ちゃんと映らないなら、映らないことが面白くすればいい。
仕事帰りの新宿駅西口そばで、ライトアップされた街路樹に遭遇し、綺麗だなと思って携帯のカメラで撮ったが、やっぱり性能からいって、目で見るような鮮やかな感じにはほど遠い。やっぱりこういうのを綺麗に撮るには、スペックの高いカメラを買わないとだめなのかなと思いながらも、しつこくもうちょっとシャープに映らないかと期待を込めて、設定を変えたりして、何回かシャッターを押してた。
何回か試したときに、偶然手ぶれが起こった。意外とこれのほうが、逆に現実に見えるのと違って面白いじゃないかと思い、次には、わざとカメラを振り回して撮ってみた。
性能(才能とも言う)や技術が劣っていてもそれが武器になることもあるわけだ。写真はクリックすると無駄にでかくなります。
悪い人しかでてこない芝居、良い人しかでてこない芝居、そして何という奇遇
(ちなみに10月には、来日公演があって、ピアノとドラムと指揮者以外(このパートは稽古からつきあった人じゃないと出来ないシステムだから)は昨年の仲間たちが演奏して居たので観に行ったけど、最高にロキシーが可愛く実に楽しかった。)
あの芝居は、実に「悪い人たちしか出てこない実に楽しい芝居」であります。
その証拠に、開演前に一人の役者が出てきて、「皆さんの大好きな、」と枕詞をつけて(爆)、その「悪い人がでてきて、悪さの限りを尽くす」能書きを言うくらいですから(爆)。
それに反して、この十月末からは、来月から年をまたいで来年の一月末まで日比谷のシアタークリエで上演されるSHE LOVES MEは、CHICAGOとは真逆で、「良い人しかでてこない実に楽しい芝居」であります。
この稽古に稽古ピアニストとしても参加しています。
こんなに極端なコントラストのある作品に出会うのも面白い体験です。
本番は、この夏に弾いた、パルコ劇場でのSunday in the Park with Georgeと同様に、7人くらいの小編成のバンドで演奏することになっています。(前回は指揮者付きのオーケストラ)
Sunday〜は譜面上も、舞台装置や芝居との絡みも含め、非常な難曲であったこともあり、指揮者の存在が不可欠でありましたが、SHE LOVES MEは、指揮者は存在せず、僕が鍵盤を弾きながらその役割も半分担うことになっています。
昨年日生劇場でやったベガーズ・オペラという公演や、たまたま、このブログの記事には残っていたけど、フィリッパ・ジョルダーノの公演や、ザ・キッチンというミュージカルの公演でも経験したことで、気づいたらけっこうこういうことをする機会が増えてきたということかな。
キャスト、スケジュール、チケット情報などは、公式サイトで参照して頂くとして、この記事のタイトルの最後のフレーズ、「何という奇遇」ことに触れて、実に久しぶり(爆)の記事投稿を終わろうとおもいます。
1997年と、1999年には、やはり東宝ミュージカルの、42nd Streetというタップダンスのブロードウェイミュージカルに、僕は「稽古ピアニスト、オスカー」役で衣装を着て舞台で出演して弾いていました。
そこに、ジュリアン・マーシュという演出家の役で、少年隊の錦織一清氏が出ていて、ジュリアンは、そこかしこで、「オスカー、弾いてくれ!」という台詞を僕に投げかけたものです。
その虚構の舞台で起きていたことが、10年の月日を経てなんと、現実の舞台で実現したのです。
こういう筋書きはたぶん世界的に見てもすごく珍しいことだと思います。
