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    生演奏ではこんな配置は無いのだけど(爆) - 2012.12.15 Sat,11:22

    今日(2012/12/15(土))の夜22:00-22:50@NHK FMラジオで放送されるNHKのFMのラジオドラマの録音の際、最初Celesta(3枚目の写真左)で弾き始めて、曲の途中でPianoに乗り換える曲があった。
    そういう乗換は、管弦楽の鍵盤奏者には日常的なことなのだが、そういう場合、Celestaの置き場は、Pianoの右側に90°の角度で隣接して置くのがほとんどの状況だ。

    OEKのチェレスタ1配置によっては左側に置くことも無いわけでは無いと思うがそれは相当特殊な場合(Pianoの右側にSynthesizerなど別の鍵盤が置いてあるとか、、)だけだ。
    Celestaは単音で弾く状況も多く、Pianoの演奏に比べたら右手を使う頻度が圧倒的に多いわけだから、Pianoの右側に置くのがアフォーダンスとしては当然だろう。

    横の写真の様に左手はPianoで右手はCelestaを同時に弾くなんて曲も、Westside Storyの中ではあったりするからそういう置き方がポピュラーだ。(この写真の記事はこちら

    この写真のように大股開きをしているにも関わらず鋭角に配置しているのは僕の手が短いのと、この曲には必要の無いくらいYAMAHAの楽器の音域が広いモデルだったことと、しかも通常そういう弾き方をする可能性があるから、他の会社のCelestaのペダルは真ん中にあるのに、「ペダルは右足で踏む」という「この楽器を単独で弾くときの姿勢の自然さを追求した理由」だけでありがた迷惑で、YAMAHAがペダルを楽器の中心から寄せて右側に付けていやがって、凄く遠くなり、脚が拡がらなかったから届かない故、配置を鋭角にしているが、実は鍵盤が鋭角だと勿論手は弾きにくい。
    (管弦楽鍵盤奏者の条件としては、脚が楽に拡げられることと手が長いことが必須条件だなと実感しました(爆))
    別の記事にも書いたけど、Celestaがオーケストラの中での使われ方を知らないでこの一件親切な設計をしたYAMAHAの担当者出てこい!て感じですよ。

    ドビュッシー「管弦楽のための映像」マイクを通す音楽で無い限り、Pianoは蓋の開き方からして、奏者の右側に音が飛ぶから、奏者は客から視たらいつも右側を向いて弾いているのが通常だが、このCelestaの音が最も素直に飛ぶのは、楽器の背面からだから、奏者は、左の写真のように、指揮者に正対するのが基本。

    もちろん、協奏曲でない、管弦楽のパーツの一つとしてのPianoも指揮者に正対してはいるが、人間の向きは「指揮を見る」という事では重要なことだけど、「音の飛ぶ方向」という意味で象徴的なのは、録音の時のマイクの置き位置はPianoは、Pianoの独奏の時の客席の方向(蓋の開いている方向)から突っ込むが、Celestaは、楽器の背面に置くのであって、右側からも音は漏れているがそこにマイクを置いて録る意味がない。
    (この写真の記事はこの記事とは無関係だけどここにあります

    だから、こういう理由もあって、Pianoの配置が通常だとすると、Pianoの右側に置くべきで、左側に置く理由が見つからない。
    生演奏ではこんな配置は無いのだけど(爆)

    さて、楽器と椅子(この状態で演奏した)のこの置き方は何だ?(爆)

    もともと、このCelestaの左には、電気Pianoがあったが、この記事でも紹介したとおり、通常は各々の曲で独立して録るので、スタッフも、「鍵盤奏者が曲中に乗り換える事を想定した配置」にしないでセッティングしているものなのだ。

    この日も、録音して曲が進んでいくうちに、数曲曲の途中で乗り換える事が判明したので、楽器を理想的な配置にして、マイクのセッティングを変える手間よりは、奏者が抜き足差し足で乗り換えた方が手間が掛からないと思った。

