世代交代 - 2013.01.01 Tue,11:27
確かに世代交代はしているのだが、美しさは比較できない。
シワシワにはシワシワの風情があるのだ。
これだけ綺麗にシワシワになるには、若葉の頃、本当に艶がないと駄目なのだ。
面白いのは、上のシワシワの写真の奧に、この下の艶々の葉っぱが写っているということだ。
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パンクして判ったこと - 2012.12.30 Sun,18:34

急ぎの仕事ではなかったので、幸運だった。
これでも昔は結構ボンネットも開けて色々やっていたので、フロアジャッキを持って居たのです。
数年ぶりに物置から出して、とりあえず、タイヤを外してスペアに入れ替え、パンクを直しに某有名タイヤ専門店に行った。

実は僕はこの状態で10mも走ってない(爆)し、昔は自分でかなり整備もしたから何もわからないおやじじゃないんだけどな、、、
タイヤを新品で買う余裕はなかった(そんな金があったらカメラかレンズ買う(爆))のと、素人目には確かに何かに擦ったあとはホイールのエッジにあったけど、そんなに酷いとは思えないので、そこを出て、かつて新品のスタッドレスタイヤを買ったことのある、街道沿いの中古タイヤも売るタイヤ屋に行ってみた。
凄く親切に、安いタイヤや中古タイヤも探してくれたのだが、そもそも、この斜めに太いねじが刺さっているタイヤはもう絶対に直らないのかなと訊いたところ、一発で「あ、これなら直せるでしょう」と言って、その行程を撮らせて貰えば良かったのだが、鮮やかに直して貰えました。
その結果学んだ事がありました。
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おばさんの行動に呆気にとられ、それによって国境問題を連想した(爆) - 2012.12.28 Fri,11:22
家のそばに、花の問屋工場みたいなのがあって、商品にならない状態になってしまった花や観葉植物などが、道路の角(そこは路地が90°に折れているところでもあるのだ)の所に陳列されていることがある。
先日そこを通りかかった時、時々猫用の草とかもあって、有り難く貰う事もあるので、立ち止まった。
あいにく猫草は無かったけど、天気も良くて気分も良い(ここなんだよ、ここ、これが、、)し、花っぽいのもあったのでどれか貰って行こうときょろきょろしていた。
すると、背後に車の止まる音がして、おばさんが二人降りてきた。
たぶん、おばあちゃんとその娘。
すると、僕がそこに立っていることはまるで視界にはいらないがごとく、「あ、これ前私が枯らしちゃったやつとおなじだわ」(じゃ、また枯らすだろう!)と言って、僕の体の両側から二人の手がでて、さっさと、そこに置いてあったほとんどの鉢を、僕になんの遠慮も無く、取り上げるとさっさと車に乗って立ち去っていった。
呆気にとられ、そこで考えた。
電車の中で化粧をする若い娘が周りに居る人を「存在なき物体」に見ている様に、やっぱりバーゲンに長年参戦してきたおばさん達には、周りの人間は藪を突き進むときの蔓や蔦、枝、蜘蛛の巣と同じようにかき分けていく物体に過ぎず、そういうキャリアには絶対に叶わないと言う事。
「ちょっとよろしいですか」なんて言っていたら「これは先に私が確保したものなのよ」と負けちゃうのでしょう。
そこで、連想した。
中国や韓国と小競り合いが続く、国境問題。
考えたら地続きの国は、何千年も国境問題で争ってきたキャリアがあるわけで、四方海に囲まれた日本は、戦国時代は国内で色々小競り合いはあったのだろうけど、その辺が実に曖昧。
言葉の上でも、ものをあげるのも「向き出し」というのを極端に嫌い、「曖昧」に表現し、相手に「察してくれ」という事がベースにある文化で、外人と仕事をしたり、留学したり、向こうで住んだ人が必ず言う「はっきり自分の意見を言わないと何も出来ない」という文化とは違うのだ。
しかし、交渉ごとをするときにやっぱり弱いのは、黙って「察してくれ」というやり方だ。
プレゼントも今はちょっと違って来たけど、「つまらないものですが」と西洋人なら「つまらないものを何故くれる」と、絶対に言わない謙遜(謙遜は悪い事では決して無いが)で渡し、貰う側も感謝の言葉を返すが、それを開くのは、人が居なくなってからという、不思議な日本。
「これって美味しいのよ、とかステキなんであなたにぴったりだと思って」と渡し、その場で開けて喜びを表現する別の文化。
やっぱり国境問題は、言ったが勝ちなので、奥ゆかしいヴェールに包まれた先に真実を相手に観て欲しい、なんてやり方じゃ僕があのおばさんたちに鉢を持って行かれたのと同じ状態になるんだろうなと思った(爆)
演奏も料理もキャリアがものを言います。
あとは、勇気というか勝ち気というか、いざというとき相手に(そして自分の弱さに)押し切られない気の強さが必要なのは、舞台もスポーツも同じだね。
どんなにすばらしい考えを持っても、外に出せなければ、それは客観的には何も考えてないことに等しくなるから。
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教えて貰わないことを実践する勇気が大事かな - 2012.12.22 Sat,22:18
そうでないと、話の流れがわからないからです。
