Recording - 2012.12.10 Mon,14:02
classic系の場合は、最低でもこのくらいは弦から離れているけど、そうじゃないジャンルは、弦のそばにマイクが来るね。
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2012/10/22,宮崎県の新富町にて再び拙作“どんぐりと山猫”を演奏しました - 2012.10.29 Mon,13:35
この様な「絵にならない自分の写真」(しかも外せばいいのに右の腰にコンパクトカメラ2台入って居る大きなバッグがぶら下がって居るままだし(爆))を出すのは、このblogの趣意では全くありませんが、趣味の写真だけではなく、音楽家のblogであることを忘れてもらわないための記事でもあります(爆)

このホールには、昨年も木管五重奏版の“どんぐりと山猫”で一度訪れた場所です。
(去年の記事とこの記事の記事番号を比べたらほぼ1000個の差があったからそれも感慨深い(爆))
その時も、このYAMAHAのCFIIIというpianoは凄く弾きやすく、いろんな音色が作れる印象深い楽器だと思いましたが、今回もやっぱり凄く良い楽器を弾く幸せに満たされ、周辺の景色をカメラに収める誘惑には惑わされず(爆)、本番で弾かない曲まで、ずっと開場まで弾いていました。
pianoを弾くということが、楽しいなという事をこういう時に思い出しているのです(爆)
というか、最近はまっている、写真を撮るという網膜への刺激から、鼓膜への純粋な刺激が幸せだと言う事を写真を撮る事にはまっているからこそ、再確認するというか、、、(屁理屈だと言われるな(爆))

ホールの響きも我々の出し物をやるためには、台詞も聞き取れる残響で、響きすぎず、そして反面ちゃんと響きもあって、実に気分の良いものでした。
最近、人の前でほとんど弾いてないCHOPINとか弾いちゃっているのです(爆)

一応、600人の児童生徒達(ホールのそばにある富田小学校)を相手にするので、マイクを使うことにしました。
“どんぐりと山猫”のoriginal版でした。
開演は、10:25、そして給食までには戻らなくてはいけないので、終演は11:25という制限のあるperformanceでしたが、、、(事の顛末は、山猫合奏団のblogにて)

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Phantomのピットの中 - 2010.12.06 Mon,07:56

