しだれ桜3@京都府立植物園に行った-12@2011/04/17朝 - 2012.11.30 Fri,15:03
今日の天気があまりに雲がどんより陰鬱になるので気分を晴れやかにしたくて昨年の春に京都で撮ったものを蔵出しします。
撮っている数の方がここで紹介する数をどんどん上回って、出し忘れている写真の多い事(爆)
50mm単焦点
- 関連記事
-
- 紅一点 (2012/12/22)
- 私だけを観て! (2012/12/18)
- 種が生まれた (2012/12/18)
- 枯れた花に興味を持ってしまった(爆) (2012/12/16)
- 皇帝ダリアの蕊 (2012/12/03)
- 白い仏花 (2012/12/01)
- 蕾の期間が長かった野牡丹が咲きました (2012/12/01)
- しだれ桜3@京都府立植物園に行った-12@2011/04/17朝 (2012/11/30)
- 夢の花 (2012/11/29)
- 赤い鏃 (2012/11/27)
- 朝陽を浴びて朝露が光る (2012/11/27)
- 朝露に濡れて (2012/11/24)
- 蕊も生存競争しているのかな (2012/11/24)
- 俺も撮ってくれよ、と横から顔を出した奴 (2012/11/22)
- 野牡丹 (2012/11/20)
最近寒くなってきたから夏の京都の写真を - 2012.11.04 Sun,08:15
京都に行った記事としては、たぶん、この記事以来で、清水寺の写真は、(まったく話題は京都に関係ないけど(爆))この記事以来です。
もの凄く暑かった記憶があります。
山門です。
階段です。登るのが暑くて暑くてしんどかった。
- 関連記事
-
- 飛騨高山、東山寺町へ (2013/02/03)
- 伽藍に差す清浄な日差し (2013/01/04)
- 大雄山最乗寺の階段と天狗 (2013/01/03)
- 大雄山最乗寺の多宝塔(二重の塔) (2013/01/02)
- 今日はXmas eve (2012/12/24)
- 深川不動尊にて (2012/12/10)
- 夜の穴八幡宮@東京早稲田,劇団民藝公演のお知らせ (2012/12/01)
- 最近寒くなってきたから夏の京都の写真を (2012/11/04)
- 法然さんが生まれた場所と言われる誕生寺に寄ってみました。 (2012/09/28)
- お地蔵さんが沢山! (2012/09/08)
- 暑いのに祈ってくださいました (2012/08/04)
- モスクの美しい天井 (2012/07/29)
- bye-bye (2012/06/22)
- もう銅屋根の色は変わっていました (2012/06/13)
- 東京ジャーミイ再び-その3 (2012/04/30)
しだれ桜2@京都府立植物園に行った-11@2011/04/17朝 - 2012.10.19 Fri,19:23
しかし、技術を進歩させようと思ったら、ある意味過去を振り返らないと駄目なことは自分のやっている演奏と同じなので、自分の過去の作品を批評することで気づくことがあるかもしれませんのでよく見てみましょう。
京都府立植物園に行ったという記事は、シリーズとして、これ以来、そして、その中の枝垂れた桜の写真としてはこれ以来一年半以上ぶりになります。
これを撮った頃は、しだれ桜にピントがあたって、奧の景色が暈けているだけで満足していたんだよね(爆)
下の写真、カメラ女子が一生懸命撮っていましたが、若い女性と桜はとても似合いますね。
(プロだったら失礼な書き方だが、カメラの持ち方がプロだとは思えないんだが、どうなんだろう。レンズを左手で持ってないのは、やばいと思うのだが、眩しいから単にファインダーや液晶を日光から守るためにああいう手になっているのだろうか、、、)
この写真は彼女がそこに居なければきっと僕は投稿したくなる写真にはなってなかったと思います(爆)し、この写真を撮った時の事を思い出せば、意識していた主役は桜では無く彼女だったな。
もちろん、花にfocusを当てて、彼女を暈かす(ぼかすってこう書くのです)は確信犯だったけど。
今思えば、暈けの写真が撮りやすい、50mmの単焦点で撮っていた(前に持って居たCANONのKissXだったことを懐かしむ(爆))けど、彼女のボケがちょっと中途半端に見える。
きっと、開放にすると桜のこの塊の中でピントの合わない部分が増えるから、きっと絞っていた設定だったのだな。
いや、そこまで考えていたのかな(爆)
でも、同じレンズで絞りが変わっているのはきっと、絞り優先モードでは無く今じゃ全く使わないオートで撮っていたからかもしれないので、被写体が変わった瞬間に光量を考慮して設定が変わったのかも知れません。
今だったら、レンズの絞りをもっと開けて(f値を下げて)彼女の暈けをもっとソフトにしようとすると思います。