だから、僕の呼び名は普通白石准か、CHICAGOやCandide(おっと、2001と2004の宮本亜門演出版ではずっと稽古ピアノ弾いていたのにこのブログでほとんど記事にしてなかったことに気づいた(爆))に関わったひとからは、じゅに〜にょと呼ばれているのですが、今回は、公式名オスカーと呼ばれています。
だから、十年前は台詞で言われていたことが今は現実の稽古で同じ言葉が飛んできます。
ゆえに、たぶんプログラムのスタッフ欄にも稽古ピアニストは、オスカーという名前で記されることになるかもしれません(爆)
このウェブサイト(ブログじゃないページは今ほとんど化石化しつつあるが)を立ち上げたのは、97年の5月でした。
そして初めてオスカーをやったのは、その年の12月。
大挙してこのサイトにいろんな知らない人が押し寄せたこと(ブログはもとより、掲示板もまだ無い時期だから、サイトを見て、メールが毎日来ていた)がありましたし、錦織一清(ニッキ)氏のファンの人が僕の普通のクラシックのコンサートにも訪れてくださったりしたこともあったし、ニッキちゃんは、その時期、ある雑誌で僕のサイト(当時のURLは違ったけど)を紹介してくれたりしました。
だから、もしかしてその当時の公演を観た方たちがこの芝居を観たら、「その後のジュリアンとオスカー」って感じに感慨をもって観てくれるかもしれませんね(爆)
まあ客席はほとんどものすごく若い世代が占めるだろうからそういう方々は少数派でしょうが、、。
第一、僕に習っている最近の人たちも42nd Streetの時の僕を観たことある人自体、皆無だと気づいた(爆)。
10年一昔とはこのことだ。
そして、偶然と言えば、前回このSHE LOVES MEの上演時、ヒロインをやられていたのが、涼風真世さんでした。
そう、くだんの42nd Streetのヒロイン、ペギーを演じていらっしゃいました。
キャストはぐんと、若返っています。
お話をすると、キャストによっては、僕の歳は親やそれ以上だったりするので(爆)、なんとか、最後まで無事に彼らが、喜びを持って公演を打ち上げられるように、臨みたいと思います。
植草克秀さんをはじめとする他のベテランの俳優さんたちもとても味があって稽古場は笑い声が絶えません。
その震源地は、演出家のニッキちゃんなのですが、どうしてこんなに面白いことを思いつくかなという、ミュージカル・コメディの王道を行くアイデアの引き出しの多さに、そうだよ、真面目に取り組むのは当然だけど、もっと笑って良いのにという、こういうジャンルの作品へのアプローチに新しい(あるいは原点の)光が当たることが出来たら良いなと、for the 一座の気分で毎日通っています。
そろそろ知り合いに宣伝しようかと思っていたら、劇場が帝国劇場や日生劇場とは違い、それほど大きくないので、さっき公式サイト見てたらもうあまり残りはなさそうですね。
あうぅ。
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いつだったか、酔っぱらって作った自作品(“どんぐりと山猫”と“セロ弾きのゴーシュ”)のジャケットの画像を知らない間に投稿し、それを投稿したかも忘れていました(爆)最近人に指摘されて気づいたくらいですが、どうぞまだ聴いてない方々はよろしくお願いします。投稿日付は最初に投稿したときのままにしておきます。
携帯よりもコンピュータで見た方が良いかも知れません。
2009/11/18
バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件
やめてけれ!
