愛は故障中 - 2008.03.04 Tue,23:59

昨年11月、関門海峡に行ったときに遭遇しました。
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“セロ弾きのゴーシュ”@下関美術館07/11/24 - 2007.11.26 Mon,22:55

副産物としてなんと宮本武蔵好きの僕にとって、関門海峡の潮の流れの想像を絶する速さを眼にし、厳流島から逃げる武蔵が「潮に乗って」という戦略を思いついたのは当然だと実感する思いがけない感動が早朝にありました今回の仕事は、、、
前日は僕だけ事情により最終便の飛行機で現地入りしたので、午後に到着し、僕抜きで夕食にふぐ(こっちでは「ふく」と濁らない発音と綴りでした)三昧をしやがっていた(悔)他のメンバーと、2005年の6月以来のフル編成ヴァージョン(語り手二人)の“セロ弾きのゴーシュ”を、宮沢賢治の物語にちなんで作られた様々な作家の絵本の原画と賢治の原稿や他の作品などを現在展示している、下関美術館の光庭という広く吹き抜けた空間で第147回ギャラリーコンサートとして演奏させてもらいました。
演奏:山猫合奏団
ゴーシュとチェロ演奏:大島純
ゴーシュ以外の登場人物:高山正樹
語り手:楠定憲
楽長とピアノ演奏:白石准
なんと500人以上お集まりいただき、展示の内容と直接リンクされていた演目だけに問い合わせも多かったと聞きました。
写真(つっつくと大きいサイズになります)の様に大変熱気のある空気でした。
一階のメインの席は完全に満席で、二階の展示スペースからも360度からご鑑賞いただきました。
今回僕らを発見してくださった、美術館の友の会の和仁(わに)さんという方のお話だと、偶然僕らをみつけたのではなく、完全に“セロ弾きのゴーシュ”を演奏する団体を探し求めてアプローチをしてくださったということで、この秋から、白石准作品を演奏するために設立された山猫合奏団(実は僕が主宰しているこの名称とは別にもネットで探すと存在しているようですが、それは我々とは関係はありません)の独自のウェブサイトもできたし、その再出発の演奏としては大変光栄なものでした。

今では、最初の夜に訪れた猫がリクエストするのが「シューマンの“トロメライ”(トロイメライではない)」になっていますが、その前に書かれていたものは「シューベルトのアベ・マリア」だったり、その試行錯誤を見るのはとても新鮮でした。
たまたま僕が作曲した“どんぐりと山猫”や“注文の多い料理店”の資料や絵本もたくさんあり、とても刺激を受けました。

そして初演以来17回を迎えたこの演奏のアンコールに、今までにないハプニングによるパフォーマンスが客席から起こり、それはとても感動的でした。
いらしてくださった方々、そして美術館の方々、そして友の会の皆様、どうもありがとうございました。
そう、ハプニングといえばもう一つあった。
終演後お客様の数人が「おひねり」というか「投げ銭」というか、もちろん投げたりはしなかったけど、「打ち上げの足しに」と僕らにお恵みをくださいました。
感激でした。
12/20には東京の門前仲町の門仲天井ホールで自主公演をやり、そこで録音されたものをiTuneにネット配信することになっています。
より多くの人々にこの作品を聴いていただくことになればと思います。
なお、宮沢賢治展は下関で来年1月14日まで開催した後、
4月8日ー5月25日 静岡アートギャラリー
5月31日ー6月22日 新潟市新津美術館
6月28日ー8月10日 天童市美術館
と廻るようです。事務局は東京新聞事業部文化事業部です。
そのどこらかで、また演奏するチャンスができたらよいなと思います。
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