一枚目の背景の暈けの方が「暈けてる」って感じがするでしょ。
今データを見たら、一枚目は、f2.8でこっちは、f5.6だ。
違いは歴然としている。
しかも、この絵では、明るさが元々、投稿準備のプロセスでアップロードした元写真ではすべての被写体に対して一定の感じで、色々はっきりみんな映し出しているけど「何を撮っているのかが不明瞭」な写真になっていた(pianoの演奏でも良くあるんだなこれが(爆))ので、桜を明るく、彼女の黒いところはより黒くして再びアップロードしたのがこれだ。
明るさはちょっとはマシになったけど、それでも、やっぱりボケが中途半端な事がとても気になる(りだした)し、よく見ると、桜そのものに魅力を感じられない写真だったことにも気づいた。
原因は、桜の向こう側に人が立って居た偶然にある。
(恥ずかしながら、撮った当時、Macで見ててもあまり気づかなかったというか、気にならなかった訳で、、、)
一枚目は素通しで向こう側が見えているから二枚目に比べたらずいぶん花が引き立っている。
細かい写真の状態を僕と一緒に(爆)精査したい人は、写真をclickすると、撮影データは、そのページに表示されるし、そこで表示されている同じ写真を再びclickすると大きくなってここまで長々書いている事がより理解できると思います。
もちろん、今思えば、一枚目の写真だって花の塊の部分の二列目くらいに咲いている桜の花にもはもっとピントが合って欲しいと思うから、二枚目とは逆に、撮った結果f2.8よりはちょっと絞って被写界深度を深くして花全体にピントが合うようにする方が良かったかも知れないと思っていますから今なら結果を見てもう一回撮り直そうとするでしょう。
しかしこの頃は、「桜だ!、すげえ綺麗だ、とりあえず撮ろう」って感じで、それなりに「綺麗に撮ろう」という意識しかなかっただけで、「どう撮ればもっときれいになるか」ということまで深くは思い浮かばなかった。
一眼レフを手にして日が浅く、カメラの設定については完全な初心者だったから、高級なカメラを持って居ればカメラが何とかしてくれるだろう、という気持ちが強かったかも知れない。
機械に安心しているというか、ちゃんとしたカメラになればなるほど、自分が手動で(主導でという事も含め)主張をはっきり込めないと写真なんか撮れないということにはまだ至らなかった。
反省するというよりは、今じゃないとこういう事に気づかなかったのだから、だてにそれ以来沢山の写真を漫然と撮っていなかったと思えば良い。
こうやって前の作品について後になって反省することが先に進む力になるのは、pianoの練習と同じ。
結論としては一枚目はもっと絞って、手前の主役の桜の花はもっとはっきりして、後ろが暈けていればよかったし、二枚目はもっと絞りを開放に近づけて、かつ桜の向こうに人が居なければ最高だったろうけど、カメラを構えている彼女が何時そこから立ち去るか、というタイミング勝負だったからとっさに撮ったし、しょうがないとは言えるね。
でも、また来年自分がこの記事を見たとき、そして今の時点だってプロの写真家のアドヴァイスを受けたらまた違う視点が出来るかも知れないね。
pianoも独学で凄い人は確かにいるが、やっぱり専門家のアドヴァイスは有効なことは百も承知なので、今度写真教室に行ってみようかなと思っています。
室内で静物を撮るのではなく、外で写真を撮るには、ホント、「面白い被写体」に出会う事、それ以前にそういう被写体を見つけること、そして「待ち」と「天候」、しかも、「陽光の向き」、そして、「被写体の偶然の組み合わせ」と、時には「演出」と、家に帰ってからの現像(デジタルだって現像が必要なモードがあります(僕はRAWという現像が必要なモードで95%は撮っています)し、jpgで撮ったとしても、そのまま出すことは僕はあまりしてなくて、色調や明るさなどは結果的にいじらなくても細かく確認する作業は経ています。)の総合的な運と、カメラの構造に対する理解、そしてそれを扱う技術が必要ですね。
- 関連記事
-
- 待つ (2012/12/10)
- 交差 (2012/12/07)
- 夕陽を浴びて (2012/11/12)
- 美ら海水族館のそばのミストイルカ君の様々な表情 (2012/11/11)
- 虚実2 (2012/11/05)
- 女性を想像したくない(爆)被写体がベンチで午睡している人だった場合 (2012/11/05)
- 待つ女、、 (2012/11/05)
- しだれ桜2@京都府立植物園に行った-11@2011/04/17朝 (2012/10/19)
- 松島の海に向かってヴァイオリンを弾く男 (2012/10/19)
- 女性の光る髪は宝石より綺麗だ (2012/10/17)
- 鮎を釣る (2012/09/19)