    もちろん、作曲者も乗り換えに時間を要すると判っているから6小節とかの「暇」がある箇所なのだが、生演奏と違い、頭にはHeadphoneをしているし、余計な雑音を立ててみんなに迷惑をかけるのはいけないと思い、窮屈な配置の中でどうやったらスムーズに動けるか考えたあげく、椅子の背もたれをこういう風に90°向きを変え、Headphoneのケーブルも背中側に垂らして置いて、移動中背もたれに引っかからないようにし、Pianoに移動するとき、譜面を持ったままなのだが、ぱりぱり音がしないように、きっと見ていたら相当怪しい動きをしていた見えない苦労があったわけです(爆)

    さすがに裸足にはならなかったけど、こういう録音の時には、打楽器奏者や鍵盤の様に、移動するかも知れない楽器を担当する人は、踵が音のするような靴は履いていきません。


    移動の必要性は、この写真にあるようなもっと多くの楽器を弾いた別の時は楽器間の距離もあったし、大変でした。
    20120329NHK506St.
    しかし、この時の煩わしさは、曲中で乗り換える事は無かったので良かったのですが、Headphoneがささっている大きな機械(画面中央のCembaloのすぐ左にある各楽器のヴォリュームを調整するミキサー)を転がしながら「引っ越し」しなければいけなかったのと、奧にあるレスリースピーカー付きのOrganのスピーカーの回転を止めたり回すスイッチのON,OFFをその度にやらなければいけなかったことがありました。

    それに比べれば、今回はHeadphoneを付けたまま数歩歩けば良かったので雑音さえ立てなければ、そして、移動中に小節数のカウントを間違えなければ(爆)、大丈夫でした。

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    松島の海に向かってヴァイオリンを弾く男 - 2012.10.19 Fri,10:08

    ううむ、良く外でラッパやサックスを吹いている人を見かけることはあっても、海のそばだと楽器が錆びるからやっているのを見たことないし、だいたい、弦楽器を海に限らず外で弾くというのは、音楽家の僕からすると考えられないことなので、大丈夫かなと思うけど、もしかしたら、なにか海に向かってメッセージを必死になげかけていたのかもしれませんね。(もしかしたら地震でお亡くなりになったゆかりの人への鎮魂とか、、とにかく演奏は、真剣そのもの、一生懸命でした。)

    でも、実に珍しい写真が撮れたということが何よりも僕の楽しみだった(爆)
    松島の海に向かってヴァイオリンを弾く男1

    松島の海に向かってヴァイオリンを弾く男2

    松島の海に向かってヴァイオリンを弾く男3

    松島の海に向かってヴァイオリンを弾く男4
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    色、艶、metallicな感じが気に入りました - 2012.10.15 Mon,11:45

    Windowの反射が、写真としては残念だけど、色、艶が気に入った三兄弟です。
    色と艶が美しいGuitar三兄弟

    こっちは、metallicな質感が気に入りました。
    metallicなGuitar

    両方の写真ともclickして大きくして見た方が僕の気持ちが少し理解できると思います。
    両方とも、この写真の数分前、“Guitarの街”御茶ノ水の駅のそば、楽器店がひしめく(ひしめく、ってめくって書くんだ!初めて知ったぞ。牛舎に沢山牛が居る状況なのか、(爆)噴飯大百科としては、意外と知らない漢字の読み書きのコレクションがまた一つ増えた(爆))界隈で撮りました。
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    憧れのハインツ・ホリガーさんと共演できた! そして、ピアノの内部奏法について - 2012.10.11 Thu,12:31

    この記事の写真を撮った直前の話です。


    この日(先週の土曜日に東京錦糸町にある、すみだトリフォニーホールで行われた新日本フィルハーモニーの演奏会)は僕にとってすばらしい体験をしました。
    世界的なOboe奏者にして、作曲家、そして今回僕は初めて指揮者として出会ったハインツ・ホリガー(Heinz Holliger)氏とのconcertの本番でした。
    ハインツ・ホリガーって誰?(Wikipedia)


    ホリガー氏に対しては、僕が二十代の頃、とても刺激的なOboeの友人ができて、三つのコンクールに挑戦していた頃、予選で演奏するアンリ・デュティユ(アンリ・デュティユって誰?(Wikipedia))のソナタ(僕の最も好きなOboeの曲と言っても過言じゃ無い)の演奏で、彼のお気に入りとして、ホリガー氏の演奏を参考に聴かされたのが影響し、その頃から僕の最も好きなOboe奏者になっていました。