CDとして録音した、元NHK交響楽団のトランペットの津堅さんと録音したものの中のアルチュニアンのトランペット協奏曲についての話です。
実はこのアルチュニアンの協奏曲、終楽章(って全部繋がっているから譜面上は別れてないけどやる人はわかる)の間奏の僕の独奏部分に仕掛を僕(実は僕だけがやってることだとは思えないが)が施していて、ごくたまに学生さんから「あそこはああいう風に鳴らすのは不可能なはずなのですが、どうやって弾いているんですか」と質問が来る箇所がある。
答えは「これは勿論ピアノの曲では無く、オーケストラが原曲なので僕はそれを忠実に『裏技』、あるいは『秘技』を使って再現しようとした」と答えます。
これじゃピアノを弾かない人には何だか判らないよね。
でも良いです。
そういうことなんです(爆)
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知らない間にウェディング用のCDに僕らの演奏が載ってた(爆) - 2012.12.22 Sat,22:06
今日、数ヶ月に一辺来る、Trumpetの津堅さんと入れたCD
一枚目、http://juninho.blog16.fc2.com/blog-entry-613.html
二枚目、http://juninho.blog16.fc2.com/blog-entry-688.html
の「夢の印税通知書」をトイレ中に見ていたら(爆)、録音した覚えのない、CDのtitleがあった。
それが、クラシック音楽でハッピーウェディング。
きっと、末尾の「。」はわざと付けたのでしょうね、最近の流行で。
iTunesで探してみると、以下の様なVarious Artistsのアルバムに、上記の1枚目のCDのなかからTrumpet tuneがその中に入って居たのだ。(上のテキストリンクも、以下のアルバムのアイコンもclickするとiTunesのサイトに飛びます。ついでに言えばこれを聴いたことが無い、僕の事を写真家だと思い、音楽家だと思いもしなかった人達は試聴できます。)
しかも、津堅さんとの録音、発売当時はCDだけだったけど、今は二枚のCDともiTunesに配信されていて、驚くことに、印税は、ハッピー・ウェディングの方が多いのだ(万歳)
要は売り方だね。
確かに各々のCDは、Trumpetが好きとか津堅さんが好きな人が買うけど、ウェディングの方がそういう事に全く関係ない人達が、もしかしたら結婚式場の人が買った可能性だってあるわけです。
もしかしたら今日からの連休、日本全国の僕の知らないどこかの結婚式で流れて居るかも知れません(爆)
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個性とオーソドックスの微妙な反映、ゲザ・アンダが好きです - 2012.12.22 Sat,17:44

奇抜なのが個性だとは限らないし、じゃあ、反面、オーソドックスは、何もしない事とは同義じゃ無いと言うこと。
これ、結構はき違えている人が多いと思う。
Classic音楽に限って述べると、理想はとても新鮮に他とは違う様に個性的に聞こえて、そして、譜面を見ると、凄く当たり前の事をしている事に気づく演奏だね。
誤解される可能性があるから、書く(猫の顔とどういう関係があるのだ、という事では無い(爆)、もともと猫と内容とは関連性は無いのだ)けど、
Rolandの創業者、梯さん、グラミー賞受賞おめでとうございます! - 2012.12.15 Sat,12:43
梯(かけはし)郁太郎さんが受賞された事を知った。
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000m020143000c.html
シンセサイザーや電子ピアノ、電子オルガン、そして、今回の受賞された部門、電子楽器やそれとComputerを繋ぐ企画のMIDI(Musical Instrument Digital Interfaceの略)に関して制定、そして各社のばらばらだった企画を統一して互換性を高める事を提唱し、実現した、GM(General MIDI)の規格。
もう相当なお歳であるのに、衰えることの無い、もの凄い創造欲に溢れた偉人の一人だと思います。
やっぱり何か他の人のやらないことをやり始めた人というのは凄いオーラがあります。
このblogを見に来ている人も、僕のほとんどの共演者も、習っている人も、僕の事を、Pianoなどの「生の楽器」を演奏し、そういうclassic系の作曲をする人だと認識しているでしょうが、どっこい、1/4以上は電子楽器とは密接な生活をしているのは、Rolandとのご縁がきっかけと言って良いのです。
僕とのファーストコンタクトが、電子キーボードだった場合、僕は「Keyboardを弾く人」と認識され、かつて、黛敏郎さんご存命中の「題名のない音楽会」の収録の時、Synthesizer奏者として参加していて、たまたまPianoが空いていたので休憩中弾いていると、スタッフから「え?白石さんって、Pianoも弾けるんですね」と云われた事だってあるわけですよ(爆)
初めてRolandという会社の人達とご縁が出来たのは、昭和天皇が逝去される直前、様々なコンサートが自粛ムードで中止されていた時期ですから、平成になる直前の事です。