- 虚実、、 (2012/09/01)
- 尺八は外が似合う (2012/05/15)
- ついに「帽子おじさん」に遭遇 (2012/05/07)
- 写生 (2012/05/01)
京都嵐山の公園から桂川を望む - 2012.09.04 Tue,22:20
そして、坂を別方向に下りると、この魅力的な橋が見えました。
- 関連記事
-
- 小玉ダム1@福島県いわき市 (2012/11/20)
- 夜の新小倉橋からの眺め (2012/10/15)
- 相模川のカヌー場(?)その後 (2012/09/14)
- 城山湖再び (2012/09/13)
- 今日の城山湖@神奈川県相模原市緑区 (2012/09/10)
- 道志ダム@Discover神奈川県相模原市 (2012/09/10)
- 京都桂川 (2012/09/06)
- 京都嵐山の公園から桂川を望む (2012/09/04)
- ほかほか(爆)の山 (2012/08/27)
- 山が見たくなった (2012/07/31)
- 台風一過の相模原市の大島付近の相模川の濁流 (2012/06/20)
- 大草原 (2012/05/15)
- 季節感を無視しているが (2012/04/20)
- 道 (2012/01/25)
- 雪景色@Discover神奈川県相模原市 (2012/01/24)
京都嵯峨野の竹林 - 2012.08.25 Sat,22:27
通常竹林は始まってから一段落したところで引き返してしまいそうになるけど、真竹の林から、その奥に孟宗竹の林があって、地元のおじさんに教えて貰いましたが、そっちの方(この写真)が鬱蒼としていました。
特にこの日は夕立が凄く、その直後だったので、竹も少ししなっていたのが良かった。
晴れていたらもっと空が見えちゃっているそうです。
大きく見たい人は、clickして飛んだ先の写真をまたclickしてください。
別のカメラで撮ったものを並べたくて、再投稿しました。
上のがNIKONの一眼レフD5100で、下のがSIGMAのコンパクトDP1sで地面すれすれから撮りました。

人が居るとまたこの竹林の空気感が変わります。
- 関連記事
-
- 僕はずっとここに居るよ (2012/09/15)
- 冬になると脱ぎ捨てて真夏に着込む人 (2012/09/14)
- にょきにょき (2012/09/09)
- 見事な枝振り (2012/09/07)
- 枝が長い! (2012/09/06)
- 横綱の土俵入り (2012/09/05)
- こんな日には、鳥だって、、 (2012/09/01)
- 京都嵯峨野の竹林 (2012/08/25)
- 樹の隙間から覗いた青空 (2012/08/24)
- 3色の梅 (2012/04/17)
- 桜@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-2 (2012/04/10)
- 京都高瀬川にかかる桜並木 (2012/04/08)
- 師弟 (2012/03/21)
- 冬しか撮れない景色 (2012/01/24)
- 象の足の様だし、なんか迫力あるな。 (2012/01/23)
たまに京都の街中にはお寺以外にシュールなもので驚かされるものがある - 2012.08.25 Sat,09:44

しかもそのシュールな光景は、凄く時間が経っている感じがして、やっぱりその奇妙なものがそこにお寺と同様「存在し続けてきた」という迫力が伴っているのがすごい。
すべて意図的なのかもしれなし、単に片付けるのが面倒なのかも知れないが、他の都市だったら、もっと作為に感じるようになっているか、あるいは、もっと綺麗にディスプレイするだろう(爆)
そうすると、これらが醸し出している、その背景にある、なんとも言えない「闇」は表現されず、ただの文化祭のお化け屋敷のディスプレイにしかみえなくなるわけだ。
この景色は立派に「意味不明に見えて、相当な時間の経過があったのに、飽きられずにこのままそこに存在し続けている」というのが怖い(爆)し、楽しい。
だから、人に寄ってはゴミにも見えるし、宝物にも見えるものがあるので、scraps(arts)に認定する。
内容物をはっきり見たい方は、是非とも写真をclickして飛んだ先でご確認ください。
- 関連記事
-
- 昔はみんな琺瑯だった (2013/03/13)
- もう光れないのか (2013/03/12)
- 展望台って違うものを想像してた(爆) (2013/01/06)
- Colaの瓶@横浜赤レンガ倉庫 (2012/10/03)
- 馬?麒麟? (2012/09/02)
- たまに京都の街中にはお寺以外にシュールなもので驚かされるものがある (2012/08/25)
- カビなのに墨絵に見える(爆) (2012/08/08)