    その友人が使っている楽器も、日本では一番人気に使われる楽器じゃないメーカーで、ホリガー氏と同じメーカーの楽器を使っていた位、彼が音の指向性としてその楽器にも、そして奏者としても傾倒していたのだ。


    これからの記事には全く関係ないが、その友人と受けた三つのコンクールのうち、フランスのトゥーロンで行われた時のエピソードは僕が1997年にwebsiteを開いた時、昨今の「写真中心」というblogのスタイルではなく、「言葉の洪水」というスタイルを取っていた頃に書いた印象深い海外の思い出(爆)

    出来れば、この記事を下まで全部読んだ上で、この位置に戻り、その珍道中の記事は後に読んだ方がよろしいかと思います(爆)


    彼は、四つの全く方向性の違う曲を振りました。

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    Rhodes PIano73 - 2012.09.02 Sun,10:33

    この企画と同じで、作曲家は菅野由弘さんの、ラジオドラマの音楽を昨日、東京渋谷のNHKのスタジオで録音してきました。

    この作曲家は僕に何時も何台もの鍵盤楽器を弾かせる事になるので、今日は5時間も取ってあるし、何種類だろうと思って覚悟していきましたが(爆)今日は4種類で済みました(爆)
    下の写真は三台ですが、別室にレスリースピーカー付きのハモンドオルガンがありました。

    今日時点では、まだ番組の放送予定も出てないし、storyについては全く詳細は分かりませんが、全6話を纏めて録りました。
    どうやらアマチュアバンドが出てくるstoryらしく、今回は数曲バンド編成のものがあり、ちょうど僕は慣れてないジャンル(Drums,Bass,Elec.Guitar,Organ)でもあったので、下手さ加減は上手くでたかな(爆)

    他は、flute,clarinet,2violins,viola,celloと、僕の弾く、piano,elec.piano,celestaでした。

    何時もここで弾くと思うんだけど、ここのシードマイヤー(SCHIDMAYER)のチェレスタ、凄く弾きやすい。
    orchestraで弾くとき、これほど良い状態のそれに出会う事は希だと思う。
    NHKスタジオ506

    そして、電気ピアノの名器といえば、言わずとしれた、Rhodesピアノ

    現在はMusicalの仕事などで、「電子ピアノ」を弾く事は無数にあるけど、今時「電気ピアノ」を弾けるというのは、毎回貴重な体験だと思う。

    そうそう、譜面台なんか無い(爆)
    タッチも電子ピアノとは違う(電子ピアノにdelicacyがないという意味では無い)繊細さがあって、アナログ楽器を弾いている充実感がある。

    ただし、楽器の周りに着いているパイプ類は、僕の推測だけど、スタジオの中を移動しやすいように後で付けたものだと思います。

    繰り返しになるけど、一般的に、「エレピ」と略されて言われる楽器は、Wikipediaにあるとおり、
    電子ピアノ(エレクトロニック(electronic)・ピアノ)ではなく、
    このエレクトリック(electric)・ピアノを指します。

    故に、文章としては、「電子ピアノの色々ある音色(この場合おんしょくと読む)で、電気ピアノの音を出す」というのはあり得るけど、逆はあり得ないという事になります。

    昔は生のピアノに比較して、なんと電気の音なんだと思ったこともありますが、いまじゃ電子ピアノ全盛だから、その中のサンプリングされた音というより、やっぱり実際にこのスーツケースの中から出てくるなんとも言えないアナログな音が好きです。
    僕の守備範囲からしたら、これでライブやコンサートを出来るわけじゃないのだが(爆)
    だから貴重な体験なんだよね。

    これは電気を使ってるけど、ビブラフォーンなどと同じ種族と言っても間違いじゃ無いだろう、アナログ楽器なのだ。
    Rhodes社のmodel73

    これが型番。
    ローズピアノの型番73


    このモデルとは外見はちょっと違うけど、同じ型番の音は下の動画の通りです。
    (もちろん弾いてるのは僕じゃ無いよ(爆))

    http://youtu.be/osF3dA1HD-4

    休憩中にいたずら心を起こして、8階までエレベータで昇り、渋谷の街を録りました。
    あまりこのアングルで写真を撮る事の出来る人は関係者じゃないといないでしょうね。
    左に見えるのが、紅白歌合戦やNHK交響楽団の演奏会が行われるNHKホール、昨年は久しぶりに僕もドミンゴの演奏会でここで弾きました。
    右側のが今見ても実にユニークなデザインの代々木の体育館です。
    NHKホールの上に、エンパイア・ステートビルみたいな新宿にあるDoCoMoのビルがちょっと出ています。
    (この写真だけclickすると大きく見えます。)
    渋谷の空


