“ジョディと子鹿のフラッグと”その後 - 2010.07.27 Tue,09:50
去年と一昨年の話ですが(爆)

「本物の舞台芸術体験事業」 参加作品に!
本作品が
文化庁本物の舞台芸術体験事業参加作品に選ばれました。
この事業は「子ども達が優れた舞台芸術を鑑賞するため」に
文化庁が行っている事業で、
むすび座は「西遊記-悟空誕生の巻-」に続き
2度目の参加となります。
平成20年度
「厚生労働省社会保障審議会」 推薦作品に!
本作品が
厚生労働省社会保障審議会が推薦する
児童福祉文化財に選ばれました。
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久々に“ジョディと子鹿のフラッグと”に触れました - 2010.04.13 Tue,01:01

久しぶりに名古屋に行って自分が人形劇団むすび座のために作曲した作品(邦題は「子鹿物語」で良く知られているもの)の練習に参加してきました。
メンバーに新人の人が入ったからでもあります。
最後に聴いてから格段にみなさん「自分のもの」にしていて感心しました。
ゆえに、久しぶりだったせいもあるし、以前には思いつかないようなアドヴァイスが自ずと出てきて、作品の成長とともに自分も違う聞こえかたが出来るようになっているのだと思いました。
やっぱり芝居の上に成り立っている音楽の中にいることがなによりも楽しいということを改めて実感した一日でした。
まだ劇団のウェブサイトには告知されていませんが8月に名古屋で、二年ぶりくらいになる僕の生演奏での公演が実現することになっています。
来週には札幌と函館に公演しに行くそうです。
むすび座のウェブサイトはこちら。
追記にはこの作品に間接的に関連のある動画を紹介しています。
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あれ?きゃらめると鹿のフラッグと? - 2010.03.19 Fri,23:47

この写真を見たときに、思わず、飼い猫のきゃらめるが、僕が2007年に作曲した、“ジョディと子鹿のフラッグと”に出てるのかと思った(爆)
しかしよく似てるしこの組み合わせもなんか見たことないね。
他の写真はこちらにあります。
http://cuteoverload.com/2010/03/19/some-enchanted-morning/
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“ジョディと子鹿のフラッグと”09春動静 - 2009.04.27 Mon,23:40
mingleの関西ツアーの合間の4/25の土曜日にまた名古屋に行ってきました。
80歳を超えてらっしゃる関矢幸雄先生は毎週日帰りで名古屋まで横浜市から通って、時にこのように立ち上がって直接指導されています。
同時にいくつかの劇団のお芝居の稽古も進行中であり、このエネルギーにはのけぞるくらいびっくりです。
今回は僕は京都に戻るのでご一緒に帰る事はできませんでしたが、いつも帰りは車中で、生ビールと弁当と、日本酒を飲まれているのをみるにつけ、Mingleのメンバーもそうだし、とてもすごい表現者たちで「小食」な人は僕の周りにはあまりいないような気がする。(爆)
初演以来、様々なマイナーチェンジを繰り返してきました。
音楽も作って練習しちゃ、そのうちそれが上演時間の関係などの理由で削られたり、ステージング(振り付けや動きやもろもろの装置の配置などなど)も変わってきました。
それこそ初演のころの冒頭の部分とは別の作品といっていいような感じになりましたね。
東京での生演奏が去年の7月にありましたが、これとももう全然違う。
今月の僕の変更は、数曲のデータ(普段はMacで作った録音データで音楽が鳴る)の楽器の変更や雰囲気の変更、調性の変更、曲の長さの変更など)において、去年の初夏以来思えば、かなり大きい変更をしました。
その変更はまだ100%は完了してないので、残りの部分は京都からの帰りにまた名古屋に寄ってリハーサルし、5月半ばにまた名古屋に行ったときに完了します。
たしかこの投稿時の4/27に今現在の最新バージョンでの初演がどこかの小学校で行われたはずですが、見届けられなかったのは残念です。
また5月中旬以降のヴァージョンの上演を観る機会を楽しみにしたいです。
この記事にあるとおり、このリハーサルの後、美味しい京都の料理を楽しみに名古屋から京都まで帰ろうとしたらアクシデントに見舞われましたが、閉店間際に銀閣寺のそばの「おめん」といううどん屋さんに間に合ったのですが、その報告は別記事にするかな。