- 道に同化する手袋 (2012/03/11)
- ちょっと怖いカカシたち(爆)@Discover神奈川県相模原市 (2011/11/16)
- 実在した牛窓牛鬼伝説2 (2011/06/19)
- これは誰が彫っている仏像(の途中経過?)でしょうか。 (2011/06/14)
- Gogh(ゴッホ)風、枯れた花 (2011/05/15)
- 沈められた自転車@28Jan.2011三重県の津に行ってきました。その8 (2011/02/27)
- 相模川、沈められたBike、馬のたてがみみたいな稜線、青空の中の花 2011/02/26 (2011/02/27)
- 同化@2011/1/2江ノ島まで自転車で行った。その8 (2011/01/22)
清水の舞台から飛び降りる、ってほどでは無いが(爆) - 2012.08.17 Fri,23:38
明日には仙台に行く。(写真は京都だけど、)
2012/8/19に山猫合奏団としては、始めての東北への演奏旅行で、“セロ弾きのゴーシュ”を弾きに行くためだ。
しかし、今回は、もう一つ感慨深いことがある。
今回の企画を持ちかけてくれたのは、大学時代の親友、千葉民和氏である。
今でこそ、白石准というと、津堅直弘氏との関わりから、Trumpetに縁の深いpiano弾きだと思われているが、白石准にとって初めてTrumpetの伴奏をしたのが、前述の千葉氏なのだ。
自分は、演劇を玉川大学で専攻したが、フランス語の授業で知り合った同級生の音楽科の学生に頼まれて、作曲の作品とか、管楽器の試験の伴奏を頼まれるようになっていって、演劇専攻生なのに音楽専攻生の演奏会とかに顔を出すようになっていたのです。
そういう僕の演奏を聴いて、Trumpet科の千葉君(呼称は学生時代に戻らせて貰う。)が僕に伴奏を頼んできた。
結構沢山引き受けてきたが、中には言っちゃ悪いがあまり上手とは言えない人も居て、もうちょっとウンザリだった部分もあって、僕はこういう今考えるといくら上級生(実は歳は彼が上だと言う事を後で知った(爆))とはいえ、相当に意地悪な質問をしたのだ。
「あなたはプロになるつもりで楽器を吹いていますか?」
(そのつもりでやっている人くらいじゃないとこっちも刺激がないと思ったからだ。でも後にも先にもこんな質問をしたのはどういうわけか彼だけだった(爆) で、今でこそ演奏家として活躍している卒業生は増えてきたが、当時は演奏家を育てると言うよりは、音楽教師を育てるコースとしての存在理由がその学科だったから、なおさら意地悪な質問であったと思う。)
そして、少しばかり考えてから彼がこう言った。
「3年頑張ってみて芽が出なければ、田舎に帰ります。田舎には田んぼや畑がありますから。」と。
その一言(もちろん30年以上前の事なので、レトリックは全然正確じゃ無いと思うが。)で、僕の気持ちはなぜか、凄く動いてしまい、一発で引き受けてしまったのだ(爆)
なんか彼の体の後ろに「のどかで緑と土のある、ものすごく広い空間の中で育ってきたオーラ」を感じたのだ。
(東京生まれだからという理由では無いと思うがこの言葉を聞いて「田舎」って良いなあと思った部分は無いとは言えない。)
実際、初共演は、Hindemith(ヒンデミット)というドイツの近代の作曲家の難しいsonataだったのだが、今思っても、その音色には、なんか技術を越えた「雄大さ」を感じた思い出があります。
彼との思い出はそれから、それこそものすごく面白いエピソードに事欠かなかったのですが、それを書きたくてこの記事を始めたのでは無いので、またconcertの話に戻ります。
しかし、僕の友人で、これほど笑いのネタに事欠かない人は居ないので、そのエピソードはいずれ彼の許可を得て記事にしようと思っています(爆)
そういう付き合いで仲良くなり、そして卒業後、彼は会社員になり(でも未だに楽器は吹いてるらしいよ、すばらしい。)、同級生の元Organ科の女性と結婚した。
もちろん、彼女に対しても僕は面識があったし、僕はOrganはもとよりpianoも上手な知的な彼女がなぜ、彼と結婚することになったのか(つまりつきあっていたとは全く知らなかったから)良くわからなかったが(爆)、結婚式にも参列してpianoを弾いた。
その結婚式も通常の結婚式を逸脱した凄い盛り上がりだったのだが、それから、数年後、二人の間には女の子が生まれた。
なんと、僕の誕生日と同じ日だった。
つまり、春生まれだった。
名前はその季節だからか、「さくら」ちゃんと名付けられた。
そして、風の便りで、Violinを勉強するようになったと聞いた。
二度ほど彼の宮城の実家に泊まりに行ったこともあって(それ以外の地方出身者の友人の家にはほとんど行ったことは無いから僕としてはとても例外的な事なのです。)、演奏旅行に仙台に行ったときには千葉君とは仙台で飲んだ事はあっても、結婚式以来、奥さんとも、そして小さな音楽家の娘さんには、実際に会った事はなかった。
