて触ってみた。
純粋な「演奏会用の古楽器」というか「よそ行き」の楽器というより、家庭用な指向がいいね。

結局グランドピアノの欠陥は、弾いている人より客席にいる人に音を飛ばさなければ行けないので、ホールで、特にオーケストラの中で弾いていると、実は周りが大音響になると自分で自分の音があまり聞こえないときがあることは、そういう仕事をしない人には意外と知られてないことだと思う。
縦型(アップライトとか、ヴァーチカルとか、ピアニーノとか言う、いわゆる良く家庭にあるやつ)のピアノの上にある蓋が、奏者側に開くモデルは結構自分には聞こえるが、往々にして、譜面が置かれている前面に「壁」があるから(なかにはそこが透かし彫りみたいになっていて音が漏れてくるものはあるにせよ)聞こえるけど、このスクエアピアノほど、「自分のためだけに音が体を包んでくれる快感」はないだろう。
こういうスペースにほとんど真横に弦が張ってあるわけだから、消音するダンパーも結構小さいせいもあって、音が切れるときにすぱっと切れたりはせず、余韻をもって切れるから目をつぶってみると(つぶらなくてもだが)ホールの残響のなかにいるような感覚に襲われるのが気持ち良い。(それはチェンバロでも同じだけど)
部屋が途方もなく広くて経済力があれば、これとても欲しい。(爆)
これは他人の為に演奏することを忘れさせてくれる(爆)魔法の楽器だ。
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