    撮った後で気づいたけど、遙か彼方に東京スカイツリーも見えてるんですね。
    渋谷の空
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    Cello - 2012.04.09 Mon,15:58

    Celloこの時の写真です。

    音楽家の自分が、MusicianというcategoryをこのBlogで設定してなかった事に気づいた(爆)
    そのうち仲間の写真が増えたら(って職場は音楽家だらけだが、撮るのは人間じゃない事が多かったから)、そういうcategoryを作るとするか。

    写真をclickすると大きくなります。
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    鍵盤を沢山乗り換えて録音しました - 2012.03.29 Thu,23:49

    20120329NHK506St.今日は写真の様に5台の鍵盤
    (写真の左から時計回りとは逆に、Piano, Cembalo, Celesta, RhodesのElec.Piano & Hammond Organ
    の乗り換えで、NHKでラジオ・ドラマのための録音に参加していました。

    もちろん、この部屋には鍵盤しか写ってないですが、他の部屋には、他にも演奏家がセクションごとの部屋に別れてはいるけど、何人もいらっしゃいました。

    (Violin, Cello, Flute(Alto Fl.持ち替え), Clarinet(Bass Cl.持ち替え), Oboe(English Horn持ち替え), Trumpet, & Percussionsの方々)

    だいたい、いつも録音はしても本番を聞き逃す事がほとんどなので、今回は絶対聞くぞと思い、何時放送されるのかなと「新日曜名作座」のNHKの該当のページにて参照してみたら、昨年録音したものももう放送が開始になっていた事に気づきました(爆)

    楽しみにしていたのに聞くのをてっきり忘れていました。

    前回のは、池辺晋一郎さんの音楽、現在の(4/8からの放送)は菅野由弘さん。

    後者の菅野さんは、もうすっかり僕をUtility Keyboardistと認識し、昨年もたくさんのKeyboardを僕にあてがって神経をすり減らしてもらったのですが、今回もそれを念頭に書いたとの事(爆)

    認められるのはありがたいが、今回も乗り換えるたびにHeadphoneが刺さっている機械を自分で動かして楽器のもとに動くので大変でした。

    NHKのラジオドラマの告知のページは刻々と更新されると思うので、今現在掲示されている情報をそのままここにコピーして御知らせします。

    本当に偶然ですが、両方ともの作品で鍵盤を弾いています。

    両方ともすべての放送の音楽を一辺に録音したので実に長丁場でした。

    「春を背負って」については、この日に録音していました。


    『春を背負って』(全6回)
    【放送日】
    2012年2月19日~4月1日
    ※3月11日は放送休止となります。
    ラジオ第1 毎週日曜日 23:10-23:40
    原作:笹本稜平
    「春を背負って」
    「花泥棒」
    「野晒し」
    「小屋仕舞い」
    「擬似好天」
    「荷揚げ日和」
    脚色:古川壬生
    音楽:池辺晋一郎
    演出:川口泰典
    技術:糸林薫(1~3) 伊藤寿(4~6)
    音響効果:久保光男
    出演:西田敏行 竹下景子
    あらすじ:梓小屋と呼ばれる山小屋が、奥秩父の甲武信ヶ岳と国師ヶ岳の稜線を結ぶほぼ中間から、長野側にすこし下った沢の源頭にある。長嶺亨(36)は、4年前、それまで山小屋を経営していた父・勇夫が急死したため、脱サラし跡を継いだ素人小屋主。父をなくしたOLや、84歳のクライマー、7歳の女の子、ホームレスのゴロさん…美しい自然に囲まれたこの山小屋には、悩める人を再生する不思議な力がある。山岳の自然を背景に、さまざまな人間模様を描く。