僕の譜面台には、この間花鳥園(最新の記事にリンクしているけどその内フクロウの写真をアップした段階でリンクを変更するぞ)で買ったフクロウのマグネットが貼付けてあります(爆)
あと、マニアックな事ですが、この譜面は劇中劇のオペラの「タイターニア」を演奏するところですが、実はこの譜面は僕が大阪公演を前にして写譜したもの(移調したのは公演が始まってからだけど(爆))なのですが、クリックしてみるとでかくなってよく分かりますが、キーボードの設定の都合で妙な事になっています。
この部分は、右手がフルート、左手がファゴットとなっていますが、ファゴットの最低音は、ピアノの中央のド(つまりト音記号の一番下の線の真下)から数えて2オクターブ下のドの二つ下のシのフラットです。
僕は今、61鍵しかないキーボードを使っているので、デフォルトの音域で弾くと、その最低音は鍵盤にありません(爆)
全体を1オクターブ下げれば問題ないのですが、それだと、スプリット(鍵盤をゾーンに分けて違う音色を出す事)で設定したフルートに支障がでるので、苦肉の策として、この場面だけ、全体を半音あげて音が出る様にしました(爆)
故に、僕は一時的にクラリネットやホルンの様に、その楽器のドを弾くとピアノで言う他の音が出るような、胃腸楽器、否、銀杏楽器、否、公孫樹楽器、もうしつこいな(爆)、移調楽器になったわけです。
でも、もし僕が音楽監督だったら、奏者がこんな変なことになっている譜面を見たら怒りだすのは必死なので絶対にやらないでしょう。
自分で弾くからやったとしか書きようはありません。トラの人にお願いするのも悪い(爆)
こういう記事を書くために撮ったわけじゃないので、譜面のその部分を撮らなかったのは今思うと残念(爆)
その瞬間だけ、in C#のキーボードです。
だから、周りはハ長調を弾いているのに僕の手は半音高い音で弾いています(爆)
でも、このあとすぐ右手がクラリネットに持ち帰られる(クラリネットは移調楽器だけどもちろん僕はinCの譜面に書き直したものを使ってますから)ので、その小節からは、設定はもとのハ長調に戻ります(爆)
こういう設定をした日はさすがに頭がおかしくなりそうでしたが、マーラーのシンフォニーではそういうことをトランペット奏者はこまめにしているようですから、特別な事ではありません。
あと、もともとファゴットのパート譜のまま弾いていた時は、ヘ音記号じゃなくてピアノ弾きは苦手な(爆)、テノール記号の所もあったりしましたが、移調とともにもう慣れました。
まあもしかして右手がヴィオラで左がファゴットで両方ともハ音記号だったら、きっとその焦りは半端じゃなかったとは思うが、それはそれで、ソルフェージュの勉強になると決めつけ、きっとそのまま弾く事に挑戦したとは思います(爆)
でもこの同じフレーズを一幕の序曲ではハ長調のままで弾いているので勘違いしない様にしなければなりません(爆)
まあこういった「マニュピレート」(キーボードにいろんな音色を割り当てたり、その音域を場所によって調整したり、音色、ヴォリュームのバランスを仕込んだりのこと)の実際について、今度記事にしてみようとは思います。
今回は、通常、譜面があって、マニュピレートする場合が多いけど、二人分の譜面を東京公演のあとで、自分で作らなければならなかったので、結構大変だったけど、ある意味、自分で弾きやすい様に譜面も楽器も設定出来たので、労働が増えて不運だったわけではなく、東京公演をずっと弾かれていた金子さんがもし大阪まで来て、僕が途中で変わるみたいな事があったら、あるいは、大阪公演の途中から金子さんが復帰していたら、彼がこの仕事までしなければなからなかったとか、東京とは全然違うセッティングで、また0からやるということを思うと、それは実に気の毒だったから、東京公演と大阪公演で編成が変わったことは、運が良かったと言うしかないと思います。
まあ僕は東京公演ではハープのパートを弾くというおまけもあったけど、それはそれで少なかったけど楽しかったし、ミュージカルの公演で二種類のパートに手を出したのは生まれて初めてだったからそれはそれで貴重な体験だった訳です。

本物のピアノはちなみに88鍵。
ピアノのパートだったら、間違いなく88鍵のキーボードを用意するけど、もう古いモデルだけどこの機種は、4種類の音が重ねられるし、結構使える音が入っていると思うし、オーケストラの楽器だけが入っているオプションのカードが入っているからいまだにこういう仕事では使っています。
でも、次回、この作品でなくても、もともとこの様なパートを弾くことが発注されたら、きっと、Macbookを据え付けて、僕が名古屋の人形劇団の「むすび座」の為に作曲した“ジョディーと子鹿のフラッグと”で使った、その中に入っているオーケストラのソフト音源を鳴らす事になると思います。

前にも書いたけど最近僕がやった作品としては、久しぶりに人間の数が多いよね。
ハンナのかばん - 2007.10.01 Mon,23:47

録音といっても今現在自分の書いているものではなく、上田亨さんという作曲家のものだった。
新鮮だったのが、通常よく使うスタジオではなく、渋谷に新しくオープンしたミディアルタという会社のスタジオに初めて行った。
新しいというだけではなく、最新のセキュリティーシステムが全館に渡って施されており、エレベーターでおのおのの階に入るにはその階専用のIDカードがないと入れなかった。
つまりトイレに行くにもカードがないとオートロックで閉め出されてしまうということだ。
写真は6階にあるスタジオ。
なんと調整室はこのフロアではなく、4階にある。

