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八王子車人形(加筆再投稿) - 2012.12.05 Wed,08:57
僕もこの人形達の為に作曲したこともありますし、1996年にはスコットランドのアバディーンにサイガバレエとFlutistの木ノ脇道元ちゃんと「親指姫」などを上演しに行きました。
昨年、スウェーデン大使館で、バレエと琵琶と笛のコラボレイションがあった際、「非公式勝手なカメラマン」(しかし僕を知らないスウェーデン大使館関係者は、僕を音楽家だとはつゆほども思わなかっただろう(爆))として(爆)参上したときに撮ったものです。
品のある顔ですが、下の写真とは向きが違うだけで表情が違って見えますね。
かつて稽古場に訪れたときには、彼自身が作っている「頭」(かしら、と読む)もたくさんありました。
人形を造る職人さんの手に寄るものももちろん昔からのものであるけど、自分でも造っちゃうんですね。
見ていると奥様の顔に似ていると思ったものもありました(爆)
さて、これはどっちだろう。
彼が、家元の西川古柳さんです。
文楽とは違い、一人ですべて動かしますが、人形が生きているように動きます。
この日のperformanceの写真はたくさん撮りました。
去年の6月中に出そうと思っていたのに、こんなに時間が経ってしまったけど、近々出します。
それと、この人形の着物は、人間用のものの端切れを使うわけじゃありません。
だって、そうなると、模様だけ巨大になる訳ですから。
この大きさの人形の為に特注だそうだから、凄く貴重でそして高価なものなんですよね。
かつ、人形は踊っている間に自分で着物が緩んでいて直せませんから、この人形に着付けをするときにも緩まないように相当きつく着せるのが時間が掛かるそうです。
そして、何よりも八王子車人形は、三人遣いの文楽と違って、一人で遣うその人形の遣い方にもの凄く特徴があります。
それについては、彼らのサイトでご参照ください。
http://kurumaningyo.comにあります。
EF-S55-250mm F4-5.6 IS
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Nyckelharpa@Sweden大使館,2011/06/11 - 2011.07.27 Wed,15:32

これはSwedenのDanceとニッケルハルパ(Nyckelharpa)という民族楽器のconcertと、僕が良く世話になっているサイガバレエと八王子車人形(この二つを引き合わせた仲人は僕であります)による源氏物語の一場面の二つの演目でした。
サイガバレエの舞いについては僕が沖縄から帰ってきてから(8/5以降)投稿するとして、この記事ではDanceも良かったけど、やっぱり普段なかなかみられないNyckelharpaというViolinとPianoが合わさったような楽器を紹介したいと思います。
この写真で演奏されているのは、Swedenの領事さんの娘さん、Louise Bylund(ルイーズ・ビュールント)さんです。
NyckelharpaについてはWikipediaにもありますが、この楽器はLouiseさんが左利きであるため図鑑でみる写真とは裏返しになっているように見えています。
四本の弦と共鳴させるための弦が下に見えます。
Guitarの様にフレットはありませんが、その分横に突き出たタンジェントというキーボードみたいなところを押すと出したい音の高さが規定されるようです。
その部品は上下二階建ての様になっています。

弦の根元です。


形や奏法はだいぶ違うけど、fiddleの親戚とも言えるでしょうね。
外側から見ると底はこうなってます。


大使館のこの場所が吹き抜けていて天井が高く良く響いたせいもありますが、実に柔らかい音がしました。
Melodyだけなのですが、十分にDanceの音楽になっています。
この民族衣装の色やデザインで、何処の地方の出身者か、一発で判るそうですし、女性でリボンをしている人は(Louiseさんはしてますね)未婚だと言うことです。
さて、、
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