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“ジョディと子鹿のフラッグと”生演奏「公開初演」 - 2008.07.19 Sat,03:19

開演前、健闘を約束するウィルソン先生と。

終演後健闘をたたえ合うウィルソン先生と。
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鹿と少年 - 2008.07.16 Wed,10:16
正確に言うと、昨日までは、名古屋から犬山方面に数十分名鉄に乗って行く郊外の江南市のホールにいたのだが、江南なんて初めて来た場所だと思っていたら、ホールの裏側の駐車場あたりの壁を見たとたん、絶対ここには来たことがあると記憶がよみがえった。
2000年の初夏から秋にかけて、演出の木村光一氏率いる地人会(残念ながら昨年解散してしまったようです)により、東海地方や北陸、北海道、そして東京の三軒茶屋で公演をした、アーノルド・ウェスカーの名作、「ザ・キッチン」(ストレートプレイでは、調理場という名前も定着している)のミュージカル版の公演で来たのである。
(上演時の写真はここ)
しかも、この場所は、ミュージカル版「世界初演」の地でした。
去年、豊橋のそばの幸田町のホールに行ったときも、まったくこれと同様に、「初めて来た」と思っていたらホールの外観を見たとたん、「あ、来たぞ、ここ」という最初はデジャ・ビュかと勘違いするような体験が同じ作品によるものだったということはまさに奇遇でしたし、渡世人的なこの仕事を長く続けていると、思わぬ出会いと再会があるのだと実感しました。
と前置きが長くなりましたが、今回は作曲家の立場で客席で「高みの見物」という訳にはいかない「出演者」なのと、もう19日までは人形使いたちとは会えないので、先週の練習で変更になった箇所(細かい変更はまた昨日もあったけど(爆))を形になる状態にする必要があるので、演出家や振り付けの方々は昨夕お帰りになりましたが、僕はそのまま残って今日も大高にある劇団の稽古場で、ピアノと人形の動きの連係プレイの確認と僕自身演奏するための譜面の変更をすることになりました。
今日の記事の題名は、「子鹿物語」と言う名前で日本では知られているこの作品の、どうやら新訳が出たことを、稽古中の会話で知って、もちろんまだ読んでいないのですが、これから読む期待と、まだご存じない方にもお知らせしたいと思いました。
ネット上にこの新訳を紹介をされている記事がありましたので紹介させていただきます。
人形劇って聴いただけで、「児童劇」と思われてしまうようなイメージを払拭したいと思います。
それは、僕が“セロ弾きのゴーシュ”や“どんぐりと山猫”、“注文の多い料理店”など、宮沢賢治の作品を音楽化したものについてのアプローチも、子どもを対象としたつもりは毛頭無いわけだし。
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普通は一回観たら(弾いたら)それで終わりなんだろうけど、作品は繰り返しによって成長していく - 2008.07.09 Wed,23:59
毎度の事だが「また台本と演出が変わっていた」と書く。
しかも今回のはかなりのメジャー・チェンジだ。
これでたぶん第29稿になるだろう。
先月末弾いたときとは大幅に変わっていた。
冒頭と幕切れがもう全然違う。
その結果新たな音楽(歌のナンバーではない)を作る必要になった。
あと、いくつかの曲を僕の方でも変更したのでそれの練習をした。
その変更は、「何度も観て」音楽の設計として、もっとこうすれば良いなと自分の方が反省して変えたものもあれば、出演者たちが初演の頃の昨年秋から比較すると、歌唱力などが進歩しているのを実感できたから、もう一歩前の要求ができるなと踏んだから決断したものとがある。
後者の「理由」は、立ち上げ時から関わってきた自分としてはとても嬉しい。
普段オペラやミュージカルをやっている役者と同じような要求はできないけれども、人形を遣いながら様々な演出の水準の高い要求に応えて来ている彼らには、段々歌としても説得力がついてきたと認めてあげたい。
それは、やっぱり一回や二回の公演では得られない経験値のなせる技でしょう。
名古屋の劇団だから東京に来るのはそうめったにあることではない。
事実、今年に入って二度東京で公演をしているわけで、それをご覧になった方々は「もう観たし」と思われていると思います。
しかし、7/19はそのどちらとも、そして初演以来のすべての公演のどれとも違う。
生演奏であることが一番の違いではあるが、他の面でも前述の様に大幅に変わった。
7/19までもう学校公演もないということなので、じっくりこの新しいヴァージョンの公演を迎えることに腕ぶす思いだ。
奇しくも今月は、自分の書いたもう一つの作品、“注文の多い料理店”も改訂初演を迎える。
両方とも、作曲家として設計図の変更をしたこと、そしてパフォーマーとして共演者たちから新たな刺激を受けて演奏の質も違う段階に進んだ感じがあり、自分の書いた音符からも新鮮な発見がある。
このストーリーには、「生と死」について、否応なしに見せつけられる場面があります。
ナイフを振り回す場面や動物が人間の都合でその運命を変えられてしまうことを短絡的に最近起きる事件と結びつけてもらうのは好きではないけれども、教条的な意味ではなく、子どもは子どもなりに、そして大人は大人なりにこの作品を様々な面で感じてもらえれば嬉しいです。
7/19は参宮橋でお待ちしています。
これ以降は僕に習いに来ている人以外は読んでも興味深いことは書いてありません。
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生演奏版“ジョディと子鹿のフラッグと”初演 - 2008.06.28 Sat,14:40