    『小松左京SF短編集』(全6回)
    【放送日】
    2012年4月8日~5月13日
    ラジオ第1 毎週日曜日 19:20-19:50
    ※2012年4月8日から放送時間が変更となります。
    原作:小松左京
    「痩せがまんの系譜」
    「三界の首枷」
    「愚行の輪」
    「宗国屋敷」
    「空飛ぶ窓」
    「歩み去る」
    脚色:山本雄史
    音楽:菅野由弘
    演出:川口泰典
    技術:糸林薫
    音響効果:石川恭男
    出演:西田敏行 竹下景子
    あらすじ:小松左京。1931年、大阪に生まれる。1962年のデビュー以来、日本のSF小説界を代表する作家として活躍。不朽の名作といわれる『日本沈没』など、長編のほかにも、数多くの傑作短編を残している。2011年7月逝去。享年80。小松作品は、その勝れた先見性に娯楽性も相俟って、21世紀の今日でも新鮮さを失っていない。没後あらためて再評価が進む、SFの巨星が残した初期短編をお送りする。

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    Toy piano in the park - 2011.10.01 Sat,00:24

    このToy Pianoは家に居る猫用という訳でもないのだが、実は観賞用というだけではなく、orchestraのconcertにも使った事のある楽器なのだ。

    別の記事にもこのpianoの写真が少々超現実的に出ているが、この日は独りでProfile用の写真を、ここ、片倉城跡公園の本丸や二の丸の広場に撮りに来ていたのだ。
    toypiano in 片倉城跡公園1

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    こきりこ(ささら)は108枚で出来ているって初めて知りました。 - 2011.08.19 Fri,17:31

    こきりここれは通常ささらと呼ばれることの多い楽器だが、ここ五箇山(link先の記事の一番下にそこを訪れたことが書いてある)では「こきりこ」なのだ。

    この楽器の板の数が108枚だと言うことはこのたびここに訪れて初めて聞きました。
    108枚とは大晦日の除夜の鐘の数と同じですね。
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    Broadwood社製square piano再び - 2011.08.15 Mon,10:47

    Broadwood square piano2長らく上高地や親不知の写真を出し続けているが、元々今月上旬に沖縄で台風に閉じ込められて帰ってきた(一応山猫合奏団のconcertだったのですが、その事については山猫合奏団のページに詳しく出ているので自分としては触れないことにする(爆))後、また北陸に行ったのは、このblogの最初の頃に紹介した、南砺市にある竹田楽器という所に行って古いpianoに触ることと、近々僕に習っている人達をつれて、様々な古い鍵盤楽器を体験して貰い、主に古い楽器を使わせて貰ってここで発表会をしたいのでその打ち合わせを兼ねていることでした。

    前回このBroadwood社製のpianoの紹介の写真の時は、蓋を閉めて撮って居たので今回は全開です。

    1801年製と言ってたかな、この日は調律はされてなかったのでまともに曲は弾けませんでしたが、Grand pianoでもなく、Upright pianoでもない味わい、それは自分にだけ音が残響とともに包んでくれる体験ができるのです。

    で、後で紹介するこれよりあとの時代の楽器には産業革命の影響で楽器の中に鉄骨の鋳物が入ってくるがこれはCembaloと同じく鉄骨が入ってない時代のものだから弦の張力も緩いわけです。

    そしてまさに蓋を閉めれば机として使えちゃったりするわけで(爆)

    ピアノの形の変遷については、このWikipediaを参考のこと。

    Broadwood square piano1

    どうです、これは一番低音の所のハンマーだけど、現代のピアノと90度向きが違うしなんと可愛い大きさな事。
    しかもフェルトではなく、鹿の皮が被せてあるだけだ。
    Broadwood square piano3

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    Nyckelharpa@Sweden大使館,2011/06/11 - 2011.07.27 Wed,15:32

    ニッケルハルパ4もうだいぶ前の話になってしまうのですが、去る6/11にサントリーホールがある場所の奥にあるSweden大使館で「大使館Tea Concert」という催しがあり、行って来ました。

    これはSwedenのDanceとニッケルハルパ(Nyckelharpa)という民族楽器のconcertと、僕が良く世話になっているサイガバレエ八王子車人形(この二つを引き合わせた仲人は僕であります)による源氏物語の一場面の二つの演目でした。

    サイガバレエの舞いについては僕が沖縄から帰ってきてから(8/5以降)投稿するとして、この記事ではDanceも良かったけど、やっぱり普段なかなかみられないNyckelharpaというViolinとPianoが合わさったような楽器を紹介したいと思います。