そしてまた時は流れ、なんと趣味では無く、東京藝術大学に入ったという事を彼から聞いた。
Violinは子供の頃から親の協力なしには絶対に育たない種類のものだから、きっとあの知的な細君が凄く努力をしたのだろうと、思っていた。
そして、また時は流れ、「ドイツに留学している」という話になった。
そして、明後日、僕は、立派にあちこちの国際コンクールでも評価され、将来が期待される一人前の音楽家になったさくらちゃんと、“セロ弾きのゴーシュ”の前に共演することになった。
明日は早く仙台に入って、練習をするのだが、まだ見ぬさくらちゃんの事を考えると、なんか通常、どんな有名な演奏家と初共演するときでもこういう、心臓のドキドキ観というのは感じたことがない。
両親とも知り合いで、しかもアマチュアでは無くprofessionalな演奏家になったその娘と共演するなんて生まれて初めてのことだからだ。
小さい頃を知らないので、感極まって泣いてしまうなんてことにはならないとは思うのだけど、「普通の初対面」とは決定的に何かが違うはずだ。
(しかも同じ誕生日だし(爆))
とっても楽しみであると同時に、妙な恐怖感というか、なんか借りてきた猫のようになってしまうかも知れない、、とも違うな、なんかとても変な気持ちで最初、挨拶するのだろう。
音楽が始まっちゃえば関係ないとは思うのだが、それでも、その音を後ろで聴いていたら、やっぱりなんか違う事になりそうで、そのためにも明日はちゃんと練習したいとおもうのだ。
いきなり本番だったら僕が破綻してしまうかも知れないとまで思う(爆)
故に、写真と本文には全く関連性はない(写真を撮ったのは、先日Musicalの公演で滞在していた大阪に行く移動日に京都に行って撮ったもの。)のだが、titleにある文章の如く、経験したことのない覚悟がないと弾けないだろう。
そして僕との共演を聞く、両親の事を考えてもなんか、彼らも感慨深いのだろうなと思う。
今までも沢山の共演者と日本で弾くときは聴いていたはずだけど、僕と一緒に弾いていると言うことにはまた別の感想があるだろうし。
故に、さっきからずっと彼女が弾く曲を練習していて、仙台から帰ってからこの事を記事にしようと思っていたが、なんかもう既に頭の中にいろんな事が巡るので落ち着けなくなったので書いちゃった。
でも、きっとさくらちゃん、じゃないな、さくら嬢と書くべきだな、彼女だけは恐ろしく普通に冷静で、何時も初めて会う伴奏者とやるように、普通にやるつもりだろうし、僕や両親がなんか挙動不審になったら、実に訝しがるのだろう(爆)
もしかしたら彼女の鮮やかな速い演奏に着いていけず、置いてけぼりになって途方に暮れるというか、惚けて(ぼけて、ではなく、ほうけて、というつもりだが、あまり意味に違いは無いか、、、)いる自分がいるかもしれない、、、。
二度目は冷静になれるとは思うが、今日は果たして安らかに眠れるのだろうか(爆)、飲むしか無いのか。
そうだ、思い出した。
千葉君の卒業演奏は、今奥さんになった彼女の伴奏で、アルチュニアンの協奏曲だった。
そして、僕が譜めくりしたんだ(爆)
そして、その卒業演奏会(数日続く)の最終日に、当時専攻科という所に学部卒業後一年余計に大学に滞在していた僕は、修了演奏会として、数ヶ月かけて作曲した、“どんぐりと山猫”を、楠定憲と初演したんだ。
たぶん1981年の2月の終わりか3月の頭だ。
故に、今では山猫合奏団の演奏を継続的に聴いて下さるお客さんも増えてきたが、千葉夫妻は、“どんぐりと山猫”の初演を聴いている希有な人たちでもあるのだ。
そこからが始まりで、相当時間は空いたけど、2005年に“セロ弾きのゴーシュ”を書いたわけで、明後日はそっちの作品だけど、もし“どんぐりと山猫”だったら、「さくら嬢が生まれる前の作品だ」と説明できたのにな(爆)
で、“どんぐりと山猫”以降の作品を聴いて貰えると言うことも僕には光栄なことなのです。
そうそう、千葉君とは、2010年のマルチリード版の“どんぐりと山猫”にひょっこり現れて久しぶりに再会したんだ。
彼も初演以来の“どんぐりと山猫”だったと言っていた。
写真はいつものように、clickして飛んだページの写真をもう一度clickすると綺麗に見えます。
- 関連記事
-
- 行ってみたら話が違った(爆) (2013/01/19)
- Rolandの創業者、梯さん、グラミー賞受賞おめでとうございます! (2012/12/15)
- もう過去の思い出のみが残ってしまった門前仲町と、ハート型の口の「顔」 (2012/12/09)
- 八王子車人形(加筆再投稿) (2012/12/05)
- 「久しぶり」に連絡が来た相手からの仕事三連発 (2012/11/20)