キーボードを持ち込んだのは、東京公演でチェレスタを使うことのシミュレイションでした。
このキーボードにはチェレスタの音が無いので、手前に見えるMacintoshにキーボードからの演奏データを送り、その中のソフト音源をスピーカーにつないで使いました。
このやり方は、昨年末に“胡桃割り人形”の金平糖の踊りを弾いたときと同じです。
もちろん、7/19は本物のチェレスタ(Mustel製)を使います。
午前と午後の公演を二度弾きました。
録音には様々な楽器の音色がちりばめられているし、二本の手では弾けないくらいたくさんのパートが重なっていますが、やはり音は少なくなっても、ピアノだけでその場で演奏することによる効果は人形遣いたちにも影響を及ぼします。
特に、熊との格闘場面や嵐、そして鹿が暴れるところなどではすべての動きにシンクロできますから。
7月に一般のお客さんの前で演奏するのが楽しみです。
是非ともご来場下さい。
チケットはここから申し込んでいただくとむすび座に僕から連絡できます。
脚本もまた先週とも変わっていました。
どうしてもこのような小学校で上演するには上演時間の制限というのがありますので、当初からできるだけ短くということは課題だったのですが、あまり割愛してストーリーが意味不明になるのも怖いしなにせ原作はとても長い。
僕の気に入っている場面がなくなっているのは残念なところもありますが、まだまだ変貌し続ける作品なので一回一回が楽しみです。
去年の10月の初演以来どのくらい変わったのか書き記すのが難しいくらいですが、こういう状況だと観る方も、リピートする楽しみがあるでしょう。
常に生まれ変わるこう言う作り方は最近“セロ弾きのゴーシュ”にも影響を与えています。
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“ジョディと子鹿のフラッグと”写真館 - 2008.05.27 Tue,23:08
写真掲示については劇団に了承済みです。(転載は不可)
クリックすると大きい画像で見られます。
細かく解説するとネタバレになるので、情景としてはかなり割愛しています。

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作曲家の手を離れて作品が成長しているのを実感する喜び - 2008.02.02 Sat,23:18