    この写真で演奏されているのは、Swedenの領事さんの娘さん、Louise Bylund(ルイーズ・ビュールント)さんです。

    NyckelharpaについてはWikipediaにもありますが、この楽器はLouiseさんが左利きであるため図鑑でみる写真とは裏返しになっているように見えています。

    四本の弦と共鳴させるための弦が下に見えます。

    Guitarの様にフレットはありませんが、その分横に突き出たタンジェントというキーボードみたいなところを押すと出したい音の高さが規定されるようです。
    その部品は上下二階建ての様になっています。
    ニッケルハルパ7

    弦の根元です。
    ニッケルハルパ8

    ニッケルハルパ9逆側です。

    形や奏法はだいぶ違うけど、fiddleの親戚とも言えるでしょうね。

    外側から見ると底はこうなってます。
    ニッケルハルパ10

    ニッケルハルパ1Danceが始まりました。

    大使館のこの場所が吹き抜けていて天井が高く良く響いたせいもありますが、実に柔らかい音がしました。

    Melodyだけなのですが、十分にDanceの音楽になっています。

    この民族衣装の色やデザインで、何処の地方の出身者か、一発で判るそうですし、女性でリボンをしている人は(Louiseさんはしてますね)未婚だと言うことです。

    さて、、

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    ここで普通はよく見かけるハンブルグ製のスタインウェイと外観の違いを比べてみましょう。 - 2011.07.25 Mon,09:51

    ハンブルク製Steinway1牛窓シーサイドホールは、日本でも珍しい方ですが、ニューヨークスタインウェイのコンサート用のピアノが置いてあります。

    そのピアノについては、この記事にも紹介されていますが、外見から今じゃ世界の大半のホールにあるハンブルグ製とどう違うのか(中身もちょっと違いますがそれはなかなかわかりにくいので)たまたま白石准が22日に盛岡の素敵なホールで弾いたとき(すっごく状態の良いピアノでした。)に撮したものがありますので、比較してみましょう。

    まず譜面台の構造をご覧下さい。

    この譜面台は日本のヤマハやカワイと同じく後ろにつっかえ棒があって、前に起こして角度の調整もできるいわゆる我々が慣れ親しんできた方式です。

    世界中のピアノの多くがこの方式です。

    しかしニューヨークの楽器は逆に起こします。

    そして昔はハンブルグ製のものも艶消しでしたが、現在はこの様に光沢の塗装になっています。

    牛窓シーサイドホールのピアノは艶消しですよね。

    ハンブルク製Steinway3この記事にも紹介しましたが牛窓シーサイドホールのピアノにはこの鉄骨の位置にロゴが入っていましたし、ダンパーのところも艶消しでした。

    写真のせいかもしれませんが、鉄骨のカーブも微妙にちがうのかな、それはちょっと自信ないけど。

    ハンブルク製Steinway2ペダルの装飾もすべての時代のモデルがこの通りではないでしょうが、現代のハンブルグのものはペダルの付け根だけが金色の枠になっていますが、前述のニューヨーク製は全面が金の板になってます。

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    久しぶりに牛窓シーサイドホールのピアノの写真を出しましょう(笑) - 2011.07.10 Sun,00:04

    スタインウェイからみたホールすっかり牛窓観光案内のブログになってしまった感がある最近の記事の流れですが、この位置からの視点はほとんど誰も日常見るものではないと思いますので久しぶりにPianoの写真です。

    鉄骨の裏側に浮いた活字がちょっと見えますが、STEINWAYと刻印されています。
    あの位置にはハンブルク製には無かったように思いますが、、、どうなんだろう。

    あとダンパー(弦の上のかまぼこみたいに見えるやつ)のつや消し具合がいいですね。

    そう、このピアノのボディの表面は黒い艶消しなんです。

    昔はハンブルク製も艶消しでしたが、今は普通の楽器と同じく光沢です。

    艶消しは個性的だったし、協奏曲を弾くとき後ろのオーケストラの奏者が照明が反射してまぶしくないので重宝されたものなのですが、、、

    その伝統はニューヨーク製に残っているのが嬉しいです。
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    掛川花鳥園にあった珍しいYAMAHAのロゴ - 2011.06.25 Sat,12:32