- Pax CrossOverというバンドの、pianoの代役で沖縄に行って来ます。 (2012/11/07)
- 桑名正博さんの思い出 (2012/10/29)
- 清水の舞台から飛び降りる、ってほどでは無いが(爆) (2012/08/17)
- 明日は牧野Violin教室の発表会 (2012/07/14)
- 一期一会 (2011/12/08)
- ピアニスト白石准と岡山県の関係は意外な事に深いのです。@牛窓滞在2011/5-15 (2011/05/15)
- Twitterでのかつての知り合いとの再会から、Placido Domingoさんの後ろでちょこっとだけ弾く事に (2011/04/09)
- 遠江総合高校吹奏楽部から手紙が来ました (2011/02/01)
- 静岡県立遠江高等学校吹奏楽部と遊びました (2010/11/27)
- Gruppe Kyo発表会 (2010/11/12)
香炉@京都山科の毘沙門堂 - 2012.08.11 Sat,11:09
- 関連記事
-
- 壺 (2013/05/15)
- 碍子の家族(爆) (2013/04/18)
- お菓子で出来たユニコーン (2013/01/28)
- クリスマスツリーのオーナメント2 (2012/12/29)
- 東京日本橋の三越劇場の天井のステンドグラスの美しさ (2012/12/10)
- 黒い薔薇 (2012/11/24)
- 知り合いの息子さんが作ったストラップ (2012/10/17)
- 香炉@京都山科の毘沙門堂 (2012/08/11)
- 秋ともそろそろお別れだね (2011/11/28)
- 耳を澄ます秋 (2011/11/28)
- Flower arrangement by Atelier Moe-4@横浜イギリス館,Oct.2011 (2011/11/02)
- Flower arrangement by Atelier Moe-3@横浜イギリス館,Oct.2011 (2011/11/02)
- Flower arrangement by Atelier Moe-2@横浜イギリス館,Oct.2011 (2011/11/02)
- Flower arrangement by Atelier Moe-1@横浜イギリス館,Oct.2011 (2011/11/02)
- 金剛頂寺,真光院(西寺)2,とびきりの笑顔 (2011/07/14)
傘、提灯のお店 - 2012.05.08 Tue,10:41
nostalgiaを感じるものとしては、この記事以来だけど、やっぱりこれも京都でした。

- 関連記事
-
- 東京の井の頭線旧駒場駅の残骸 (2012/12/13)
- つい入っちゃいました(爆) (2012/10/02)
- 歩いていたらまたまた銭湯に、しかもかなり威風堂々なのに出くわしました (2012/09/25)
- 東京都杉並区の浜田山にまだ銭湯があったんだ、、 (2012/09/08)
- 懐かしのフィルム売店 (2012/07/12)
- 線路の有効利用(新たな写真を付けて再投稿) (2012/06/23)
- 昔の銀行の窓口がそのまま、、、 (2012/06/18)
- 傘、提灯のお店 (2012/05/08)
- 音色食堂 (2012/04/09)
- 先斗町の路地 (2012/04/08)
- 歳月 (2012/02/16)
- 信号の周りには斜線があったんだ (2012/02/11)
- 下町に残る「昭和」の香り (2012/01/13)
- déjà-vu (2011/12/19)
- 中野Nostalgia (2011/11/09)
古裂という単語を始めて見た - 2012.04.24 Tue,10:38

意味は、「江戸時代以前に外国から入ってきた金襴(きんらん)・緞子(どんす)などの布地。茶道具の仕覆に仕立てたり、屏風・手鑑に貼ったりして珍重される」とのこと(Weblioの辞書より)。
全く知らない単語とジャンルでした。
前の記事と同様(場所は違うが)京都の町中をうろうろしていたときに見つけました。
社会科見学をした様な気分です。
- 関連記事
-
- 沖縄の海軍の壕へ (2013/03/11)
- 天岩戸は何処まで飛んでいったのか (2012/12/06)
- 今日15日は七五三の日だから書くけど、しめ縄って漢字でどう書くかご存じですか?@高千穂発探訪4 (2012/11/15)
- 東京都板橋区にある「板橋」という橋 (2012/11/06)
- 古裂という単語を始めて見た (2012/04/24)
- かつて鉄道があった風景 (2012/03/08)
- 飯田橋、外堀、城壁の跡 (2011/12/10)
- 古墳がこんなに多いのに (2011/07/22)