2/8に東京公演があるのですが、僕は大阪にいて観ることが出来ないし、今年に入ってまだ一度も行ってないので、年末に観た演出の変更点、そしてその後に手を加えられた変更を確かめ、歌の指導をしてきました。
台本は、第23稿であり、その中で二度マイナーチェンジをされているので、コンピュータソフト的に言うと、Ver.23.2というところでしょうか。
10月の初演時には確か17稿だったから、それでもすごいとは思うけど、年末に観たときも大幅に10月の時点と変わっていて驚き、今回はそれともまた違う場面と台詞があって実に新鮮でした。
演出の変更により台本も大幅に変わっているから、自動的に音楽の使われ方も初演の頃とはだいぶ変わっていて、歌のカットや、反対に一度はカットされたものが復活したものもあるけど、それ以上に僕の立場として驚きを持って聞こえたのは、BGMの使われ方が僕の知らない間にいろんなところに変更や追加がされていたことでした。
(演奏そのものは自分が演奏したものではある)
僕の場合、通常自分が作曲したものは、自作自演がほとんどであり、録音して芝居で使われたものであっても、変更は自分のやりかたで自分の手でやってきたので、作曲家の手を離れてみんなのものとしてそこで役割を果たされているのを見るのは初めてなので新鮮でした。
BGMに使われたところでごく一部気になったところは僕の指示のもとに修正してもらいましたが、僕がもともとプランしたBGM以外のところでの挿入が実に上手くいっているだけではなく、初演直後は僕が期待した音楽の動きと人形の動きがあまりシンクロしてなかったところが、みなさんに余裕が生まれて「音楽を聴きながら」動きを合わせてくれてるということがあちこちでみられて思わずガッツポーズをしちゃったところもあります(爆)
完成度はどんどん増しているとは思ったけど、今回一通り観た感じからすると、きっとまだしばらくの間はどんどん変更されていくのだろうなと思わせる箇所もあり、一月ごとに観たらそのたびに違う演出を楽しめるのではないかと思いました(爆)
写真は昨年10月の初演の小学校公演で、開演前に主人公のジョディを演じる辰巳さんに人形無しで動きの指導をする演出家の関矢幸雄さん、後ろは父親のペニーを演じる藤仲さん。
もうこの時の初演から数十回の上演がされたようで、新年度になったら僕の書いた音楽としてはもっとも多くの上演回数になることは時間の問題です。
歌は、どうしても、いつも同じタイミングの「録音」の伴奏で歌っていたせいか、歌自体にエネルギーの動きが止まっているところがあったので、実際にピアノで弾いて軌道修正しました。
近いうちにピアノ一台で(追々は山猫合奏団による室内楽版でもやりたい)でも、「生演奏」による上演をどこかでしたいと思っています。
そうなれば、また演じている人たちもいつもとは違うエネルギーを共有することになるだろうし、また一皮むける水準になるのだと確信しました。
2/8の東京の下北沢の公演も順調な売れ行きだそうで安心しました。
見届けられないのは実に残念。
もしその場所にいられたとしたらたぶん生演奏公演になっただろうしね。
劇団員のみなさんの成功をお祈りしています。
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頸椎ストレッチの新製品だっていうから試してるんじゃないの。
肩こりがひどいのよ、最近。
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駅伝の悪夢(違) - 2008.01.07 Mon,03:26

写真とタイトルはもちろん関係ないが、年末、名古屋の人形劇団むすび座の“ジョディと子鹿のフラッグと”のリハーサルに行ったときの一こま。
この写真を撮ったときは、主人公のジョディが子鹿に出会う瞬間のポーズを検討しているところなのだが、今見ると先日箱根で行われた駅伝の気の毒なシーンをちょっと思い出してしまった。
監督が選手を激励しているのだが、、、、
しかもあと少しで元箱根のゴールに子鹿が待っているのに、、
今年の駅伝は事情があってリアルタイムでは観られなかったが、驚異的な走りと同時に、涙を誘う悲劇も、そして、個人的には学連選抜の健闘がとても興奮した。
自分が作曲で関わったこの写真の作品は10月の中旬に幕を開けたが、そのあともどんどん変更が加えられ、台本もそれ以降三回、この練習を観たときは曲の使われ方も変わっていたし(意外と自分の知らない間に上手くアレンジされていたのでおもしろかった(爆))、もう初演の時とは別の作品になっていると言えるくらいの変更があった。
また自分が手を入れなければ行けない箇所が増えていた。
昨日は奇しくもやはり自分の作曲した“どんぐりと山猫”と“セロ弾きのゴーシュ”の12/20のライブ録音の試作品をメンバーで試聴しながら、iTuneに公開するためのトラック割りとタイトル付け、そして30秒ほど試聴できる箇所の選択、午後の早い時刻から諸々深夜までいろいろやっていた。
奇しくも三連発としては、本日、もう一つの自作品、“注文の多い料理店”の2008年リニューアル版のリハーサル(15日に学芸大学の付属の養護学校で演奏する)をする。
2月から始まるミュージカルの練習で身動きが出来なくなる前に色々自分の作品に手を入れなければいけなくなったが、今月下旬に9月にツアーに参加した佐渡裕率いるシエナ・ウィンドオーケストラのライブのDVDも発売されるらしいし、“どんぐりと山猫”と“セロ弾きのゴーシュ”も早ければ2月にはiTuneに公開されるらしいし、iTuneとは別にCDにもなります。
“どんぐりと山猫”に関しては、また近いうちに、ピアノのオリジナル版とは別に、語り手を除いて6人編成のものも今年は復活演奏と録音をしたいと思っています。
ついでなわけではないけど、山猫合奏団もリニューアルしたのと同時に、僕の周りのアマチュアの音楽家の集い、“みんなの音楽会”もこの名前を年が変わったのを機会に、幕を下ろし、新たな名前とコンセプトを胸に、意欲的な仲間達と音楽を通じた活動をしていきたいと思います。
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“ジョディと子鹿のフラッグと”試演会 - 2007.10.16 Tue,23:33