    どこにあったかというと、昨年末三度も訪れた掛川花鳥園のフクロウが居る部屋の端っこに置いてありました。
    ピアノ弾きとしては弾いてみたかったけど、触ってはいけないと書いてあったのでね、、、。

    Steinwayも戦前の楽器って凄くいろんなところにパテントの事とか書いてあるから、昔の楽器ってある意味アルファベットが凄く目立ったのね。
    掛川花鳥園のピアノ
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    Tubaは白象、それを吹く古本大志君は、、 - 2011.04.30 Sat,12:15

    古本@牛飼い明日11時に初演を迎える、“オツベルと象”の中にTubaが出て来るのですが、それが白象であることは、ちょっと前の記事でお知らせしました。


    で、実に奇妙な一行の文章が作品の最後にあるのです。
    ずっと物語を聴いていて(読んでいて)、この一行で終わるというのはたぶんびっくりすることでしょう。

    “オツベルと象”をネットで探すと、今は全文を参照出来るので興味のある方は覗いていただきたいけど、これは、原文では一字不明らしいし、誰が言っているのかも解釈の仕様によっていくつも可能性があるでしょうが、今回僕が作曲した作品では、読むわけじゃないので、「一字不詳」ということを反映するつもりはありませんでした。

    なんらかの言葉を当てはめれば、それに反対する人もたくさん居るかもしれないけど、うやむやにする意味がないし、僕の選んだ言葉の根拠は、第一に、最初に遭遇した時(中学校の教科書)にはっきりそう書いてあったし、その解釈が一番自然だと思ったからです。


    で、誰が言っているのか。

    こんな意味不明の最後の文章は、今まで僕が書いた、“どんぐりと山猫”にも“セロ弾きのゴーシュ”にも“注文の多い料理店”にもありません。


    で、この作品の冒頭に、本文に入る前、題名のすぐ後ろに、なんと言うか、副題の様に記されている言葉があります。

    これも読むのと、朗読しちゃうのではなんかニュアンスが違って来るのかもしれないし、実は初項では題名とその副題は読まない事にしていたのです。

    でも、その「副題みたいなもの」、あえてここで書いてしまいますが、「ある牛飼いがものがたる」というのが、僕には最後の一行につながっている様に思うのです。

    ここでネタバレをさせていいのかという意見もあるかもしれないけど、このblogを見ている人のほとんどがこの公演を見に来てくださるとは思えないので、書いちゃうし、それを知ったから問いってこの作品を楽しめないとも思えませんので。


    つまりこうです。

    この記事の題名にあるとおり、Tubaは登場する白象の象徴です。

    で、演奏する古本大志君は牛飼いの象徴なのです。
    だから、前の記事の写真と彼の表情の違いで、その立場の違いを表現してみました(爆)

    故に、曲のあちこちで彼がちょっとだけ台詞を言うのと、楠定憲高山正樹が言葉を発しているのは立っている場所が違うのです。

    だから、それが最後のまったくこの物語と関係ない一文につながります。

    知らないで聴いていたら「?????」て終わり方ですからね。

    すごいよ、今回の古本君は色々な役割があるわけです。


    じゃ、Bassの稲垣護さんはなんなのですか?

    彼はTubaと比較すれば、オツベルの象徴でもあるけど、すべての作品の言葉のrhythmを統括する「空気」みたいなものです。
    MainのThemaはBassにあるし、たぶん、一番沢山演奏し続けて、鳴り続けているのはBassです。

    だから、ほぼ1時間(いつのまにか、BeethovenのSymphonyのほとんどより長い作品になってしまった(爆))の作品の演奏中、最も気が抜けないのはBassかもしれません。

    これは無理矢理やればPiano一台でも演奏は出来るかもしれないけど、BassもTubaも無ければほとんど本当の意味で成立しない音楽です。

    じゃあ、僕の弾くPianoは?