すぐ近所がNHKの建物があるところだ。
そしてこの部屋自体にかなり残響があって、ヘッドフォンを通さなくても十分気持ちよく弾ける。
ピアノはたしかYAMAHAのS6だったかな。
なかなか良かった。
今回の編成はピアノとヴァイオリンだけという珍しいものだった。
でも音符は編成が小さいだけに(爆)、なかなかこの手の仕事(詳しくない方に説明すると、こういう録音は当日スタジオに行って初めて譜面を渡されて一回リハーサルをしたらすぐに録音が開始されるから極度に複雑な譜面ではないことが多い)からすると、音符の数が結構多かった。
だから、一枚目の写真でわかるとおり一応ヴァイオリンとピアノの間に「しきり」があるのだ。

三枚目の写真(おのおの突っつけばでかくなる)にあるとおり、他のフロアにある調整室の様子がなんとプロジェクタで壁に照射されているのには一同びっくり。
作曲家を含めみんな携帯で写真を撮りまくっていたし(爆)
そうなんです、まだオープンして間もないらしく、録音としては二度目の使用だったらしいです。
内容は「ハンナのかばん」というアウシュビッツに関係したストーリーのお芝居だそうです。
演じるのは大阪の劇団で、「劇団コーロ」と言うそうです。
もうこの記事が投稿されたときは初演は終わっているけれどもまた再演の機会があって、予算的に少し余裕があるときは生演奏でもやりたいと言われ、それはまた楽しそうだなと思いました。
そうなんですよ。
こういう仕事ってだいたい録音に参加するけど、その「結果」ってほとんど観たことがない(爆)からたまには観てみたいとも思います。
MFYハーモニーハウス@軽井沢 - 2007.08.03 Fri,08:35

11年ぶり(かつては、渋谷の児童会館やスコットランドのアバディーンの青少年音楽祭(俺は当時も青少年ではなかったが)で弾いた)のこの作品はたのしかった。
今日は北軽井沢の別の場所でどんぐりと山猫を弾く。
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時空を超えた夜会 - 2007.05.02 Wed,01:14
演奏会の最後に、「この夜会」には(写真右から)アポリネール、サティ、コクトーをはじめ、プーランクも来てくれていますという記念撮影だった。
たしか他にもこの時代に燦然と光を放った芸術家の顔がこの左にも並んでいたはず。
なぜかプーランクが何人もいるな(爆)
もちろんお面をかぶっているのは共演者もいるが、お客さんも引っ張りだして被ってもらった(爆)
こういうサロンならではのおふざけだったけど、音楽が音楽のジャンルの中だけで成立しているのではなく、詩人や画家や、それこそコクトーをどう分類して良いのやらわからなかったが、そういう異業種の人たちが様々な交流をして世に作品を送り出していた1920年代、ベル・エポックにとっても憧れがあって、志しを同じくする仲間で「いっちょ面白いことをしでかそうぜ」という青臭い(爆)、催しならではのことだった。
まだ20代前半のことだったと思うし、共演者の中には学生もいたはずだ。
そうだ、コンサートのタイトルも、プーランクの中にある「聖」と「俗」を際立たせるような曲を集めたので、発音としては「Francis et Poulenc」だったけど、日本語では「フランシス、え? プーランク?」とかにした。
しかもプログラムを開くと飛び出す絵本の様に小さいエッフェル塔が立ち上がったユーモアが演出されてた。
なんで、タイトルに「え?」ってあるかというと、当時自分で渋谷のヤマハに譜面を買いに行った時、「プーランクの○○の在庫ありますか」と訊いたら「え?クープランですか?」と言われて頭に来た体験があって、この作曲家の名前の認知度の低さ、そして確かに、クープランの名前は、フランソワだから(爆)、なるほど勘違いしてもしょうがないとはいえ、時代が全然ちがうし、ひどいときは、「フランク」と間違われたこともあった。
さすがに最近は楽譜売り場の店員でプーランクを知らない人はいないと思うけどそういう皮肉も多分にコンサートのタイトルにつけた記憶がある。
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