- Diorama (2011/07/15)
- 歴史を感じさせる箱 (2011/07/05)
- 「牛窓」という地名の由来諸説 (2011/06/10)
- 牛窓の街を歩いているとその家の菩提寺がどこかすぐに分かります (2011/06/08)
- 牛窓の海岸沿いを歩くと造船の会社の多いこと@牛窓滞在2011/5-47 (2011/05/27)
- 古灯籠1(燈籠堂)@牛窓滞在2011/5-7 (2011/05/15)
- 東京の京橋 (2010/12/16)
鮫のBar - 2012.04.24 Tue,10:26

なぜ撮ったかというと、前に河豚の看板を出したのでそれに呼応できるなと思った事と、ちょうどこのTourで「小さな鮫」という題名の曲を弾くことになっていたので、撮っただけのものです。

- 関連記事
-
- 城山湖の文字修復(?) (2012/10/12)
- 最近見た気になる看板 (2012/09/22)
- 「くれない」豚はただの豚(爆) (2012/09/05)
- 本物のコーヒーポットがはめ込んである立体的な珈琲屋さんの看板 (2012/08/04)
- マンボー? (2012/08/01)
- 落書きなんだがけっこうインパクトを感じてしまった。 (2012/07/25)
- この二つの単語が出会うとは思わなかった (2012/06/15)
- 鮫のBar (2012/04/24)
- 電車の中にバス・マットが吊るしてあった(爆) (2012/04/23)
- も、モナ・リザ (2011/12/26)
- パンダゴジラと曲がった木 (2011/11/04)
- 床屋の看板 (2011/09/03)
- これはポストじゃないんだよなたしか@山猫合奏団沖縄tour2011-26 (2011/08/19)
- 便所が目的地になる辺野古Wonderland@山猫合奏団沖縄tour2011-21 (2011/08/08)
- 西永福だから確かにそうなんだが (2011/07/27)
こりゃ現代Artだな@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-6 - 2012.04.10 Tue,22:02
良く見かける城壁の様に、整然とさせようとする感覚からは全くぶっ飛んでる。
まるで、子供が気まぐれに積んだ様な滅茶苦茶な感じがする。
中央に鎮座している細長い長方形の岩は、それそのものを見ても何も思わないと思うが、この中にあると異彩を放っている。
石切りをして人工的な形に整形してあるもの(四角だけではなく、丸いのも在ったりするのが実に面白い。)と、一見その辺から移動して来てパズルに差し込んだみたいな自然のままの形もあったりする。
石の色も様々だけど、普通城壁はこんなにキルティングみたいに色が斑には無いよね。
これを組むのに、出来上がりの全体の構想を元々持っていて綿密に指示した頭領というかデザイナーが居たのか、それとも単に工事現場から出た半端な石を適当に組み合わせただけの、作業も別々の場所で作業員がみんなで適当に始めて出来上がりは偶然にこうなって完成したのか、、、、
確かに短い時間しか居られなかったので詳細を全部は見て回れなかったが、桜や庭園のあちこちにある建物などにも感動した中で、唯一立ち止まって、ううむと声は出さなかったが唸ってしまったのがこれだった。
もう何百年もこのままなのだから、安全性に於いてもちゃんと計算されているというか、様々な地震などでも結果的に崩れてこなかったのだろうね。
実に現代的な美学に通じるものがある、とまで書いてみたが、古い時代のものにはしばしば、今のセンスを凌駕する前衛的なものを見かける時もあるので、現代のデザインはこういうのに影響されているのかもしれないね。
後悔するのは、もっと正面からじっくり撮るべきだったことだ。
写真をclickすると大きくなります。
(確かに広角レンズは持ってないのでこういうアングルじゃないと、全体を撮れなかったかもしれないが)
- 関連記事
-
- 白石という名字は美しいと言う事が判った(爆) (2012/12/02)
- 福島県いわき市の眺望 (2012/11/28)
- 歪みは元々か、経年劣化なのか (2012/11/20)
- 八百万の神々が集った場所、天安河原@高千穂初探訪1 (2012/10/30)
- 闘竜灘@兵庫県@山猫合奏団兵庫県多可町八千代公演の帰りに寄った (2012/10/27)
- 岩の周りにも秋が忍び寄る (2012/10/12)
- 岩のウミガメ (2012/05/04)
- こりゃ現代Artだな@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-6 (2012/04/10)
- 路傍の石 (2011/12/16)