    ううむ、作曲家である僕もよくわからない。
    背景でもあるし象にもなるしオツベルにもなるし、pianoは「お囃子」ですね、きっと。


    僕は4/9に初めて聴衆を前にしてこの作品の試演会をしたとき、誤った解説をしました。

    それは、語り手二人の、役割分担についてです。

    たしかに、オツベルと白象の役割分担は、はっきりしています。
    前者が楠定憲であり、後者は高山正樹です。

    でも、それ以外の部分、普通の朗読ではあり得ないほど、一つの文章を、二人でリレーして言ってみたり(二人は離れて座るので、stereo効果が出るはず)、同時に同じ事を言ったり(unison効果)、時には輪唱(canon)みたいにずらして言わせたり、一人で語ることでは出来ない仕掛けが満載で、どっちかというとそっちの方が多いですから、あらかじめ、そういう役割である事を説明してしまったので、それ以外の部分の「二人の役割分担が分からなかった」と試演会の後に言われた時には、「しまった」と思いました。

    通常、二人居たら何らかの「役割り」があると思う訳ですから。

    それがあれほどめまぐるしく一つの文章を二人で読んでいたりしたら、頭の中をかき回されてしまうことでしょう。

    Wienの表現主義の時代の作曲家、Anton Webernという人が編曲したBachの6声のricercareの冒頭から、Themaのmelodyを一つの楽器ではなく、様々な楽器が受け継ぎながら演奏するという手法があります。

    「音色旋律」という言葉だったかな、音色も徐々に変化するという面白さが、melodyの展開の構造とともに重視されているのです。

    僕はそれに似た事を、語り手(この言葉は危険だ、語ってない部分もあるから)にやらせているので、芝居でいうところの「役割」を完全に失っているわけです。


    失っていると書くと、とても無秩序に思うかもしれませんが、Soccerの好きな人だったら、この例えで、すぐに分かるでしょう。

    1970年代初頭までのSoccerでは、FWは攻めてシュートは打つけど守らないでよかったし、それは他のポジションもそうでした。
    自分の与えられた役割だけをやるものだったのです。
    攻める人は攻める専門、守る人は守る専門。

    それを、1974のMünchenのWorld Cupで大旋風を起こしたHollandのsoccerは、Total Footballといって、ポジションが現代のサッカーそのものの様に、流動的になりました。
    前で攻めている人も守るし、後ろで守っている人も時に攻め上がるのです。

    だから、役割が随時入れ替わるし、その感じに似たものが今回の「言葉」担当のパートの二人に課せられているわけです。

    明日、どういう演奏になるか実に楽しみです。


    もう4/9の時点と恐ろしくみんなの余裕と、自動運転的な表現(もうすべて言葉が音符に乗っている事とか、変拍子の嵐の譜面の縛りからはかなり解放されているので)が出てきているので、僕の思った通りのことと、僕が思う以上の事が必ず舞台で起きることを期待しています。


    普段自分のこのblog内の“オツベルと象”に関連する記事にlinkをはっているから、今回は、こっちのblogの「“オツベルと象”」というkeywordで引っかかるページを紹介します。
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    (新しい記事には極力付けるようにしていますが、全記事検索にはほど遠い状態ではあります。
    少しずつ古い記事にもtagを付けていく所存であります。
    検索しやすいように日本語でtagを付けていましたが、URLにすると、メールなどで、日本語の部分を認識してくれないことが判りましたので、今は日本語で書いた方が良いと思われる地名や固有名詞以外のものは英語に書き直していますが、勿論一辺には出来ないので同じ言葉が日本語と英語で別れているという妙な事になっていますが、追々統一したいと思います。)

    My Works

    iTunes Storeで配信されている、僕の作曲した作品です。
    両方とも宮沢賢治の物語を元に「語りと音楽」による編成で作曲されています。
    “どんぐりと山猫”については、ここ
    “セロ弾きのゴーシュ”についてはここ
    に補足説明があります。
    これらの作品の生演奏のオファーも随時ここで受け付けています。

    二つの作品のうち、“セロ弾きのゴーシュ”はこの真下の欄にあるようにCDとしてもリリースしました。

    お断り

    commentやtrackbackは記事そのものに直接関係ない(記事が取り上げていることに関連があったにせよ)と僕が判断したものは断りなしに削除させていただきますし、頻発する迷惑投稿を拒否するために認証後反映する時もありますのでご容赦。

    PhotoはものによってClickすると写真共有サイトや、そのまま大きいサイズで見ることができます。

    様々なテーマについて投稿することにより将来的には一種の白石准の百科事典のような「作品」に成長していくことを期待しています。

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