その後、1992年頃だったか、日中友好20周年記念のイヴェントで、テレビ朝日のクルーとRolandのクルーと一緒に北京まで行って、シンセを演奏してテレビに出て「八木節を歌ってきた」という白石准の隠された人生のエポック(爆)、がありましたが、それをきっかけにとてもRolandと近くなりました。
現地のプログラムには、「白 石准」と、名字が「白」と綴られていたし(爆)、そのコンサートの折り、舞台袖で僕をみて居た、向こうのオーケストラの人たちが居たが、彼らにとって、僕がMozartを弾くなんて信じられないだろうなと思いながら弾いていたぞ(爆)
当時は、クラシック音楽系の音楽家でMIDIに傾倒している人はあまり多くなかったので、Rolandのセミナーやシンポジウムに頻繁に呼ばれて仕事を頂いていた折に、梯さんとは良くお会いして、僕の事も面白がって下さっていたし、まずその尽きぬ情熱に圧倒されたものでした。
(もし僕が演奏家を廃業して会社員になるとしたら、絶対にこの会社に入りたいとまで思った時期もあります。)
だから、そのご縁で、もう今は現行機種では無いけど、かつての家庭用の電子ピアノのデモ演奏には僕が弾いたグリークの小品が入って居たりします(爆)
(その録音は浜松のファクトリーでやりましたが、ほとんど明け方近くまで掛かって、朝9時に東京の玉川大学に戻って授業があったので、寝ないでRolandの社員と始発まで飲んでから行ったら、学生に「お酒臭い」と言われたことを思い出した(爆))
Wikipediaにもその一端が紹介されていますが、それだけ摘まんで読んでも、「ただ者では無い」感じがするでしょう。
彼の自叙伝もかつて読みましたが、その生涯は波瀾万丈、読み物としても面白いのでご紹介します。
![]() | ライフワークは音楽 電子楽器の開発にかけた夢 (2001/04/11) 梯 郁太郎 商品詳細を見る |
どこか、誰も考えなかったことを着想するという点では、Appleのスティーヴ・ジョブスに似ている所を感じます。
(Mac遣いの僕にとっては残念ながらRoland製品は、AppleよりWindows寄りなところが多くあったけどな(爆))
今は日本の企業がとても元気をなくしているけど、この分野じゃ、世界のブランドとして誇りを持って「日本の造ったtechnology」の会社と言えるものでしょう。
僕の人生に於いて、RolandとAppleのMacintoshという二つの夢溢れる20世紀の新しい会社の製品との出会いがあったからこそ、譜面は鉛筆を使わず、1991年くらいからMacのFinaleで書くようになったし、Musicalの中でSynthesizerのマニュピレートを覚えたし、電子楽器を弾くことが「片手間」ではなく本気の仕事になったし、MIDIを使って作品も残したし、20世紀に産まれたのだから電子楽器抜きの音楽生活は考えられないし、それを「きわもの」として考えているclassic系の人が居るとするならばそれは完全な間違いだと思います。
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ゲシュタルト崩壊@piano練習の覚え書き - 2012.02.22 Wed,22:04
僕も良くあるのですが、それをゲシュタルト崩壊(Gestaltzerfall)と言うそうです。
心理学を勉強してない自分としては、なんとなく、イメージ情報で「書くより読める方が簡単である」ことから、良く言われる様に「右脳、つまり字の構造でなく全体的な印象で見ていた漢字」が、自分で書くことによって、「見ているだけでなく、書き順を考えたり、実際鉛筆で書いて肉体的な動作を経験している内に」最初の印象から、その役割が左脳に刺激を与えた時に、「字の見え方が変わる」のかなと思ったりしていました。
読むのと書くのとでは、難しさが違う様に、演奏も、聴くのと弾くのとでは雲泥の差があります。
そりゃ、聴いているだけだった時と、実際にそれが譜面になっているのを見た時の印象の違いに驚いた経験や、今は読解力が少しはできたので、読む事と弾く事のギャップは昔ほど違わないのですが、初心者の頃、譜面を始めてみた時の印象と、実際に弾いてみて感じた印象の違いにも驚きはありました。
全くピアノを弾く事が出来ない人がピアノ曲を聴くのと、その曲を弾いた事のある人が聴くのとどういう聴こえ方がされているか測定出来て視覚化出来たとしたら、それについては見てみたいと、実に興味のあるところです。
余談だけど、きっと、音痴と言われる種類の人は、自分が歌っている時に、同時に鳴っている、本来ガイドになるべきハーモニーが、たぶん聴覚としては聴こえているのに、認識としては、まるで聴いてないというところにも、その結果があるような気がするけど、まあ僕は学者じゃないから判らないが、知覚と認識というのはギャップがある様な気がします。
あ、この記事は音痴の定義をしたいのではなく、厳密に考えたらゲシュタルト崩壊とはちょっと違うかもしれないが、弾けない状態から弾ける状態になった後、しばらくすると、あり得ないミスが相次ぎ、自分の脳はいったい前に出来たのにどうしてこうなるのだ、と途方に暮れる状態に着いてちょっと考えてみたくなったので書き出したのです。
結果論としてとても長い記事になったので、あまりだらだら長い記事を読みたくない人はここで終わりにしてくださって結構です。
物好きな人は、追記へ(爆)
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