- 昇仙峡 (2011/11/02)
- 岩が顔を形成している (2011/10/22)
- 照葉大吊り橋の下に流れる本庄川の石@山猫合奏団宮崎tour2011 (2011/10/18)
- Stones of Seashore (2011/10/05)
- 髑髏(爆)が沢山!@山猫合奏団沖縄tour2011-30 (2011/09/14)
- 電車のPlatformから見えたもの (2011/06/13)
春の幻影@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-5 - 2012.04.10 Tue,08:52
追記に答えがあります。
- 関連記事
-
- 素人カメラマンの僕は空が白い事をとても嫌うのだが、この時ばかりは、 (2012/11/06)
- 鏡面 (2012/10/26)
- 子供たちの歓声のお陰で撮れたもの (2012/10/07)
- 反射と素通し (2012/08/25)
- 鏡の国のおっさん (2012/08/24)
- みなとみらいのreflections (2012/08/01)
- 水溜まりの反映 (2012/05/04)
- 春の幻影@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-5 (2012/04/10)
- 歪んだ窓枠 (2012/01/08)
- ケーキに降りかかるイルミネーション (2011/12/14)
- 鏡像@大磯城山公園 (2011/11/27)
- 木立の景色がが反射している雨粒 (2011/11/21)
- 多重露光みたいだ (2011/09/28)
- Reflection@山猫合奏団沖縄tour2011-20 (2011/08/08)
- 河豚がビルの中を泳いでいます(爆) (2011/07/12)
侵雪橋(しんせつきょう)@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-3 - 2012.04.10 Tue,08:38
まるで、秋の様な色彩になっちゃった。
一番上の写真だけClickすると大きくなります。
- 関連記事
-
- 夜の竹林ライトアップ (2012/11/29)
- 根津美術館の庭園にて2 (2012/11/04)
- 愛の小径 (2012/10/27)
- 横浜イギリス館 (2012/09/12)
- 浜離宮恩賜庭園 (2012/09/01)
- 苔に覆われた銀閣寺の庭園 (2012/08/30)
- 相模原北公園に葉っぱが生い茂る季節がやって来た (2012/05/06)
- 侵雪橋(しんせつきょう)@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-3 (2012/04/10)
- 京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-1 (2012/04/09)
- 旧安田庭園から見えるスカイツリー,両国公会堂 (2012/01/05)
- 小石川後楽園の紅葉 (2011/11/05)
- 静寂に包まれた景色にみえるが (2011/10/24)
- 鶯啼庵の日本庭園 (2011/01/15)
- 空は広い、地面も広い (2011/01/14)
- 今朝の相模原北公園の薔薇 (2011/01/04)
桜@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-2 - 2012.04.10 Tue,07:22
写真をClickすると大きくなります。
Displayの大きさに依存するけど、この写真は大きくして見ていただいた方が絶対に良いと思います。
ちょうどこの写真の「逆」の構図みたいだ。
- 関連記事
-
- 見事な枝振り (2012/09/07)
- 枝が長い! (2012/09/06)
- 横綱の土俵入り (2012/09/05)
- こんな日には、鳥だって、、 (2012/09/01)
- 京都嵯峨野の竹林 (2012/08/25)
- 樹の隙間から覗いた青空 (2012/08/24)
- 3色の梅 (2012/04/17)
- 桜@京都の東本願寺の飛び地の庭園、渉成園に行ってみた-2 (2012/04/10)
- 京都高瀬川にかかる桜並木 (2012/04/08)
- 師弟 (2012/03/21)
- 冬しか撮れない景色 (2012/01/24)
- 象の足の様だし、なんか迫力あるな。 (2012/01/23)
- 行く手を阻む木の根っこ (2012/01/19)
- 赤坂山王日枝神社に寒桜?が咲いていた (2012/01/13)
- 松ぼっくり (2011/12/09)