2013/6/23に山之口貘の詩による白石准の新作を演奏しました - 2013.06.24 Mon,23:33
今月に入ってから一気に今のところ9曲書きました。
当日演奏する順番は以下の通り。
たぬき(まちがえて写真では二つでてる(爆))
利根川(ふたつあるんだけど、そのうちの一つ)
以上が楠定憲が読みます。
以下は高山正樹が読みます。
ここからは白石准が勝手に、山之口貘さんの結婚にまつわるストーリーとして「組曲」として作曲したものです。
現金
ミミコ
音楽
友引の日(ここに楠定憲も混じって二人でやります)
結婚(ここに楠定憲も混じって二人でやります、って言えるのか判らない書き方(爆)それはお楽しみに)
深夜(ここに楠定憲も混じって二人でやります)
です。
終わりがとても暗いので、最後に明るく
猫
を楠が読みます。
写真の猫もその数に驚いてます(爆)
喜多見で行われる小さな小さな映画祭の中での催しです。
山之口貘さんの娘さんもいらしてくださり、お話をして下さるそうです。
あとは、何時も山猫合奏団のコンサートで演奏される旧作のストーリーものがある、と書いちゃったけど、それは無しになりました。
山之口貘にどっぷり。そして作者自身の録音に依る詩の朗読も聴けるそうです。
詳細は、http://kitamitokomae-artfes.comにあります。
とても狭いところ(事務所)で行われるので、お申し込みはお早めに。
お申し込みは、上記のページの下に専用addressがあります。
朗読は山猫合奏団の、高山正樹と楠定憲が担当することになります。
僕の演奏も電子ピアノになります。
そういえば、今まで山猫合奏団での演奏は“オツベルと象”を除き、場所の制限で電子ピアノでやった事は結構沢山あるけど、「初演が電子ピアノ」というのは初めてだ(爆)
あ、大事な事を書くのを忘れてた。
僕の山猫合奏団の劇場用の作品としては最新作になる、“オツベルと象”で、僕はすべての言葉に音符を着けて、オペラっぽく、言葉をリズムで固定しました。
その作品の中には歌もありましたが、つまり、言葉の持つリズムを本当の意味で、音楽とシンクロさせる試みであり、僕が学生の頃から朗読が面白いと思ったのは、面白い文章にはリズムがあるわけだけど、それと音楽が安易に結びついているものが多いから、いっそのこと「ちゃんと練習しないと出来ない朗読」というものをやりたいと、最近のスタイルは、去年の草野心平さんの詩に対する新作にしても、オノマトペに合ったリズムを伴奏が着けるという方式になってきました。
で、この9つ(いまのところ)の作品はすべて、言葉に音符が着いています。
ですから、「朗読」という範疇ではなく、半分歌かもしれません。
ただし、メロディーにはしてませんが。
これからの練習が大変そうですが、もう35年くらいの付き合いなので、彼らはうまくやることでしょう。
普通は、歌手とは違って、役者(ミュージカルは除いて)というものは、気持ちを入れたら音符が眼に入らなくなるものです。
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