たしか作曲を本格的に始めたのは1月からだったと思うが、初めて一昨日の日曜日に名古屋の郊外のホールで「公開リハーサル」が行われた。
写真は全くその日の事とは関係ないが(爆)、鹿と熊という重要な登場人物の温泉の粉が売っていたので買ってしまった。

試演会であぶり出されたいろんな問題点を検討し、明日から「小学校仕様」のリハーサルが開始され(もちろん昨日も今日も作業は続いているが全体のという意味)、劇場公演はたしか、来年初頭に東京方面、そして満を持して名古屋では三月に行われるらしい。
それまでには色々変わっていくだろうし、変更に対応できるように今回は「生演奏の録音」という手段を執らなかった。
自分の経験としても、自作自演のものとは次元が違って、歌ったり動いたりする相手がたくさんいるわけで、単に情景を表す劇音楽とは違って、半分はミュージカル風にも作られているので、音楽を考えて譜面にすること、それを、役者達に教えること、そして実際に本番で鳴る音楽を音にすることという作業を一人でやってきたわけで、とても忘れられないものになった。
やはり大学の頃に演劇を専攻したこと、Musicalをたくさん経験したことは、自分の世界観に影響を与えているのだろうし、数年前に“セロ弾きのゴーシュ”を書いて以来、作曲をするということが自分のアイデンティティにとって演奏すること以上に比重を占めているかもしれないということも同時に実感した。
しかし人形劇は大変だ。
自分が普段関わるミュージカルは役者と別にスタッフがいる。
彼らは基本的にすべてのことを自分たちでやるし、第一人形を活かすためにとても無理な体勢で僕の書いた歌を歌わなくてはならない。
しかも、ミュージカルの様に、常にマイクが体にくっついている訳ではないから、試演会でも独唱者が舞台の奥に行ったときにどうしても声が遠くなって聞き取りにくいということがあちこちにあってその問題点をこれから様々な会場でやっていくことにおいてどう解決するかは、歌の上達うんぬんとは関係ないところでもっとも気がかりなところだ。
音そのものもまだ試行錯誤しており、とりあえず19日の初演まで名古屋のホテルでいじくり倒してみるし、たぶん帰って来ても細かい修正は来年まで続くだろう。
そのうち、都合が合えば、生演奏での上演も視野に入っているようだから、それはまたイメージが変わるだろうし、作品が一人歩きできるまでは相当子育てに時間がかかりそうで、もっと試演会では、達成感によって号泣でもするかと思っていたがちっともそんな気にはならなかったのが拍子抜けと言うより、問題点があまりに多くてとてもじゃないが、まだ出来た実感がまるでない。
さてどんなスタイルの音楽になったかは、一般公開される来年(それまでにはもっと歌も上手くなっていると思うし)をお楽しみに。
来年の今頃は、自分の作品としては過去もっとも演奏回数の多い作品になっているだろうから、納得いく音楽にしたいと思います。
日曜日の試演会には、はるばる東京圏からも何人も駆けつけてくれた人がいて、感謝でした。
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自分の作品を観客の眼でみること - 2007.08.29 Wed,10:07