この記事で、思い出していたけど、気になっていたんだ。
この世の中で「やめて欲しいこと」というのはいろいろあるが、じゃ、正義はなんなんだと思うと、立場が違えば両方とも、錦の御旗を掲げているから戦争も起こる。
しかも、神様が関わっていたらなおさらやっかいなんだが、やっぱり神頼みになることもあるね。
今聴くと、この歌詞なかなか深いかも。
それはそうと、今までYouTubeの動画をここに貼り付けていた記事はたくさんあるけど、それって直接携帯電話からブラウズすると、見られなかったというのは最近気づいた。
URLから入ると見られるものは見られるわけだから、今回はURLも記述してみます。
再生すると音楽が鳴りますので状況に寄っては覚悟の上クリックしてください。
(曲は、左 ト全「老人と子供のポルカ」)
http://www.clipta.com/_Hilarious_Funny_Animal_Compilation_Video_Clips_Cats_Dogs__v112342401
アメリカン・じゅに〜にょ・ファッション・クロニクル1950〜2000
J.P.S.2009年9月のコンサート(再再再投稿)

経緯は、公式ページにあります。
アントニオ氏は、数年の間東京交響楽団に在籍していましたが、このたびスペインにお帰りになりました。その最後の演奏会がこれでした。
楽しい一夜でした。
次回は通常通り三人で、2010/3/25 Thu.です。
“セロ弾きのゴーシュ”と“どんぐりと山猫”岡山ツアー
去る9月中旬、山猫合奏団は、チラシにあるとおり、チェロの大島純氏の故郷である岡山県津山市を中心とした、岡山ツアーをやってきました。詳細は、以降の文中にリンクされている山猫合奏団の公式サイトにありますので、そちらをクリックして参照してください。
まずは勝央というところのホールを皮切りにまず“セロ弾きのゴーシュ”を4人でのフル編成で、
翌日も同じ場所で別企画で“どんぐりと山猫”を、チェロのオブリガート付きの初演ということで演奏しました。
どちらも、今までにない試み(演出上や、後者は新たに作曲したチェロパートの追加による改訂新作と言ってもよい)があって、新鮮でした。
しかしながら、この記事は、8/17に9月のイヴェントの告知記事としてもともと投稿されたものを今書き換えていますが、当時、
勝央での“セロ弾きのゴーシュ”では、猫に所望された「トロメライ」(not トロイメライ@ロベルト・シューマン、but トロメライ@ロマチック・シューマンをアンコールで聴かせられるように作ろうと思ってますが間に合うでしょうか。
と表明していましたが、今回もそれは叶いませんでした。それはまた次回ということで、、。
そして、チラシにあるように、12日と15日の間、13日は前述の様に“どんぐりと山猫”でしたが、14日は、津山市近辺で一日三ヶ所で、午前は福岡保育園、午後は二年前にも訪れた作陽保育園、夜には西苫田(とまだ)公民館で、順番に“セロ弾きのゴーシュ”、“どんぐりと山猫”、“セロ弾きのゴーシュ”と演奏してきました。
この三公演のうち、“セロ弾きのゴーシュ”に関しては、山猫合奏団結成以来初めて女性によって動物たちが語られました。
彼女の名前は、宇夫方 路(うぶかた みち)さん。
そうです、我らが山猫合奏団の、普段は制作を担当している方で、もともと役者であり、同時に沖縄舞踊の先生でもあり、彼女の父君は、我らが山猫合奏団のCDなどのジャケットの絵を描いてくださっている宇夫方隆士さんなのです。
非常にのどの強い張りのある声で、熱演してくださいました。
前述のリンク先に説明がありますが、初日からこれですべての公演でいままでにやったことのない試みがなされました。
最終日(15日)は岡山駅前まで移動してきました。
この地はかつて、十年くらい前まで、八月に、トランペットの津堅さん夫妻などとオリエント美術館にピアノを持ち込んで毎年コンサートを10年間くらいやってきた場所であり、ミュージカルの公演で長い間逗留することを別にすれば、東京や神奈川以外でもっともたくさん単発の演奏会に出たのは岡山県ということになると思います。
この日は、初日と同じようにメインは“セロ弾きのゴーシュ”だったのですが、楠氏が初日を終えて、二日目以降は所属している劇団あとむの公演で離脱していたので、三人編成のヴァージョンで演奏しました。
開演前には僕が大学時代お世話になった先生との数十年ぶりのサプライズ再会があったり、岡山県在住の親友が来てくれたり僕にとってはアウェイな感じがまったくなかった公演でした。
全公演通じて編成の関係で語り手の高山正樹はすべて語る場所が違っていて大変だったとは思いますが、既存の作品を別の光を当ててみたという新しい経験を積むことができました。
新たな作品を作曲する機運がもりあがってきました。
すべての公演でお世話になったスタッフのみなさん、聴衆のみなさん、遅くなりましたが、ありがとうございました。






★来る12/12から1/31まで、東京の日比谷(有楽町)にあるシアタークリエにて上演される東宝ミュージカルSHE LOVES MEにコンダクター・ピアニストの職務で参加します。公演の詳細は、