昨日は自宅(神奈川県の最北部)から自転車で一時間弱のところのホールでやっていた。
稽古場で動きやなんかを観ているのと違って初めて広いところで客席から観ていると違って見えてくるものだ。
その驚きと新鮮さを座席灯が代わりに表現してくれた(爆)
歌は何度も書き換えて(一曲ずっと練習してきたものを捨てて書き直したものもあるが、台本だってこの時点で第15稿だ(爆))ほぼ、固まってきたが、これから大変なのは「音」にする作業だ。
ライブ演奏で上演する機会もそのうち東京方面に来たときに僕と予定が合えばあろうが、基本的には録音で行われることになっているからね。
人形を扱いながら(舞台転換も専門のスタッフがいるわけではないので全部役者がやるし、装置も人形もみんなで作っている)歌ったり踊ったりするわけだから、実に過酷なことが舞台で行われているわけだが、初演まであと一ヶ月ちょっと、自分としても作曲を初めてから(今年明けてからまもなく)、10月の初演まで、作曲、指導、演奏とこれほど時間をかける仕事も初めてでもあるし、このことに対しての思い入れの深さは、かつてないほどに思う。
歌への要求は普段それほどミュージカルの役者のようには経験のない人たちではあるけど、あまり妥協せずやってきたし、今回は有能な振り付けの人が参加し、ダンスとしての動きも入るので、前述のように早く「音」を完成させなければいけない。
少しずつ出演者達の歌が上手になっているのを観るのと、それに動きがついてくるのを観るのは一番入れ込みの激しい観客の気分だ。
こんな具合だから今は批判は重々承知でスケジュールのページを更新する気力を失っていることをここに表明します。
そのうちこの仕事のプレッシャーからの逃避行動で突然スケジュールのページの更新が行われるかもしれません。(爆)
音といえば、週末のサントリーホールでのサマーシリーズのリハーサルも始まっているが、電子楽器をオーケストラで使う場合、その機種が「現行モデル」でない場合、本当に調達するのに困ってくるな。
今回はかつて一世を風靡した楽器だからまだ中古屋でも見かけるし、今回楽器のレンタルの会社が所持していたから良かったけれど、あと10年後にこの作品を演奏するときはどうするんだろうなあ。
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ジョディと子鹿のフラッグと - 2007.02.14 Wed,00:12
10月に初演を予定をしているものなので、まだ情報は公式サイトにはでていませんし、題名はあまり聴いたことがないように思われがちですが、いわゆる「子鹿物語」です。
でもいわゆるというところが難しい(どうも子鹿物語というとバンビの可愛いイメージしか浮かんでこない)のです。
原題は『イアリング』 The Yearling (1938)という(耳飾りじゃねえぞ)、子鹿の一年と少年の一年は同じではないという過酷な「男の子が大人になるということ」の物語です。
子鹿物語というキーワードで検索するとあらすじやいろんなことは調べられます。
マージョリー・キーナン・ローリングズという人の原作を、大ベテランの演出家、関矢幸雄氏の手によって(かつて一度東海地方で様々な団体の合同公演で上演されたことはあるらしい)むすび座の秋の新作として生まれる予定だそうです。
今まで自分で作曲してきたなかには、子供達の演じるミュージカルも作ったことはあるし、歌は入っていたけど基本的に芝居の中のごく一部のものだったりしたけど、今回のものは本格的なミュージカル路線とは言えないかもしれないけどかなりの分量の歌を書かなくてはいけない。
まだ今日時点で3曲しか歌は書けてないけど数回名古屋に出向いて役者さんたちと練習しています。
自分の書いた音楽が歌になって最初に聞こえてくる時のなんとも言えない興奮を大事に、自分のこの分野の仕事としては最も規模のでかいものになる様な気がするし、いざ幕が開いたら相当長い間のレパートリーになる予定だそうだから、何百回以上やっても耐えうる音楽にする責任を感じながらひねり出せるものは全部出したいし、自分で出来うると思うこと以上の発見をしてみたいと思っています。
自分の知り合いにも聴かせたいけど、本拠地が名古屋なので、自分の住んでいる東京圏で上演するチャンスがいつくるか(ないことはないみたい)、楽しみに待つしかないですね。
そうそう、今回の題名のさいごの「と」というのが演出家にとってはとっても大事な助詞だそうです。
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